二千七十八(うた)1.成功は事案の努力度であり属人ではない、2.日本には人種差別者が多い
壬寅(西洋野蛮歴2023)年
八月二十八日(月)
Vivantと云ふテレビ番組がある。半沢直樹を演じた堺雅人が主人公、半沢直樹の演出担当が原作と演出。第二の半沢直樹を期待したのに、期待外れだった。
まづあらすじがめちゃくちゃだ。裏切りやその裏切りが続出する。悪の親分は主人公の父親だ。まづ父親が外国のテロ組織の親分になることが不自然だ。組織の一人が大金を組織にもたらし、表彰の賞品は仲間の死体で、大金をごまかしたことを追及される。そんなやり方で組織を保てる筈がない。
この番組の更に悪いところは、中央アジア人を劣等に描くことだ。日本大使におどしを掛ける現地国の公安関係者は、狡猾で傲慢な態度で、外国に対しあんな態度を取る筈がない。
といふことで、脚本の書きたい放題と、演出の劣悪放題がひどいので、一回、二回、六回の一部を見ただけで中断した。ここで思ひ出すのは、山田洋二さんの試写会だ。寅さんシリーズを期待すると、大きな落差となる。同じやうに半沢直樹を期待すると、大きな落差となる。
日露戦争で日本が勝ったのは、ロシア国内の共産主義勢力に資金を提供し帝政ロシアを弱体化させたり、日本の戦争債を欧米に買ってもらったりと、大変な努力の賜だった。決して日本だから勝ったのではない。同じやうに、寅さんや半沢直樹が成功したのは、大変な努力があったためだ。決して個人がゐるからではない。
ここまでが、今回の特集だった。ところが本日「西村京太郎トラベルミステリー64 仙台・青葉の殺意」の再放送があった。前にも見たが、内容を完全に忘れたので一部だけでも見ようとして、欧米人男女が無銭宿泊しようとするところで切った。翌日逃げるところに、十津川が出くはし捕まへるが、ホテル経営者が次に払ってくれればいいのです、と逃がす。
---------------------------ここから(歴史の流れの復活を、その四百五十五)---------------------
イギリス植民地下のインドではあるまいし、こんなでたらめの白人崇拝番組は初めてだった。山田洋二さん試写会は近所の娘の結婚相手が北欧人と云ひ、Vivantの中央アジア人の醜い描き方と云ひ、西村京太郎トラベルミステリーの白人無銭宿泊男女崇拝と云ひ、人種差別がひどすぎる。
古くは大江健三郎が黒人を醜く描いたし、船橋洋一の英語公用語は白人文化崇拝と云ふ人種差別だ。
成功例 多大努力の成果にて 人国企業西洋に属することは絶対に無い
反歌
欧米のすることだけが正しいと思ひ違ひが最近多し
反歌
バイデンに云はれジェンダーアイデンはアジアアフリカ南米と違ふ(終)
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