二千二十九(うた)(モリカケ柳河桜藪黒トリー敗カルト債放、二百五十八)旧安倍派のごり押しを許すな
壬寅(西洋野蛮歴2023)年
六月十七日(土)
山口県は、旧四区が新三区に編入された。安倍が死んだあと、旧四区は補選に立候補者が出なかった。当然である。新三区は外相の林さんがゐるからだ。自民党は最初、安倍の奥さんに短期間やって貰ふことを画策したが固辞された。立候補者の出ないまま、最後に市議が立候補した。
そんな経緯があるから、編入されれば林さんが新三区の公認候補になるのが普通だ。それなのに旧安倍派がごり押しをして、テレビ朝日のホームページによると
自民党は、(中略)中国ブロックの比例代表とすることを決めました。
ただ安倍派としては、執行部に対し、「吉田氏を中国ブロックの当選圏内とすること」また、「次回以降はコスタリカ方式も含め新3区の公認を協議する」ことなどを提案し、了解を得たという事です。

こんなごり押しを許してはいけない。世の中には適正価格がある。次が無いことが判り誰も立候補しないのに立候補した元市議は、市議に戻ることが適正価格だ。

六月十八日(日)
一連のLGBT騒ぎで明らかになったことは、旧安倍派は政策とは無関係の集団だ。強硬推進派と強硬反対派が混在するなんて、常識では考へられない。その理由は利権集団だ。最大派閥ともなれば、政治献金も膨大だらう。
岸田政権が、維新の会や国民民主党と組んだことは、大成果だ。これは今後、役立つ。この成果は岸田政権のものだ。萩生田なんかに持って行かれないやうに。その為には、萩生田を政調会長から外したほうがいい。萩生田が、モリカケ柳河桜藪黒トリー敗カルト債放の是正に取り組むなら別だが。
尤も、落選中は加計学園から給料をもらひ、カルト騒ぎでは自民党で一番関係が深かった。そんな男と、維新の会や国民民主党が組むとは考へられないが。
政策の為に集まる組織なら大歓迎だ だがしかし 私利や私欲や お友だち優遇の為の 組織なら解散をして二度と作るな

反歌  商売で政治屋をやる寄生虫自社対立の後現れる

六月十九日(月)
NHKのホームページに
自民 萩生田政調会長 「地方感覚に欠ける総理官邸」と指摘

が載った。
自民党の萩生田政務調査会長は鹿児島市内で行われた会合で「岸田内閣は一生懸命やっているが、1点だけあえて批判するとすれば、地方の感覚に欠けている総理官邸だ」と述べました。

ここで注意すべきは、鹿児島市内での講演だ。東京で講演すれば大都市の感覚に欠けてゐる、カルトで講演すれはカルトの感覚に欠けてゐる、給料をもらった学園で講演すればお友だち依怙贔屓に欠けてゐると、発言するのかも知れない。
萩生田が上を目指すなら、モリカケ柳河桜藪黒トリー敗カルト債放の原状復帰を行ふべきだ。

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六月二十日(火)
一連のLGBT騒ぎで、一番正論なのは立民党の安住さんだ。FNNプライムオンラインによると
安住氏は記者団に対し、(中略)「日本人がわからない英語を法律に書き込むなんて恥ずかしい話だ。日本の法律史上、まれに見る汚点だ」と強調した。
また、江戸の時代の蘭学医、杉田玄白の「解体新書」を持ち出し、「解体新書の時から、日本人は海外の言葉を頑張って日本語に改めてきた。杉田玄白に恥ずかしい」と述べた。

そのとほりだ。一方で、一番駄目な発言をしたのが旧安倍派の稲田である。福井新聞のホームページによると
稲田朋美氏、LGBT法は「“インフラ整備”の法律」 法成立の意義、国会で話題の女性施設の議論は…独自インタビュー

といふ見出しで
「性的少数者に関連する初めての法律。ただ急進的な内容ではなく、さまざまな課題を議論をするための理解を深めるという、いわば“インフラ整備”の法律だ」

そもそも超党派の議連で結論を出すときに、自民党が受け入れられる内容にしなかった責任は重大だ。しかも自民党は法案を変更し、更に維新と国民民主の案に変更した。二度の変更と議連案が否決されたことを棚に挙げて、自分の手柄みたいに話すのは不誠実だ。

六月二十一日(水)
稲田は、自身が参画した議連案に反対票を入れた。このこと自体は、自民党所属として許容範囲だ。しかし自民維新立民案を、インフラ整備の法律だと自慢することは許容限度を超える。元の案は、稲田の発言にあるやうに急進的な内容だった。それを変更したことの説明が、インフラ整備の法律だ、では不誠実だ。
稲田に限らず旧安倍派は、政策がない。安倍も、保守派の重鎮西尾幹二さんから、憲法改正を出したり引っ込めたりしてゐると批判された。自己利益のためなら、政策なんて何でもよかった。そしてつひに、稲田が現れた。
稲田は否だ、と冗談を言ってゐる場合ではない。この状態を乗り越えるために、政策別に三つか四つの派閥に分かれるのがよい。

六月二十二日(木)
西尾幹二さんと西部邁さんの論争は、世間の注目を集めた。西部さんが、アルカイダによるアメリカ同時多発テロで、アメリカを批判したときに、西尾さんが他人の不幸を題材にしたことを批判した。西部さんは、西尾さんだってアメリカは嫌ひな筈なのに、と発言した。そして長谷川三千子さんは西部さんに賛成した。
つまり保守派の重鎮三人が反米だった。ところがその後、拝米保守と云ふ奇妙な連中が現れた。葛西と安倍である。そしてマスコミまでここ十五年で拝米になってしまった。そんなときにアメリカでは、大統領がトランプからバイデンに変はった。今度はリベラルだとばかり動いたのが、安倍と稲田だった。

六月二十三日(金)
稲田の「急進的な内容」発言は重大だ。本人が参画した法案は急進的だった。もし稲田が、議連の法案のことを云ったのではないと言ふなら、議連法案はどう云ふ理由で急進的ではなく、また稲田が目指すべき目標(急進的ではなく漸進的に)はどこなのかを示すべきだ。稲田は、急進的ではないとした。漸進的でも目標地点は変はらない。

六月二十四日(土)
安倍存命中に、高市の入会に強く反対したのが稲田だった。安倍に直接電話をした程だった。そこには政策上の差はない。あるのは嫉妬心だけだ。
モリカケ柳河桜藪黒トリー敗カルト派(安倍派はマスコミが勝手に呼ぶだけで、安倍亡き後は不適切だ。小生は旧安倍派と呼んできたが、今回から安倍存命中の汚点を正すことが残された人たちの使命なので、モリカケ柳河桜藪黒トリー敗カルト派と呼ぶことにした)は、安倍が果たせなかった高市加入を実現するとよい。

六月二十五日(日)
参議院の世耕さんは、参議院議員のまま首相を目指す方法がある。これは国民が注目する。衆議院を解散するときは、自身が衆議院に移らないと世間を納得させられないからだ。解散しなければ参議院のままでよい。
とは云へ、衆議院に基盤が無いのは欠点だ。ここは高市さんと組み、保守派に人気がある高市さんで衆議院へ基盤を作るとともに、参議院をまとめる。

六月二十六日(月)
小泉純一郎が、田中眞紀子さんと組んで自民党総裁選に勝利したやうに、世耕さんが高市さんと組めば大人気となる。尤も小泉は、自分の地位が危ないため眞紀子さんをすぐ切り捨てたが。世耕さんは、そんなことをしてはいけない。
高市さんも、これを足掛かりに首相の道が見えて来るから、悪い話ではない。(終)

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