千九百九十五(うた)(モリカケ柳河桜藪黒トリー敗カルト債放、二百五十一)アメリカは戦争を望んでゐる
壬寅(西洋野蛮歴2023)年
四月十九日(水)
二週間ほど前に、ロシアとウクライナの死傷者が膨大な数になったことが報道された。そしてその原因として、アメリカなどのウクライナ支援があるとした。一昨日は、アメリカの軍艦が台湾海峡を通過した。その前に台湾総統の訪米があった。
この三つを繋ぎ合はせると、アメリカは中国との戦争を望んでゐるとしか、考へられない。まづロシアを弱体化させる。そのあと台湾海峡で、中国と紛争を起こす。日本が軍備を増強するのはこれからだから、開戦はそのときだらう。
アメリカはハワイや本土に被害が無い。しかし巻き込まれた台湾と日本は、大変なことになる。葛西と安倍の低級理論に従ってはいけない。

四月二十日(木)
膨大な死傷者数で判るやうに、アメリカはウクライナのことを考へてゐない。台湾問題も同じだ。台湾の為ではなく、中国と戦争をやりたがってゐる。だから台湾総統を訪米させたり、アメリカの軍艦が台湾海峡を通過したりする。
アメリカはソ連崩壊ののち、世界を支配してきた。一旦その地位に就くと、それを離れることができなくなる。移民地域が世界を支配してはいけないし、人口比でもアメリカが世界を支配してはいけない。人類史上最悪の戦争悪魔、トルーマンとマッカーサを出してしまったのもアメリカだ。そんな地域が世界を支配することは、地球の異常状態だ。そして地球は今、滅亡寸前になった。

四月二十一日(金)
最近、良寛を特集することが多い。図書館で「良寛」を検索したところ岩井秀一郎『多田駿 傳 「日中平和を模索し續けた陸軍大將の無念」』が出て来て、現在特集を組んでゐる(うた(五百三十四)へ)最中だ。
多田駿は参謀本部の次長を勤め、陸軍大臣にも内定したが東條派の巻き返しで取り消された。陸軍三長官会議で決定した人事が取り消されたのは、前にも後にもこの一度だけだと云ふ。
その多田は、東條が陸相のときに現役を引退させられた。戦争の始まる二ヶ月前だった。東條は、自分に従ふ人間しか使へない狭量な男だった。総力で戦はなくては駄目なのに、戦争に負けるのも当然だ。第一の敗戦責任である。
そんな東條に、岸信介は気に入られた。東條内閣で商工相を勤め、敗戦が濃くなると国務大臣兼軍需次官を勤めた。軍需相は東條の兼任である。つまり、二重に東條の部下だった。よほど気に入られたのだらう。先の敗戦は、工業力と燃料原料不足が原因だから、岸は第二の敗戦責任である。
そんな岸を、安倍は尊敬すると云った。米中が紛争になれば、台湾と日本が戦場になる。おそらく米中は適当なところで停戦、台湾と日本は焼け野原と瓦礫の山になる。安倍が第二の敗戦責任になるかの分水嶺だ。正しく云へば、第二敗戦の第一責任だ。

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四月二十二日(土)
焼け野原瓦礫の山は誰のせい昔陸軍今葛西安倍
焼け野原瓦礫の山は誰のせい昔陸軍今米国か
焼け野原瓦礫の山は誰のせい昔陸軍今旧安倍派
焼け野原瓦礫の山は誰のせい昔東條今岸遺伝子


四月二十三日(日)
これらは、「昔陸軍今総評」と云ふ昭和四十年代まで流行した語の本歌取りだ。歌ではないから本語取りかな。今では、知る人が少なくなった。
その総評解散が目前に迫ったとき、太田薫(合化労連)、岩井章(国労)、市川誠(全駐労)の総評三顧問は、労研センターの名で活動を始めた。諏訪市で労研センターの大会があり、参加者は三顧問を含めて全国から百人。小生も参加した。
いっしょに参加したSさんはその後、マスコミで有名になった。ところがこれで慢心を起こし、全労協を脱退して連合に行った。更に、Tと云ふ怪しげな男に引き摺られ、JR東労組(JR総連)と共闘を始めた。その数年前に、習志野市の市議でトップ当選を繰り返すKさんを市長選に立候補させ、しかし落選したときTは「うまく行かなかった」と発言したので、この計画はTが主導したことが分かった。Tは後に女性スキャンダルを週刊誌に書かれた。JR東労組と共闘を初めたとき、なるほど国労元書記Kさんを市長選に立候補させたのは、JR東労組に自分たちを高く売るためなのかと分かった。Sさんもかつて国鉄争議全国支援団長だから、これは高く売れるはずだった。ところがその後、JR東労組そのものが駄目になった。
マスコミで有名になると、堕落する。いろいろな勢力も群がる。そしてマスコミから捨てられる。さう云へば、Kさんの奥さんが社民党から国会議員に立候補したこともあったが、社民党職員を除くと最下位だった(比例区では、立候補者から最下位者を出さないため、職員が一人引き立て役として立候補した)。結局、Kさん夫妻もTに捨てられたのだらう。さう云へば、森友学園理事長夫妻は安倍に捨てられた。
Kさんは客貨車区が担当で、上が国労だと下も国労になると話された。そのときは気付かなかったが、検査長、検査係、検修係だとか、操車係、構内指導係、構内係のことだ。

名言の昔陸軍今総評 今知る人はごくわずか 昭和四十年代は革新知事を全国に誕生させた原動力に

(反歌) 社会党を総評のほかも支持二つ新産別と中立労連
労働四団体の中で、同盟だけが異質だった。そして総評に、新産別と中立労連はなびいた。小沢さんの進めた旧民主党政権は、この流れを復活させたかに見えた。しかし旧民主党内に潰した人がゐて、そして安倍追悼演説を行ったノダった。モリカケ柳河桜藪黒トリー敗カルト債放を無視して。

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四月二十四日(月)
昨日は衆参で五つの補欠選挙があった。自民党が四議席、維新の会が一議席。立民はまったく存在感が無かった。泉の責任だが、安倍追悼演説で党の存在感を無くした野田の責任でもある。泉は代表を辞任、野田は離党。その上で安倍批判の先進となるべきだ。とにかく立民は存在感が居ず身だ。
<泉さんの英語教室>
泉:Is Me?(イズミ? 文法が変だが日本語訳:私は居ますか?)
泉を除く全国民:No、Your body isn’t.(日本語訳:いいえ、居ず身です。)

四月二十五日(火)
泉さんが代表を続ける方法もある。野田を切ることだ。離党してもらふのが一番よい。最高顧問を辞任してもらふのでもよい。辞任しないときは、最低顧問に就任してもらふのがよい。最高顧問は上から、最低顧問は下から大局を見る。重要な役目である。
安倍の問題点は、政策上の相違ではない。モリカケ柳河桜藪黒トリー敗カルト債放だ。それなのに野田は下手な三文芝居で、政策上の相違を装った。野田を切れば、立民党は国民から注目される。

四月二十六日(水)
岸田内閣は、反安倍の林さんを外相に起用するなど、発足当時は人気があった。国民の期待だ。しかし安倍が死んだあと旧安倍派への配慮をし過ぎて、不人気が続いた。FNNの世論調査では、四月は八ヶ月ぶりに「支持」が「不支持」を上回った。FNNは旧安倍派に近いので、質問のやり方など信用はできないが、参考にはなる。
支持の理由は、「ほかによい人がいないから」が最も多く、46.8%だった。これは立民党の責任だ。野田を最低顧問にして、国民の耳目を集めよう。野田が渋る時は、最悪顧問でもよい。
このままでは居済みになってしまふ。此の世に存在する意味が無くなったと云ふ意味だ。さうならないために、反安倍の先鋒となるとよい。(終)

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