千九百八十五(うた)(モリカケ柳河桜藪黒トリー敗カルト債放、二百五十)小西さんのサル発言に怒る人は変だ
壬寅(西洋野蛮歴2023)年
四月六日(木)
猿のことを猿と云っても、事実だから怒らないだらう。人のことを猿と云っても、事実とかけ離れるから怒らないだらう。人以下の人を猿と云ったら、これは怒る。今回のサル発言でさう思った。
まづ、発言から紹介すると
立憲民主党の小西洋之参院議員は29日、週1回の開催が定着している衆院憲法審査会を念頭に「毎週開催は憲法のことなんか考えないサルがやることだ」と批判した。参院憲法審の幹事懇談会後、記者団に語った。「何も考えていない人たち、蛮族の行為だ。野蛮だ」とも述べた。
(産経新聞のホームページより)
今回の件は、高市を追い込んだ小西さんに、江戸の敵を長崎で討つとばかり反撃した。自民党が反論するのは構はないし、憲法問題に意見を持つ与野党が批判するのも、これは構はない。しかし立民党内には、安倍を批判しない勢力が存在するノダから、その人たちが発言を批判してはいけない。立民党の存在感がますます居ず身になってしまふ。

四月七日(金)
平成三(1991)年に、桃井かおりの「馬鹿が多くて疲れません?」といふテレビCMがあった。中には「あ、私のことだ」と思ふ人がゐたかも知れない。しかし見栄を張って、普通は平静を装ふものだ。それなのに抗議した人がゐた。猿発言も同じだ。人間なのだから、鷹揚に構へれば済む話だ。怒った人は、半人、猿人、類人猿の疑ひがある。
そもそも今回の発言は、オフレコださうだ。それを公表した人の報道責任はどうなるのか。報道機関解雇くらいはすべきだ。報道界失格なのだから。
或る派閥馬鹿が多くて疲れるか或いは猿が多くて疲れる
今の歌歌では無くて狂歌かな狂歌作りは今日限りとし


四月八日(土)
産経新聞のホームページに
小西氏サル発言は「憲法審での謝罪必要なし」立民・杉尾氏

が三日前に載った。
参院憲法審査会で野党筆頭幹事に就いた杉尾秀哉参院議員(立憲民主党)は5日、前任筆頭幹事の小西洋之氏(同)の「サル」発言について、憲法審の場で撤回や謝罪を行う必要はないとの認識を示した。「発言自体が憲法審の中での話じゃない。その後のぶら下がりのオフレコの場の発言だ。憲法審の場で謝罪とか、そういうふうにしなければいけないということではない」と述べた。

正論である。それよりオフレコを公開した報道界失格者の処分はどうするのか。

四月九日(日)
本日は統一地方選だ。立民と維新の、どちらかに投票しようと予ねて思ってきたが、県議選は立民に決めた(市議選は立民優勢なので、票を有効に使ふため別の候補にした)。小西発言の威力である。否、小西発言が袋叩きにあったことへの反発である。袋叩きがなければ、小生もやや批判する側だっただらう。
マスコミの異常な反応が原因だ。マスコミ、リベラル、旧安倍派はやり方がそっくりだ。反対意見を無理に排除する。ヒトラーのお友だちなのだらう。
無理やりに異論を排除 マスコミとリベラルと安倍酷似する LGBTそしてまた防衛問題 根底に拝欧米の属国根性

(反歌) 秋津洲独立国で文明はアジアに属すそれな忘れそ
なぜ突然文語にするのか、と云はれさうだ。「な忘れそ」は「止まれ見よ」と同じで、国民的表現である。

四月十日(月)
奈良県知事選で、高市の総務相時代の秘書官が維新に敗れた。スポニチのホームページによると
前回まで自民県連の推薦を受けていた現職・無所属の荒井正吾氏(78)も5選を目指して出馬し、自民の支持が一部流れる事態となった。
保守色が強いとされる奈良県での維新勝利は、(中略)自民にとっては痛すぎる敗北。政界関係者「県連会長として候補をまとめきれなかった高市氏に対して責任を問う声が上がるのは必至だろう」と語った。

反安倍ののろしが、全国で上がり始めるだらう。
派閥内権力維持に外部から総裁候補擁立し だが後ろ盾失ふとその元候補党内の地位が危うくのろしの初め

(反歌) 県連の会長及び閣僚の地位が霞むはのろしのためか

四月十一日(火)
東洋経済のホームページによると
荒井氏は(中略)参院選奈良選挙区に出馬して初当選、参院1期目の最後に知事に転身した人物。参院時代は宏池会(現岸田派)に所属したことで古賀誠元幹事長の腹心となり、「運輸省のドン」と呼ばれた二階俊博元幹事長ともきわめて親しい関係だ。
荒井氏は出馬表明に先立ち昨年末に二階氏と会談した際、「ぜひ頑張ってほしいと激励を受けた」と吹聴。古賀、二階両氏を後ろ盾に、県連の平木氏推薦をひっくり返そうと、水面下で党本部に働きかけ、茂木敏充幹事長や森山裕選対委員長も「どっちつかずの態度」(自民選対)を決め込んでいるとされる。

投票前の記事だが、今でも当てはまる。

四月十二日(水)
高市の総務相時代の秘書官を、立民党奈良県連が支持したのだから驚く。高市の総務相時代を追及する一方で、県連が当時の秘書官を支持では、整合が取れない。立民党奈良県連は処分しなくてよいのか。今回の統一地方選で、維新の会が伸びたのは、立民への批判票だ。
そして、オフレコ発言を公表したマスコミ記者を処分しなくてよいのか。

四月十三日(木)
維新の会は勘違ひしてはいけない。立民に半安倍、半高市みたいなのが存在するので、国民は維新の会に期待した。その維新の会が、半安倍、半高市になってはいけない。
維新後に 松陰晋作玄瑞や小松西郷世を去りて 残る人たち国を亡ぼす

(反歌) 有朋は参謀本部の権限を高めて遂に国は亡びる
(反歌) 敗戦の有朋および信介を安倍は尊敬共通点が(終)

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