千九百七十六(うた)(モリカケ柳河桜藪黒トリー敗カルト債、二百四十八)欧米の猿真似
壬寅(西洋野蛮歴2023)年
三月二十五日(土)
東洋経済のホームページに泉宏さんの
同性婚に慎重な岸田首相が「LGBT法」成立は急ぐ訳
自民党の保守派は反発、政局の新たな火種

が載った。LGBT法案は、安倍派の稲田、下村らが進めた。あれは、現代の薩長連合で自民党内を驚かせ、安倍が首相に返り咲く筋書きだらう。その証拠に、ほとぼりが醒めた頃に、安倍(生前)は下村を会長代理、稲田を事務局長に任命した。
旧安倍派は、アメリカの猿真似を保守と勘違ひする人たちと、過去からの流れに沿ふ人たちがゐる。LGBT法案は、前者の人たちが起こした。
かつて、派閥は自民党に合流した各政党(合併時は自由党と日本民主党だが、その前の改進党、国民協同党なども)の名残りで、政策に差があった。ところが今の派閥は、利権集団だ。
西洋野蛮クラブで評価されたい岸田と、旧安倍派の猿真似集団の意見が一致した。これが真相ではないのか。

三月二十六日(日)
かつて派閥は悪と見做され、党を中心とするやう努力を続けたこともあった。ところが野田のせいで与野党交代が出来なくなった。そのため首相の暴走を抑へるため、派閥の効果が現れた。
しかし今回は、安倍の暴走に悪用されたのだから、旧安倍派は逆効果だ。今こそ旧安倍派は、二つに分かれる時機だ。
派閥には本来悪い働きが しかし野党が働かず代はりに派閥役に立つ だがモリカケや柳河桜藪黒トリー敗カルト債放起きたため 大きな派閥二つに割らう

(反歌) 今日からは最後に放が加はった放送法の捻じ曲げ事件
このページの表題にもが加はった。

三月二十七日(月)
二十四日のテレ朝のホームページによると
参議院の予算委員会で高市大臣はきょうも、自身に関わる4枚の文書について、「ねつ造」であると答弁しました。
野党側は、「保身のために部下を売り飛ばすようでは閣僚としての任に耐えられない」として、罷免を求めました。

高市のやってゐることは、総務大臣時代の部下を売り飛ばす行為だ。悪質極まりない。安倍が森友学園問題で、理事長夫妻を切り捨てたのと同じだ。加計学園問題で、元文部科学政務次官を切り捨てたのと同じだ。黒川問題では国民を切り捨てやうとした。敗戦責任では岸信介を持ち上げることで膨大な戦死傷者と被害を切り捨てた。カルトでも国民の財産を切り捨てた。
高市はイマイチから、安倍のイマ百を超えてイマ千になったと前に書いた。今回はイマオクだ。なかなか語感がよい。発言内容は悪いが。

三月二十八日(火)
経団連のホームページによると
定例記者会見における十倉会長発言要旨

として
経団連は、多様性こそ社会活性化の源であるとの基本認識から、「企業行動憲章」において「すべての人々の人権を尊重する経営を行う」(第4条)、「多様性、人格、個性を尊重する働き方を実現する」(第6条)と謳っている。先日の訪米の折、政府要人から日本の政策について問われ、日本では、LGBTQへの理解を増進する法案がこれから国会で議論されようとしていることを説明した。各国でLGBTQへの差別禁止や同性婚の法制化が進むなか、そのような応答をするのが恥ずかしいくらいであった。今般、超党派で取りまとめられたLGBT理解増進法案が速やかに成立することを期待したい。

LGBTを国内の問題として議論するなら賛成だ。安倍派と野党の数合はせなら反対だ。経団連会長の発言で、裏が分かってしまった。アメリカの圧力だった。旧安倍派は、拝米猿真似派とその他に円満分裂したほうがいい。政策が無い派閥は異様だ。私利私欲既得権そのものだ。

三月二十九日(水)
日本経団連の長が、アメリカ高官に云はれてLGBT法案を推し進める。これでは売国奴、国賊だ。世界中の笑ひ物だ。
アメリカがそこまでLGBT法案を押し付けたい理由は、世界に日本は欧米文明側だと見せつけたいのだ。ソ連崩壊の後に、アメリカの狙ひは欧米野蛮文明の押し付けへ移った。地球温暖化で、欧米野蛮文明の旗色が悪くなった。ここで日本は欧米側だと宣伝したいのだらう。
しかし日本経団連の会長にまで圧力を掛けたことが分かってしまっては、宣伝にならない。もし日本で法律が成立しても、アメリカ高官が圧力を掛けたためですと云へば済む話だ。世界各国は、日本の二の舞にならないやう注意するだけだ。
日本は世界中の笑ひ物だ。さうならないやう、今回は法律を見合はせたほうがいい。

三月三十日(木)
日本がこんな情けない状態になったのは、米ソ冷戦が終結して総評と社会党が消滅してからだ。とは云へ、諸悪の根源は敗戦責任の東條岸らだ。そして安倍は岸を尊敬すると発言した。
LGBTと並んで、もう一つアメリカの圧力があった。台湾を巡る米中戦争に日本を参戦させることだ。葛西と安倍の低級理論に乗ってはいけない。日本列島を再び焼け野原、瓦礫の山にするな。乗っていいのは、葛西亡き後の東海道新幹線だ。

三月三十一日(金)
アメリカは、戦争を望んでゐる。台湾総統の訪米ではっきりした。今ならまだ勝てると見込んだのであらう。日本はアメリカの空母になってはいけない。空母が沈没しようと大破しようと、アメリカ本土やハワイに被害はない。
これは真珠湾攻撃前と同じだから、中国は挑発に乗らず、台湾との交流を進めるとよい。地球の癌細胞アメリカ(United Cancers of America)には困ったものだ。

四月一日(土)
今回の台湾総統訪米は何が原因だらうか。四年前に、台湾は同性婚を合法化した。その延長と見るべきだ。一旦欧米文明に屈すると、どこまでも引き摺られる。
とは云へ、台湾も親米派と親中派が混在する。戦争になったら、ウクライナみたいになる。ウクライナの戦争は周辺国を巻き込まないが、台湾の場合は米中が激突するだらう。さうなったら日本列島が危ない。

四月二日(日)
日本が参戦すると、戦争のしきい値は大きく下がる。損害は、自衛隊2500人、アメリカ1万人と試算されるが、日本列島が戦場に巻き込まれるから、自衛隊はもっと増えてアメリカが減るだらう。アメリカにとってはうまい話だ。戦争を起こす確率は高くなる。
日本が参戦する目的は、米日の軍事力を合はせて開戦をやめさせることだが、自衛隊が参戦するからと中国が戦争をやめることは無い。日本は軍隊ではなく自衛隊だと判ってゐるからだ。
そもそも、今回の台湾総統訪米で明らかになったやうに、戦争を煽るのはアメリカ側だ。そして日本の民間人の被害は膨大になる。
落としどころは、中国と台湾の交流を深める。アメリカは妨害工作をしない。これが一番よい。(終)

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