千八百七十二(うた) 取引禁止店(東京都交通局自動車部、T丸耳鼻咽喉科)
壬寅(西洋野蛮歴2022)年
十一月十日(木)
今年の八月に東京城東地区左千夫所縁の四ヶ所を訪問したときに起きた。都営交通一日乗車券(七百円)を購入し、都営地下鉄、都バスなどに乗った。亀戸駅前から左千夫の墓までバスに乗らうとした。前を歩く女子高生の少し後ろを小生も歩いてゐるのに、女子高生が乗った途端に扉を閉めて発車した。
発車したバスに近づかないでくださいとは、注意書きがある。しかし後方を歩いてゐるのに無視して発車とは非常識だ。左千夫の墓は歩いて行った。と云ふことで、都バスを「取引禁止店」に指定した。都電一日乗車券と、季節ごとに発売される都営地下鉄一日乗車券はよいが、都営交通一日乗車券と都バス一日乗車券は購入しないことにした。
一、名称  東京都交通局自動車部
二、本店所在地  新宿区西新宿2-8-1東京都庁
三、代表者名   東京都知事小池百合子
四、指定期間   2022年8月15日から5年間
公務員一歩違ふと寄生虫または白アリ社会のダニだ


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十一月十日(木)その二
二番目に本日、T丸耳鼻咽喉科に行った。鼻の中がひりひりする。鼻を見れば済む話なのに、麻酔を両方の鼻に噴霧し、光ファイバーみたいな装置で中を見た。予想どほり鼻の中が炎症を起こしただけだった。光ファイバーを挿入しなくても、今までのカルテでアレルギー性鼻炎だと判るはずだ。
会計は三千数百円で、検査が保険点数600つまり千八百円だ。本来は千数百円で済むのに、ひどい医者がゐたものだ。
一、名称  T丸耳鼻咽喉科
二、本店所在地  下記理由で省略
三、代表者名   院長とは別の勤務医がしたことなので省略
四、指定期間   2022年11月10日から10年間
この医者を庇ふとすれば、コロナ禍で肉眼で鼻を診なかったとも考へられる。しかしその前に、喉は直接見たからこれは当てはまらない。本来は、アレルギーの薬も処方するのに今回は塗り薬だけだったから、例へば八百円が省けたかも知れない。しかしそれなら検査の前に言ふべきだ。
今まで、或いは他の耳鼻科では千数百円で済むのに三千数百円は悪質だ。これは小生だけの問題ではない。七割を負担する健康保険制度にも被害を及ぼした。

さう云へば二十五年くらい前に、妹と姪が里帰りし、まだ幼児だった姪が熱を出した。行った医者は点滴をした。妹は驚いて別の医院へ連れて行くと、「普通、点滴はしないですよね」と云はれた。点滴の医者は、開院してまもないのに、閉院した。

まだある。母の具合が突然悪くなり、休日だったので開いてゐる私立病院の内科医に診てもらった。内科医が「入院しなくては駄目だ」と云ふので、母が「入院は嫌だ」と云ふと医者が怒って「帰れ」と云った。母は当時八十歳くらいなのでまだぼけが進んでおらず、帰るとまづいと思ひ「さう云はず、薬を出してくださいよ」と云ひ、医者も機嫌を取り戻して処方した。
このときは妹が付き添ったが、次の時に私が付き添ふと「前回と違ふ人か。また説明しなくてはならないんだよな」と云った。説明は、血糖値が高いと云ふだけだから20秒で済む。(終)

追記十一月十二日(土)
母が、入院と云はれたきに「入院は嫌だ」と答へた理由は、医者は笑ひ顔だったので冗談だと思ったさうだ。この医者は感情が異常なのかも知れない。その後、母は処方してもらった薬で回復し、今に至るまで一度も入院はしなかった。
後日談がある。毎月通院し血液検査をするが、結果を一度も教へてくれなかった。あるとき病院近くの薬局で、血糖値はどれくらいですか、と訊かれたので一度も教へてくれないことを伝へると、薬剤師はそれだけで事情が分かった様子だった。この病院から家の近くの医院に変更したのは、私立病院は午前しか外来を受け付けないため、デイサービスに行くやうになって不都合を生じた。その後、母は認知症もあり神経内科に変更したが、小生はその後もこの内科医院で診療を受ける。お世話になった医院とは、長く付き合ふべきだ。
耳鼻科については、鼻を肉眼で見れば左右合はせて一秒だが、麻酔を噴霧して光ファイバーを通すと、左右で七秒は掛かった。しかも鼻の中がかゆくなり、くしゃみが三回出た。光ファイバーのほうが、百倍危険だ。
日本の保険制度を私利のため破壊する悪徳医者には、良心的な大多数の医師を含む全国民で反対しようではないか。
わが国の健康保険 鯨(いさな)取り海の向かうの国々に誇る制度を 皆で守らう

鯨取りは枕詞で、海に掛かる。

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