千八百十一(うた)(モリカケ柳河桜藪黒トリー敗カル、二百二十四) 前川喜平さんを叩く勢力の正体
壬寅(西洋野蛮歴2022)年
八月二十四日(水)
Mag2ニュースに
安倍国葬に忖度。統一教会 名称変更阻止の前川喜平氏を叩く勢力の正体
が載った。新恭(あらたきょう)さんの執筆である。
前川喜平氏は文化庁宗務課長だった1997年、名称変更をしようとした統一教会を説得し、申請を諦めさせた。霊感商法など悪しき実態は同じなのに名前だけ変わることを阻止したかったからだ。
ところが、2015年になって文科省が方針を転換して名称変更を認め、統一教会は晴れて世界平和統一家庭連合と名乗ることになった。当時、文科省事務方ナンバー2の座にあった前川氏が反対したにもかかわらず、文科省はそれまでの姿勢を変えたのである。
以後、教会とその関連団体は選挙活動などを通じて急速に日本政界に食い込み、政治家を広告塔として利用し、勢力を拡大した。もし、名称変更を許さず、教会の活動を抑え込むことに成功していたら、安倍元首相襲撃事件は起こらなかったかもしれない。
そのとほりだ。「角を矯めて牛を殺す」と云ふことわざがある。角をまっ直ぐにしようとして牛が死ぬことだ。今回の一連の騒動はその逆で「角を曲げて牛を殺す」。せっかく前川さんが角を許容範囲に抑へたのに、馬鹿な政治屋どもが曲げてしまった。
牛の角馬鹿政治屋が曲げたため狂ふプリオンまき散らし死ぬ
八月二十五日(木)
記事は続いて
前川氏が統一教会の名称変更に待ったをかけたのは、公共の福祉を守る観点からも、当然のことだった。それなのに、このところ前川氏に対する批判の声が識者の一部から湧き上がっている。どうしたことだろう。
待ったを掛けたことに
違法性を指摘する識者の一人が元経産官僚、原英史氏だ。加計学園の獣医学部設置を進めた国家戦略特区ワーキンググループの座長代理である。
記事は後半で
霊感商法で多くの被害者を出し、損害賠償請求を認める判決も出ていた。法外な額の献金を要求されて家庭崩壊にいたるケースもあった。こんな組織が、はたして宗教団体といえるのか。97年に統一教会が名称変更の事前相談をしてきた時、前川氏を課長とする文化庁宗務課の問題意識はそこにあった。
だからこそ前川氏は、実態が変わらないのに名前だけ変更することは「認証できない」と、申請させないで押し返したのだ。
前にも引用したが
「下村さんが知らないはずがない。認証の専決者は文化部長ですが、仮にボトムアップの決裁だとしても、これほど大きな方針転換について事前説明をしないのは考えられない。大臣まで必ず上げますよ。文化部長限りで判断できるような案件ではありませんから。何でもトップダウンで決める下村さんが統一教会の名称変更の認証について、知らなかったはずはない。細かく具体的に指示する大臣でしたからね」(前川氏)
記事は結論として
前例踏襲を常とする役所にあって、事務方ナンバー2の意見を無視できるのは、政治的圧力がかかった場合しかありえないだろう。
自民党と統一教会の関係が取り沙汰されるなか、安倍政権時代の文科大臣までもが、統一教会に有利な取り計らいをしていたとなれば、政権への打撃ははかり知れない。(中略)その意味で、前川氏の主張は極めて不都合であり、それを叩き潰すための唯一の拠り所が「違法性」をあげつらうことだったに違いない。
八月二十六日(金)
デイリー新潮のホームページに
「安倍派」はどうなる? 「パンツ泥棒」騒動の高木毅国対委員長が最大派閥ナンバー2へ
が載った。
他派閥の自民党議員が言う。
「清和はよほど人材が不足しているとしか思えない。だって高木さんっていえば、“パンツ泥棒”でしょう。そんな人物を事務総長って、どういう了見なんでしょうか」
パンツ泥棒――。そう、2015年に高木氏が復興大臣に就任した際、「週刊新潮」が、高木氏が一般女性の自宅に合い鍵を作って侵入し、下着を盗んでいた過去を報じたのだ。
しかも一度ではなく、複数回に亘って行われたとも。さらに、当時表沙汰にならなかったのは、父親が地元敦賀市の市長を務めていたからという、衝撃的な内容だった。
「この報道を受け、自民党福井県連が独自に調査をすると、警察が高木氏を窃盗の件で事情聴取したことを確認。報道は“事実”と断定したのです。無論本人は報道を一貫して否定していますが、地元や永田町は、“パンツ大臣が誕生した”、と大騒ぎになりましたね」
統一教会への一億円献金で家庭をめちゃくちゃにされた人が銃撃し国葬。これで世界の笑ひ物になった。国家公安委員長と防衛大臣が統一教会に関係してゐた。これで世界中が大笑ひになった。
そして、安倍派のナンバー2がパンツ泥棒。これでは世界中が二十四時間連続大爆笑だ。WHOは世界中に警告したほうがいい。十二時間以上爆笑を続けると、脳梗塞と心筋梗塞のリスクが高まる。そればかりではない。将来認知症になるリスクや、新型コロナで重症化するリスクも高まるかも知れない。
八月二十七日(土)
Mag2ニュースに高野孟さんの
岸田首相の大誤算。「統一教会に国を売った政治家」の“国葬”が総理の首を締める
が載った。
先週から今週にかけて、統一教会を「反日団体」と正しく捉える認識が広がってきた。私は、8月11日付の『日刊ゲンダイ』コラムで、統一教会を「反社会的団体」と呼ぶのでは不足で「反日団体」と規定すべきだと述べた(先週FLASH欄参照)ところ、期せずしてあちこちから同様の声が湧き始めた(今週FLASH欄参照)。小林よしのりは安倍が「反日・反社カルトに国民を売ってもかまわないという『売国力』を発揮した」とまで言う辛辣さである。
その通りで、反日団体、反日カルトと呼んでもまだ不足で「反日謀略工作機関」と言うのが本当のところで、それを安倍が日本政界の中に浸透させる手引きをしたのはまさしく売国行為であって、その人物を国葬に付すというなら岸田は国民を納得させるきちんとした説明をしなければならない。
私も、呼び方を「反日カルト」に変へることにした。
このリンクモリカケ柳河桜藪黒トリー敗カルとなる
八月二十八日(日)
記事は続き
しかも、事が国政レベルだけでなく地方議員にも及んでいることが明らかになってきた。
8月17日付「毎日新聞」は、2019年10月6日に愛知県常滑市の国際会議場で行われた「孝情文化祝福フェスティバル/名古屋4万名大会」の様子を記録した映像を元に、その恐るべき実態を詳しく報道した。それによると会場には「東海・北信越地方を中心に200人もの国会議員や地方議員が顔をそろえた」。
これだけでも驚愕だが更に
その中には、特別に選ばれた「36組の『代表家庭』」が含まれていて、「県議や市議とウェディングドレスを着たその妻たち」が登壇し「『既成祝福』(すでに結婚している夫婦が改めて愛を誓う行為)という教団の儀式に参加」した。イベント後半になると、「真のお母様」と呼ばれる韓鶴子「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」総裁がパレードカーに乗って登場し、熱狂の中、「タキシード姿の議員代表が韓総裁に贈り物を渡す場面もあった」という。
議員たちの多くは、その年の4月に行われた前回の統一地方選挙で統一教会から選挙支援を受けた見返りにこのイベントに参加したようで、(以下略)
議員たち奴らは良くも献金を取られ外国送金される 売国奴では
八月二十九日(月)
日刊ゲンダイのホームページに
四十九日に本音ポロリ? 加計問題で火中の栗拾った林外相が漏らした「安倍批判」の波紋
が載った。
安倍さんの四十九日だった25日、林さんは清和会(安倍派)の衛藤征士郎衆院議員が開いた朝食会に出席。その席で安倍政権を振り返り、〈モリカケ、桜を見る会、統一教会など、いろいろな問題を起こしてくれた〉〈特に文科相時代は加計問題が大変でした〉などと発言したというのです。(以下略)
加計問題で文科省が大揺れだった2017年、林外相は門外漢だったにもかかわらず文科相に就任。当時、獣医学部新設をめぐり、「総理のご意向」と書かれた文書が省内から再調査で見つかるなど、文科省の信頼は地に落ちていた。事態収拾できなかった清和会の松野文科相の後任として、火中の栗を拾わされたのが宏池会(岸田派)の林外相だった。
地元山口で対立する林外相を据えたのは、安倍元首相の「嫌がらせ」だったともいわれている。
林さんが火中の栗を拾ひ文科省の火が消えた後は、安倍派(その前身を含む)の三人が四年間に亘り文科大臣を独占した。特にその二番目は、あの萩生田だ。
新型コロナが拡大し安倍内閣の支持率が急落の中で、安倍さんは病気を理由に政権を放り出した。後を継いだ菅さんの支持率は散々なものだった。岸田さんは、安倍さんとの距離感を出し支持率が回復した。その途端、安倍さんが返り咲きを狙ってゐると、自民党内から声が出始めた。文部科学省の火中の栗が解決したあと、安倍派(その前身を含む)が文部科学相を独占したのと、同じ構図だった。
政敵に火中の栗を拾はせてその後出て来て復帰を狙ふ
コロナでも逃げて菅さん手を火中大やけどして散々な目に
八月三十日(火)
Mag2ニュースに
光一ならぬ萩生田「統一」状態。安倍晋三氏の側近と統一教会の深すぎる絆
が載った。
一般常識的に考えても納得し難い、旧統一教会との関係を取り沙汰された自民党所属議員たちの弁解。なぜ彼らはかくも酷い言い訳を口にするのでしょうか。今回の『きっこのメルマガ』では人気ブロガーのきっこさんが、彼らの苦し紛れの釈明の数々を改めて取り上げその矛盾点を指摘。さらに中でももっとも無理のある萩生田光一氏の弁明を強く批判(以下略)
本文に入り
旧統一教会と関係していた自民党議員が次から次へと発覚し続けていますが、何よりも傑作なのが、それぞれの議員の苦し紛れの言い訳です。たとえば、自民党の国会議員の約3分の1が打っていたと見られる「祝電」に関して、多くの議員は「旧統一教会の関連団体とは知らずに送ってしまった」と説明しています。
しかし、どこの団体なのか分からない相手に国会議員が祝電を打つなんて、普通は考えられません。もしもこれが暴力団のフロント企業だったら、大変な問題になるからです。
そのとほりだ。
2017年に旧統一教会のイベントに出席し、韓鶴子総裁のことを「マザームーン」と連呼している動画が拡散されてしまった自民党の山本朋広衆院議員の言い訳も傑作でした。記者からの「どうしてマザームーンと呼んだのか?」との問いから逃げ回っていた山本朋広議員は、ようやく8月19日に文書で回答したのですが、その内容が噴飯物でした。
(前略)皆さん韓国語の呼び方をされており、(中略)挨拶の中で人の名前を言い間違えるのは大変失礼になるので悩んでいたところ、関係者が『英語での愛称もありますよ』と教えてくれたのが『マザームーン』だった」と言うものです。
必死に考えた言い訳のようですが、この文面だけで、すでに理論が破綻しています。関係者と会話をしたのなら、その人に「ハン・ハクチャ」なのか「ハン・ハクジャ」なのかを聞けば良いだけの話で、わざわざ韓鶴子総裁を崇拝するための別の呼び名など教えてもらう必要などないからです。それに、山本朋広議員が旧統一教会のイベントに出席するのは、これが初めてではなく、以前にも出席しているのです。何度も出席しているのに、総裁の名前の読み方が分からないということ自体、限りなく怪しげ(以下略)
八月三十一日(水)
記事は続いて
そして、さらに酷すぎる言い訳が、今夏の参院選の公示日前の6月18日、八王子にある旧統一教会の教団施設「世界平和統一家庭連合 八王子家庭教会」を訪れていたことが報じられた生稲晃子参院議員(当時は候補)です。「八王子家庭教会」は誰が見てもひと目で分かる宗教施設で、入口には「世界平和統一家庭連合八王子家庭教会」と大きく記されています。それなのに(中略)「暑かったので顔(化粧)を直すこととか、自分が何をしゃべるのか、(中略)そういうことに必死で、何も見ずに。(以下略)」
これほど無理のある言い訳も珍しいですね。だって、百歩譲って本当に入口の看板を見ていなかったとしても、会場に入れば怪しげな祭壇があり、その脇には統一教会の創始者の文鮮明氏と現在の韓鶴子総裁の大きな写真パネルが飾られているのですから、誰が見ても教団施設であることは一目瞭然だからです。
これだけでも驚きだが、更に
それに、生稲晃子議員は「別の場所で演説をしていたら、知らない男性から『この近くに人が集まっているので、そちらでも演説してほしい』と頼まれ、スタッフの判断でそちらに向かった」と説明していますが、これもありえない話です。通常、選挙演説は、何時何分から何時何分までは●●駅前、何時何分から何時何分までは●●商店街…というように、分単位でスケジュールが決まっており、その場で声を掛けて来た相手に着いて行くなど考えられないからです。
また、この説明が仮に本当だとすれば、いくら何でも、どこの誰かも分からない相手に着いて行くことなどありえませんので、少なくとも名刺くらいは受け取っているはずです。そして、その名刺には「世界平和統一家庭連合」と書かれているはずですから、この時点で相手が何者か分かったはずです。
そしてここで萩生田の名前が出る。
こんなバカげた話、一体どこの誰が信じると思っているのでしょうか?さらには、生稲晃子議員に同行した萩生田光一政調会長(当時は経産相)も、この施設について「お名前はちょっと分からないのですけれど、八王子の子安町にある施設です」などと説明したのです。
九月一日(木)
記事は更に続いて
ここはお前が30年前から数え切れないほど通って来た「旧統一教会の八王子家庭教会」だろが!お前が落選中だった2009年から2012年の民主党政権時代、毎週のようにここに通い、文鮮明氏と韓鶴子総裁の大きな写真パネルに最敬礼してから登壇し、集まった信者に向かって「私と一緒に日本を神の国にしましょう!」と洗脳スピーチを繰り返して来た教団施設だろが!信者たちが「萩生田先生は教祖と同じくらいのVIP待遇でした」と証言している旧統一教会の施設だろが!それなのに「お名前はちょっと分からないのですけれど」って、(以下略)
そしてここからはモリカケ柳河桜藪黒トリー敗カルのうち、カケとカルが重なるカケカルになり
2009年の衆院選で落選した自民党の萩生田光一氏は「収入がゼロになってしまった」と安倍晋三氏に泣きつきました。安倍晋三氏は、盟友である「加計学園」の加計孝太郎理事長を萩生田氏に紹介し、萩生田氏は安倍晋三氏が税金で加計理事長にプレゼントした千葉科学大学で、危機管理について教える非常勤講師としての職を得たのです。
その一方で、萩生田氏は、次の衆院選で返り咲くために、毎週のように旧統一教会の八王子家庭教会に通い、大勢の信者の前で「自民党が政権を取らないと日本は滅んでしまいます!」「日本の未来が掛かっています!死ぬ気で自民党を復活させてほしいのです!」「私と一緒に日本を神の国にしましょう!」「私もご父母様の願いを果たせるように頑張りますから、皆さんも一緒に頑張りましょう!」と連呼して来たのです。ちなみに「ご父母様」とは文鮮明氏と韓鶴子総裁のことです。
光一を変へて統一よい名では又は萩生田カケカルもある
九月二日(金)
記事は更に更に続いて
また、これは萩生田氏本人は否定していますが、多くの信者が「萩生田先生は、以前は日曜日の礼拝を兼ねたバーベキュー大会にも良く参加してくださった。教会にいらっしゃる時は背広姿ですが、バーベキュー大会にいらっしゃる時はジャージなどラフな服装で、とてもフレンドリーに話してくださった」と証言しています。
こうした関係の深さから推測すれば、6月18日の生稲晃子候補の行動は、間違っても「その場で声を掛けられて着いて行った」のではなく、前もって萩生田氏が根回ししていたものだと言うことが見えて来ます。そして、事前に「6月18日には萩生田先生が生稲晃子さんを連れて来る」と分かっていたと仮定すれば、いつも以上に大勢の信者が集まっていたことにも説明が付くのです。
(中略)岸田首相は、萩生田氏と旧統一教会とのディープ過ぎる関係を十分に知っていたからこそ、旧統一教会の問題が発生したとたんに大慌てで内閣改造を行ない、いの一番に萩生田氏を閣僚から外したのです。こう考えると、岸田首相を始めとした自民党議員たちの不可解な行動にもツジツマが合い始め、嘘とバレバレの苦し紛れの言い訳にも必然性が生まれて来ます。
(『きっこのメルマガ』2022年8月24日号より一部抜粋・文中敬称略)
萩生田は閣僚から外れたが、党三役だ。この際、高市さんを三役に戻し、安倍派から非カケカル系を閣僚に入れるのがよい。
バーベキューこれで二つ目一つ目はアベカケハギウ三人並ぶ (三人バーベキューで並ぶ記事)
九月三日(土)
Fridayのホームページに載った記事によると
中村格警察庁長官と奈良県警の鬼塚友章本部長が(中略)30日付で辞任する。中村長官は、安倍政権下の’09~’15年、菅義偉官房長官時代に官房長官秘書官を務めた。異例の長期在任、政治権力との「濃厚」な関係は、周知の事実だった。
その後、中村警視庁刑事部長時代、ジャーナリストの女性が、安倍元首相に近い山口敬之元TBS記者から受けた性被害を訴えたが、その逮捕状を執行しなかったことが報じられた。この件は、のちの民事裁判では性暴力が認定されている。今回の辞任に、警察キャリアが自戒を込めて言った。
「警察は、安倍政権に近づきすぎた。性暴力事件だけではありません。前川喜平元文科事務次官の辞職では、警察情報が利用されたと聞く。警察は安倍政権のいいなり、ともいえる状態で、その安倍元首相が警察の不備で銃殺された。皮肉なことです。銃撃事件をきっかけとした旧統一教会問題が続くあいだ、警察は針のむしろ。本音を言えば…どんな形でもいい、この喧噪が一刻も早く収束してくれと祈るばかりです」(終)
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