千七百四十六(歌) 地元の話題(国会図書館デジタル参加館、見沼代用水、ローソン開店、つばめの巣)
壬寅(西洋野蛮歴2022)年
五月十八日(水)
国会図書館デジタル化資料は参加館で閲覧できる。さいたま市立図書館二十四のうち十一館だ。平日の午前が混雑しないと云はれて、本日閲覧に行った。インターネットを利用できる席で閲覧するのだが、三十分単位だ。三十分後に他の人の予約が無い時間しか実用的ではない。
インターネットと国会図書館の閲覧を、別のパソコンにするか、インターネットは三十分、国会図書館は三時間と分ける必要がある。

五月十八日(水)その二
昼食後に自転車散策したところ、見沼代用水辻用水に水が流れてゐる。辻用水は田植ゑの季節だけ水が流れて、そのほかは水が滞留する。かつて南浦和団地の処理場の水が文蔵川に流れ、田植ゑ以外の季節は辻用水から文蔵川への余水吐を一部が逆流して、辻用水は一年中水が流れた。余水吐兼環境保全水であった。
念のため文蔵川まで行ったが、水量がいつもより少し多いか程度だった。見沼代用水西縁の水があちこちを経由して文蔵川にも少し落ちるのかも知れない。
見沼からかつて取水し稲作へ のちに見沼は干拓し利根の取水を代用水へ

(反歌) 枝分かれ辻用水は管理区を離れ市による水辺公園
(反歌) 田植ゑ期を除き流れの絶えた水今は田植ゑ期水辺公園

五月十九日(木)
六日に新規開店した南浦和駅西口のローソンの来客は多いだらうかと、いつも店内を横目で見ながら前を歩く。あの場所が空き店舗だと、駅前が寂れる。
駅前通りはゆるい上り坂のあと、ゆるい下り坂だ。坂の上にセブンがあって、ここは盛る。店に行くには坂を上がらなくてはならない。駅前通りを歩く人は問題ないが、近隣からは坂を上がらなくてはならない。それなのに来店する人が多いのは不思議だ。特に自転車で。電動自転車か。

五月二十日(金)
昼食後に自転車に乗ることが日課になった。と云ってもまだ三日だが。本日は、辻用水を上流に東北本線線路まで行った。ここで線路に沿って少し南下し、笹目用水に沿って下流に向かった。途中で二つに分かれ、水はすべて右側の笹目用水に流れる。
本日は左側の新曽和碓氷の下流に向かった。標識などは見沼土地区画整理組合と書かれてゐる。途中で水路が見えなくなった。北戸田駅近くで水路跡らしきものが現れるが、上流とは繋がらないやうだ。平成19年にはまだ田圃があった。

五月二十六日(木)
ここ二週間ほど鳥の啼き声が昼間中聴こえる。近所で小鳥を飼ひ始めたのかなと最初思ったが、野生の小鳥が巣を作った。雛が餌をねだる声だ。そして本日、つばめだと判った。巣の場所も分かったが、猫やからすがこの記事を読むといけないので、書かないことにした。と云ふのは冗談で、一番恐ろしいのは人間だ。
五十年(いそぢ)前 日が沈む頃こうもりが舞ふのが見えて 室内に一つ入りて窓を開け外に逃がしたことが一回

(反歌) こうもりは絶滅したが昆虫やつばめが生きる自然とともに
辻用水の流水は、昨日見たら止まった。

五月二十九日(日)
つばめの雛の声が聞こえるやうになる少し前に、ギーギーと鳴く鳥が庭でバタバタと音をさせたことがあった。私はテレビをほとんど見ないが、たまたま見てゐてテレビが聞こえなくなるくらい大きな音だった。
昨日用事があり、武蔵野線の新八柱駅の地下ホームで乗らうと待つときに、地上部分からつばめの雛の啼く声がした。そのあとギーギーと云ふ声我が家と同じ組み合はせだ。
つばめの巣そばにおながも巣を作る天敵なので子育て注意

武蔵野線は駅の間隔が長く、だから速いことが特長だった。ところが南越谷から先は、駅が三つも増えた。(つばめの話題はこのあと鳥の楽園へ)(終)

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