千六百七十八(歌) ガーラ湯沢と會津八一記念館訪問記
辛丑(2021)西暦元日後
閏月二十日(木)(2022.1.20)
本日の目的は、次のやうになる。
1.ガーラ湯沢駅に行く
2.新潟の會津八一記念館に行く
まづ大宮から新幹線でガーラ湯沢まで乗った。スキー場と一体化した駅の雰囲気を見るためだ。車内はスキーの用具を持った人で四割の乗車率(一列に一人だから、この時季では混雑の部類だ)だった。越後湯沢で三分の二が降りるのは、意外だった。
ガーラ湯沢駅は、日本語、中国語、英語、タイ語の表示が目立つ。日経新聞のホームページによると(2017年12月26日)
GALA湯沢スキー場(湯沢町)はタイ語通訳付きのスキー教室を始めた。昨シーズンの外国人利用者のうちタイ人が最も多かったことに対応した。(中略)タイ人向けのスキー教室は1日2回、2時間ずつ実施する。通訳が日本人講師の指示をタイ語に訳し、参加者のヘルメット内に装備された無線スピーカーを通じて伝える。受講料は1回5500円。同スキー場によると、19日時点の累計利用者数は前年同期に比べ8%増えた。外国人客の増加が一因だという。これまでは英語と中国語の通訳が付いた教室を開いていた。
スキー以外でガーラ湯沢駅へ行く人は、本数が極めて少ないので注意が必要だ。私は9時40分に着いて、10時25分に発った。越後湯沢では、前回と同じく改札前に広がる観光客用商店街で、八海山のアルミ180mlを買って、新潟まで車内で飲んだ。昼間に酒を飲めるのは、旅行の楽しみだ。しかし旅行中毎日飲む訳ではない。
-------------------------ここから(良寛と會津八一(二十一)---------------------------------------------
新潟駅は曇だったが、積雪がある。歩道の半分は雪かきをしてあるので大丈夫だった。會津八一記念館に行った。
新潟に 會津八一の 記念館 メディアシップの 五階にて 新潟日報 本社ビル 文化学術 交流の 機能を含む 多機能のビル
(反歌)
写真展 開催中の 来館者 途切れず皆が 八一を偲ぶ
私は丁寧に見学したので一時間掛かった。平日のお昼時だが、その間に三組くらいの来館者があった。写真展の威力である。同じものを展示し続けると、来館者が少なくなる。企画が大切だが、愛好者が応募できるものは更によい。
記念館の印象は、會津八一は平仮名分かち書きで歌を書いたのかと思ったら、色紙などでは普通の書き方だった。二番目に、會津八一は書の大家で、良寛と一番の共通は、書だと思った。
この二つが判っただけで、今回の訪問は大成功だった。
良寛と 會津八一の 共通は まづ第一に 書の筆で 第二に歌の 作風が似る
(反歌)
良寛に 會津八一は 性格も 似てゐたのでは 天才型だ
會津八一は、生涯独身だった。或いは性格まで良寛に似たのか。(終)
(1.24追記)最近、天才型と秀才型の記事を読んだので、反歌を追加した。
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