千六百七十七(歌) 行動日記(一回で見なくなった鎌倉殿十三人、冷え性騒動、テレビ漫画の主題歌、母とガスファンヒーター、デイサービスでコロナ、従妹の来訪)
辛丑(2021)西暦元日後
閏月十五日(土)(2022.1.15)
本日は「鎌倉殿十三人」の再放送を途中まで見た。そしてスヰッチを切った。大河ドラマは、六月から八月辺りで見なくなることが多い。今回みたいに、一回目の途中で切るのは初めてのことだ。
その理由は、真面目にすべきときに、不真面目な脚本が多い。面白い脚本や演出は、嫌ひではない。しかし平家を滅ぼし、木曽義仲と源義経を滅ぼし、北条にとり同僚である御家人を多く滅ぼした話に、不真面目な話を入れてよいはずがない。
視聴者が興味を持つ話とは、当該人物やその周辺に、共感を持つことだ。お笑ひ番組では、それが面白い話になるし、大河ドラマも場面によってさう云ふものがあってもよい。しかし今回の場面はすべて不適切だ。
紅白と 大河ドラマと 朝ドラは 長い間に 堕落して ちりも積もりて 山となり 既得権益 慢心ばかり

(反歌) NHK 解散するか 民営化 臨時ニュースは 政府提供
史実から見て、変なところが一つある。「鎌倉殿十三人」は、この当時から源平が敵対勢力だったやうな脚本だが、それは違ふ。
平家を源氏が滅ぼし、源頼朝が亡くなったあと平家の一族北条が実権を握り、鎌倉幕府を滅ぼした足利や新田は源氏。その後は平家や源氏を勝手に名乗った人たちが現れたためだ。

閏月十六日(日)
先週の初めから、寝る時に手足が冷えるやうになった。電気毛布に手を付けて温めるのだが、なかなか冷えが取れない。そのうち夜中に寒くて目が覚めるやうになった。インターネットで、冷え性について調べた。歳を取ると筋肉が少なくなるので、体の発熱量が下がるやうだ。
三日経ち、夜中に電気毛布のコントローラを「弱」から「中」にしても、寒さが直らない。コントローラが壊れたのかと調べると、コントローラと電気毛布の間の差し込みが抜けてゐた。今まで、電気毛布は暖かいが手の冷えが取れないと思ったことは錯覚だった。
冷え性が 歳に合はせて 来たのかと 電気毛布は 暖かい 思ひ込みにて 一つ落着

(反歌) 歩きたり 走りたる時 筋肉が まれに微かに しびれ感あり 減った証拠か
(反歌) 寒い夜を 我慢で過ごす 良寛の 菴を思ひ 思ひ出となる

閏月十七日(月)
「ハリスの旋風」と云ふテレビ漫画が昭和四十一年にあった。主題歌(Nicovideoの27分57秒から)は「ガチャトリアン」が歌ったが、検索しても出て来ない。ドラ声なので長続きしなかったのかと、長年思ってゐた。ところが何と、ドラえもんの声優の大山のぶ代だった。Nicovideoのコメント欄には「大山のぶ代さんはドラえもん以前はいろんな役やってた」「こんな歌い方できるってさすが声優だな」と文字が流れる。同感。
Nicovideoと声優の組み合はせでは二年前に紹介したNicovideo その2のキングコング(17分3秒から)も好きだ。小学生の時に聴いた、美声とゆったりした歌ひ方は、藤田淑子だ。
昭和の世 テレビの初期は 堕落なく 漫画主題歌 名曲多し


閏月二十日(木)
母がデイサービスに行くときは、ガスファンヒーターを切るやうに何回も念を押すのだが、一昨日に帰ってみたら点けたままだった。ガス代の無駄は百数十円だが危ない。昨日は私が家を出るときに切った。余熱で少しは大丈夫だらう。本日は、小さいガスファンヒーターと交換した。こちらは「おやすみ」ボタンがあり、一時間後に切れる。家に帰った時に、切れたことを確認し安心した。
小さいファンヒーターは、部屋がなかなか温まらない。テーブルの下に向けて、こたつみたいに使ふと温かい。

閏月二十五日(火)
先週の金曜に、母が通所するデイサービスで新型コロナ患者が出た。そのため土曜から昨日まで休みになった。そして昨日、それが月末まで延長になった。
本日は用事が終ったあと、いつものローソンストア100で昼食を買ふ予定だったが、母が昼食を待つので急いで家に戻った。
ここの現場は七回用事があり昼食は、セブンイレブンが一回、自由軒が一回、ローソンストア100が四回、自宅が一回になった。ここのローソンストア100は熱心で、クーポン券の説明をしたり、その人にあったクーポン券を発行して熱心なので、さう云ふ店には、協力してきたのに、最終回は中止になった。
熱心な 人に対して 買ひ物も 仕事も助力 してきたは 我が性格の 一つを示す


閏月二十六日(水)
三日前の日曜に、母の姪(私にとっては従妹)が母を訪ねてきた。二十年近く前に、母と従妹と叔母が、確か山辺温泉に泊まった。母の妹の同級生だった人の家と、そのとき聞いた記憶がある。
しかし泊まったのは浅間温泉の滝の湯と云ふので、私がストリートビューで見せたが違ふやうだ。次に、山辺温泉の滝の湯を見せようとすると、2014年に閉館だった。
私が妻と上の子を連れてアメリカに八ヶ月間出張したことがある。下の子が産まれる前だった。帰国後に、消防署裏の公園に母が孫を連れて行き、そこで友だちになった子と別れる時に「See you」と云ったことを姪に話したことが話題になった。
私は完全に忘れたが、云はれて見ると記憶が蘇る。三人寄れば文殊の知恵は、記憶についても云へさうだ。
三人が 寄れば記憶も 蘇る 三人寄れば 文殊の記憶
(終)

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