千六百三十四(歌) 現代人は、子孫と他の種からの搾取をやめろ
辛丑(2021)
十一月三日(水)
前に、子孫と他の種からの搾取をやめろと主張したことがある。(該当頁へ)
資本主義環境破壊することで未来人から労働搾取
資本主義野生生物棲む場所を破壊するのは種間の搾取
グレタさんも同じことを発言した。テレビ朝日のホームページによると
グレタさん「地球からの搾取やめろ」会場付近で訴え
と云ふ題で
気候変動対策を話し合う国際会議、COP26がイギリスで開催されるなか、環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんが会場近くで行われたデモに参加しました。
環境活動家、グレタ・トゥーンべリさん:「人々や自然、そして地球からの搾取はもうたくさんだ。搾取をやめろ。ああだ、こうだ言うのはやめろ」
(中略)
「各国首脳らは、未来を深刻に考えているふりをしているだけだ。変化は会場の中では起きない」
十一月四日(木)
グレタさんのやうな一部の良識者は例外として、西洋人は野蛮だ。まづここから始めなくてはいけない。驚くことはない。昭和五十(1975)年辺りまでは、多くの日本人がこの感覚だった。
当時は、保守、革新と呼ばれたが、この言ひ方は誤解を招きやすい。資本主義の日本に対し、社会主義を目指すから革新、原状を維持するから保守だった。
革新は、西欧型(社民主義)を目指さず、ソ連型(社会党社会主義協会)またはアジア(中国型の社会党佐々木派、ベトナム型または日本独自型の日本共産党)を目指した。これはベトナム戦争がまだ終結する前だから、当然のことだった。民社党に至っては、自民党以上に右、とさへ云はれた。
欧米は野蛮、と云ふ感覚が根底にあったことが、西欧型にならない真の理由だった。事情は自民党も同じだった。ハト派の代表、大平さんが「〽まだ定遠は沈まずや」と日清戦争の軍歌を歌ひながら現れたことがあった。タカ派議員に至っては「再軍備」「アメリカ軍は日本から出て行ってもらふべきだ」位言ふ人はゐた。
尤も「アメリカ軍は日本から出て行ってもらふべきだ」と発言した人は、あとで取り消したし、「日韓併合は良い事もあった」と発言して大臣を辞任した人もゐる。議員なら、この発言は問題にならなかった。
以上のやうに昭和五十年辺りまで「欧米は野蛮」の感覚はごく普通だった。
日本では昭和の御代で五十年時に思想は最適で それを過ぎると米軍の洗脳効果が効き過ぎて亡国の坂転がり加速
(反歌)
西洋にかぶれることで温暖化批判をせずに追従を為す
十一月五日(金)
西洋野蛮人と呼ぶ理由は、
1.化石燃料の大量使用
2.アメリカ大陸、オーストラリアを先住民と野生生物から奪った
3.戦争を繰り返し、世界中を植民地化した
4.自然界で分解しないプラスチックを、生態系への影響を考へずに大量使用した
5.原子爆弾を実際に使用した
6.毒ガスやガス室を使用した
7.枯れ葉作戦
8.地球温暖化が明らかになったにも関はらず、化石燃料の使用を停止しない
西洋は一部の人を除きては地球破壊の野蛮人たち
十一月七日(日)
「脱石炭」と「持続可能性」は、西洋野蛮文明の考へた欺瞞だ。まづ「脱石炭」自体はよいことだ。しかし「脱石油」「脱天然ガス」をしなくてよいのか。駄目に決まってゐる。
「持続可能性」は、赤字の会社が毎年幾らまでだったら倒産しないかを議論することだ。赤字を続ければ、倒産するに決まってゐる。
しかも「持続可能性」さへ達成できないのだから、話にならない。今こそAAA諸国の人たちは、西洋野蛮文明に反対しよう。今回から、良心的な西洋人にも期待し、西洋野蛮文明の語を用ゐることにした。
西洋の野蛮文明この星の大気と水を滅ぼすと 気付き世界の人々は西洋含め団結しよう
(反歌)
西洋は元野蛮人良心に期待を込めて文明とした(終)
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