千六十八 1.「中国の大学、クリスマス行事禁止」を支持、2.キリスト教徒こそ日本のクリスマスに反対すべきだ。3.「青の洞窟」を批判
平成二十九丁酉年
十二月二十日(水)
読売オンラインによると
米政府系放送局ラジオ自由アジア(RFA)は17日、中国遼寧省瀋陽市の瀋陽薬科大学で、クリスマスに関するイベントを禁止する通知が出されたと伝えた。

私は瀋陽薬科大学の通知を支持する。それとは別に、日本のキリスト教徒はクリスマスのバカ騒ぎに反対すべきだと思ふ。更にそれとは別に、私は先週から電飾巡りを始めたが、それとの整合性はどうなのか。
これらについて論じてみたい。

十二月二十一日(木)
電飾巡りについては、年末年始の一環として観て廻った。クリスマスが終ると終了するものについても、年末の一環でしかし仕事納めの前は多忙だからその前のクリスマスに合はせて終了と云ふことで、これも悪くはない。

その一方で昨日嫌な電飾を見てしまった。代々木公園の「青の洞窟」だ。まづ先週の日曜にこれを見に行った。インターネットでは17時からとなってゐる。ところが、点灯は18時からです、と云ふ立札が立ててある。これ自体、非常識だ。多くの人が集まり、中には10分前くらいからカメラを構へて待機する人もゐた。結局、17時になっても17時10分になっても点灯せず、立札に気付かなかった人たちは待ちぼうけを食はされた。
私も待ちぼうけの一人だが、一回は許容範囲と云ふことで昨日再度、会社の帰りに明治神宮前駅で下車して見に行った。最初は青の電飾と大勢が喜ぶ光景に感動した。ところが通路の中頃のクリスマスツリーを見て驚いた。中学生でも判る英語が15語くらい書いてある。日本はアメリカまたはイギリスの植民地か。ずいぶんふざけた展示だ。
これが高度な英語ならまだ許容範囲だ。クリスマスに関係した宗教性濃厚な内容なら歓迎だ。ところが書いてあるのはアメリカ人やイギリス人なら幼稚園児にも判るやうな文章(と云ふより単語の羅列)だ。宗主国が植民地の住民を見下すやうで、不愉快な展示だ。そもそもここは日本なのだから英語なんかで書いてはいけない。

十二月二十三日(土)
私が初めてヨーロッパに行ったのは、イギリスとフランスに合計7泊8日の旅だった。イギリスは丁度クリスマスの時だったので、何とすべての公共交通が運休した。すべての商店もイスラム系移民が経営するところを除いて閉店した。なるほどこれが本当のクリスマスだと感動した。
十六年前に二か月間ドイツに出張した。場所が郊外のせいもあるが、日曜はバスが運休するしほとんどの店が閉店した。なるほど日曜は、単に休日なのではなく休まなくてはいけない日なのだった。
それらに比べて日本のバカ騒ぎは一体何だ。クリスマスの電飾はLEDで消費電力が少ないと云ふことで大目に見て来たが、これだけ多いと電球時代より消費電力が多い。白熱電球と比べて1/10だとして、あちこちで電飾をやれば総消費電力は多くなる。
人間には娯楽も必要だ。だから田植えのときは、皆で田植え歌を歌ひながら重労働を癒した。手の空く時季には村祭りや、盆、暮れの休みを取った。同じやうに年末年始に電飾をすることには賛成だし、それがクリスマスまでだとしても許容範囲だ。しかしバカ騒ぎや電力大量消費には反対だ。(完)

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