九百七十九 西部さん、一水会木村三浩さん、元自民党参院幹事長脇雅史さん出演の番組を見る
平成二十九丁酉年
五月十三日(土)
朝七時五分から東京MXテレビで、西部さん主演の番組を見た。何週間か前にも見て、このときはイギリス人と結婚した日本人女性が出演し、言ふことは九割方正しいが根底が変だ。だから採り上げることはしなかった。
その後、日曜の朝にやってゐるのかと番組表を見るが載ってゐない。今回一水会の木村三浩さんが出演することを番組表で見つけた。そして今まで見つからなかった原因は土曜の放送だった。
今回を紹介する前に、なぜ前回は根本が変なのかを説明すると、今回はフランスと日本だが、世界共通の先祖伝来の生活を守る意識が根底にある。前回は、西欧の保守派が正しいとして話した。前回出演した女性を本日調べて判ったことは、ユダヤ系イギリス人の新興貴族(二代目)と結婚した。この貴族は生涯に五回結婚し、この女性は三回目で九年後に離婚した。しかし姓はそのまま今でも使用する。この経歴が主張に現れたと見るべきだ。

五月十四日(日)
放送は次の内容だった。
西洋では革命はre-volution。今が変だから循環させる
日本ではフランス革命の学習はそれで終りだが、西洋ではその後どうなったかも学習する
フランスの国民戦線は愛国、身近(家族、地域、教会)、自由(EUからの)
フランスでは共産党票がかなりルペン候補に行きさう
日本ではナショナリズムを二枚舌で使ってきた。後進国のナショナリズムは先進国に対抗するものだからよいが、先進国のナショナリズムは駄目、と
非物質的遺産が大切
録画はフランス大統領選の投票前だったので、ルペンさんの当選を期待する内容だった。
私は、西洋の革命は今が変だから更に変へるが、アジアでは西洋の文化が流入するからそれへの対抗として前に戻さなくてはいけないと、当時のベトナム戦争から感じた。しかし今回のお話で、西洋でも今が変だから循環させると云ふ思想があることを知った。考へてみればフランス革命はその後、皇帝が復活したりといろいろあった。なるほどと思ふものの西洋では社会民主主義が出たことに、やはり今が変だから更に変へる思想なのではないかとも思ふ。
しかし西洋では変だから変へるのに対して、日本では西洋と違ふから変へると云ふ奇妙な連中が現れた。これらは社会破壊反日だから社会に有害といふことで、番組出演者と私の意見は一致した。(完)

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五月二十七日(土)
一旦終了したものの、本日の第三回目を見て、これは記録しなくてはいけないと思ひ、再開した。まづ先週は
グローバリズムの反省なし(国内政治家や言論業に)。日本は言挙げしないと云ふ主張があるが、それはきちんとしてゐるときの話。教育勅語廃止の決議は米軍占領下のことなのに、廃止の決議があったの主張するのは変。
以上のお話があった。今週は
アメリカは左翼、だから親米保守は革新保守で変。左翼になることは右翼になることと同じように人が馬鹿になる近道である、これは左の翼だけで飛ぶ飛行機も右の翼だけで飛ぶ飛行機もない、機体や尾翼も必要。家族、定住。人間は不完全、社会は有機体。漸進的に改革、異常なときに大きく直すことはある。慣習、感情を大切にする。小泉はアメリカのイラク攻撃に賛成しておきながら反省なし、それで反原発を言っても説得力が無い。政府は国民のために活動するのに、憲法は政府を監視すると云ふ言論、行政改革
最後の行政改革について私の意見を追加すると、日本はプラザ合意以降、基本産業が二流産業と看做されるやうになってしまった。本来は基本産業の一部であるべき政府が所謂一流産業として扱はれることへの不満が国民に現れたと見るべきだらう。(完)


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