九百五十六 1.平成の名勝負
平成二十九丁酉年
三月二十七日(月)
新横綱稀勢の里が十三日目に左肩を負傷した。この日まで大相撲は観なかった。翌日ケガを押して出場すると云ふ。心配だからテレビを観たところ稀勢の里は負け、同点首位の照ノ富士は勝った。この時点で休場して治療に専念するだらうと云ふ大方の予想に反して、千秋楽も出場した。
稀勢の里はこれまで休場は一日だけだ。それを守り勝負は負けても良い。誰もがさう思った。ところが本割で勝ち、優勝決定戦でも勝った。北の富士は「照ノ富士は2番とも勝ちを焦った」と解説し、舞の海は本割の後に「この10年でこれぐらいの大歓声は初めて」と驚いた。
君が代斉唱のときに、稀勢の里の目から大粒の涙が流れた。放送を10分延長したが、共同インタビューは聞けなかった。

三月二十八日(火)
ほとんどのマスコミは稀勢の里を賞賛した。日経新聞だけは、貴乃花が怪我を押して無理に出場したことが七場所の休場とその後も再起できなかったことを挙げて、今回の優勝が成功かどうかは今後を見ないと判らないとした。
私はテレビにご両親が映り、余裕たっぷりの表情なので怪我は大丈夫だと確信した。その後、照ノ富士が前日変はって勝ったことを批判する声が出てきた。これについて照ノ富士も膝が悪く、怪我を外に出すか出さないかの悩みだと照ノ富士が述懐するのを読んで、なるほどと思った。稀勢の里は変はっても怪我のせいだと皆が応援したからだ。
舞の海が、照ノ富士は膝の状態が悪いのかも知れないと取り組み前に解説したのはさすがだった。

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九百五十六 2.前アメリカ副大統領バイデンさんの発言を無視してはいけない
三月二十九日(水)
ここから話がまったく変はって、前アメリカ副大統領バイデンさんが、日本国憲法は我々(アメリカ)が作ったと発言したことがあった。決してバイデンさんを批判するのではない。日本側は、憲法を全面改正してもアメリカは反対しないことを読み取らなくてはいけない。そもそも講和条約締結後は、日本は独立を回復したのだから日本の任意だ。占領下の憲法を全面改正するのは当然だ。
この話は「1.平成の名勝負」とはまったく関係が無い。ここに書いた理由は、特集を作るときはファイルの大きさが4KB以上になるやうにしてゐる。稀に3KBや2KBになることがある。だから無関係だが二つ並べた。
否、関係はある。平成の名勝負は貴乃花が怪我を押して出場した場面と今回だ。そして平成時代に憲法を改正することは急務だ。(完)

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