九百四十五 単純唯物論政党(日本死ねの民進党と、日本共産党)の天皇様退位問題の欺瞞を批判

平成二十九丁酉年
三月四日(土)
天皇様が退位をご希望され、それについて与党側は一代限りの立法にまとまった。野党は単純唯物論政党(日本死ねの民進党と、日本共産党)が皇室典範の改正を主張してゐる。私は長い歴史に従ひ、天皇様が退位され上皇となることに賛成だったが、単純唯物論政党の主張があまりに欺瞞なので、与党の主張に賛成することにした。或いは与党側の皇位が不安定になると云ふ主張にも賛成だからだ。
まづ日本共産党は天皇廃止を原則としながらそのときの国民の意見に従ふ立場だ。だったら「天皇の意志を尊重し退位に反対しない」くらいに留めるべきで、皇室典範だ何だと発言してはいけない。
日本死ねの民進党は、前回の女系天皇騒ぎのときに天皇様を利用してフェミニストの意見を通さうとした。これは天皇様の政治利用だ。今回も同じで、女性宮家を創れだとかご退位とは無関係のことを云ふ。
私は男女平等に賛成だし、女性議員が増えることにも賛成だ。しかし割り当て制に反対なのは、日本死ねの民進党の女性議員は質が極めて低いからだ。小池都知事や林横浜市長は女性だから当選したのではない。男女を問はずその役職に相応しいから当選した。私は先月まで横浜市長が女性だと知らなかった。これが普通だ。 尤も初鹿明博のラブホテル入口事件で、日本死ねの民進党は男も低質なことが判ってしまったが。

三月六日(月)
皇室典範は法律の一種だから改正は過半数で良い。全会一致でなければいけないと云ふ主張は、憲法第一条の「国民の総意」を濫用したのだらう。憲法第一条は天皇が国民の象徴であることが総意だと謳ったのであって、皇室典範の細かい規定が総意である必要はない。
ここで総意とは全員が望ましいが、どんな優秀な工場でも作業環境でトルエンだとかの濃度が超える場所がある。だから第一管理水準(優秀な職場環境)の95%以上を総意とすることがまづ考へられる。これは標準偏差が小さい場合で工場や倉庫がこれに該当する。
次に人間の場合、意志があるからわざと議論を妨害することができる。国民の生活とは無関係に護憲だの立憲主義だのを叫ぶ連中はその典型だ。だから人間の社会では例へば株主総会では2/3を特別決議と定めてゐる。これは言論や宗教の自由を侵さない場合の数値で、これらを制限する場合は99.7%を総意とすべきだらう。
以上を踏まえて総意とは2/3とするのがよい。特別法や皇室典範は総意である必要は無い。もし100%とした場合、日本死ねの諸政党まで含めたら永久に総意は得られない。(完)

追記三月十日(金)
ここで2/3は統計による数値だから挙げた。ゴミ憲法の改憲規定に従ったのではない。通常の分布では、標準偏差、その二倍、三倍を取ると68%、95%、99.7%になる。


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