九百十五 党首討論の蓮舫を批判
平成二十八年丙申
十二月十日(土)
党首討論で蓮舫の発言は国会議員失格だ。まづ息をするようにウソをつくとはいったい何だ。私には、通常の嘘と息をするような嘘の違ひがまったく判らない。その前にまづ安倍首相の発言がなぜウソなのかを云はなくてはいけない。例へば私が「嘘で固めた下手な演説だけが取り柄の野田」と書くときは、マニフェストに書いたことはやる書かないことはやらないのが民主主義だと大言を吐いたにも関はらず、マニフェストに書いてない消費税増税を行ったことを指す。
人間は一分間に十二乃至十六回の呼吸をする。もし安倍首相が一分間にこの回数だけ嘘をついてゐなかったとき、蓮舫は当然国会議員辞任くらいの責任は取るのであらう。
十二月十一日(日)
橋下徹さんも同じことを言った。
人格攻撃はよくないよ。人を嘘つき呼ばわりしたら、蓮舫さんなんか二重国籍問題ではバリバリの嘘つきだ。国民はしっかり見ている。詐欺罪で有罪判決を受けながら僕を詐欺師呼ばわりした辻本清美とやはり同類か!政策論争に徹すべき
同感だ。国会は何の根拠もなく相手を嘘つき呼ばはりする場ではない。蓮舫のせいで国会議員の質が低下した。二重国籍問題では、蓮舫の発言が二転三転した。二転目でまづ最初の発言は嘘だった。三転目で二回目の発言も嘘だった。
二転目は思ひ違ひと云ふこともある。云はば過失だ。三転目は意識して発言したのにこれも嘘だったとなるから故意だ。橋下さんはよいことを言った。蓮舫はバリバリの嘘つきだ。
十二月十二日(月)
蓮舫は次の発言もした。
『カジノが成長産業に資するのか』とうかがっても、首相の答えない力、逃げる力、ごまかす力、まさに神っている。
まづ、神ってるといふ日本語があるか。広島東洋カープ監督の緒方さんはさう発言した。しかし発言には時と場が重要だ。緒方さんはこの言葉を流行させようとして発言したのではない。だから聞く人に共感を与へた。ここまではよい話だ。
ところが或る民間会社がその年の流行語を選ぶ。かつては細々と選んでゐたのだがマスコミに騒がれて慢心を起こした。裏工作があるのかも知れない。自社のCMが選ばれればその効果は絶大だ。だから最近は不適切なものが選ばれるやうになった。
検索エンジンで「神ってる」と入れると、どういふ意味?、批判殺到、違和感、と批判するものが並ぶ。私もこの文章を書くときに調べて緒方さんの発言だと知った。
本来、民間会社が流行語を発表してもマスコミは無視すべきだ。興味のある人はその会社のホームページを見ればよい。それなのにマスコミが騒ぐからこんなことになった。それでもマスコミは報道することが商売だからまだよい。蓮舫は一体なんだ。この語を国会で使用した。日本の低級マスコミより更に低級なのが蓮舫だと云ふことが明らかになってしまった。(完)
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