八百七十二 納涼、政治川柳(ゴミ憲法を笑ひ飛ばさう)

平成二十八年丙申
八月十九日(金) バイデンの 主張を無視する バイコク奴
二日前の社会破壊拝米新自由主義反日パンフレット(自称朝日新聞)の天声人語に変な文章が載った。アメリカのバイデン副大統領が、日本の憲法は我々が書いたと発言したことに対して
米政府の要人としては異例で、無神経というほかない。
今の憲法がアメリカに押し付けられたことは明白だ。反日パンフレットも一行おいて
日本国憲法が米国主導で生まれたのは事実だ。日本政府がまとめた憲法改正案が民主的でないとして、連合国軍総司令部(GHQ)が短期間で草案を作り直した。
とそれを認めてゐる。バイデン氏の発言は無神経でも何でもない。事実を述べただけだ。

八月二十日(土) バイデンの 主張を歪曲 バイブン業
元首相の故宮沢喜一氏がこう語っていた。「我々自身で産んだものではなく、とかく違和感があったが・・・・・我々が憲法というものを育て、使い込んでいった部分があると思うんですね」
この主張だったら大賛成だ。ところが時代が変はり「我々自身で産んだものではなく、とかく違和感があった」と感じることなく憲法は一字一句変へてはいけない、と主張する奇妙な連中が現れた。そればかりか普通選挙が実施されてゐるにも関はらず民主主義を叫び、自由にも関はらず自由を叫ぶ。そしてアメリカを崇拝する。
今の日本は民主主義ではないと断言できる。ニセ労組やら業界団体が選挙に干渉するからだ。自由でもないと断言する。中途半端な終身雇用制があるため国民に自由がない。完全な終身雇用制は社会主義だから、労働時間以外は自由時間だし、欧州のやうに移動の自由があるなら失業してもそれほど不安はない。日本で民主主義や自由を叫ぶ人はそのやうな問題点を指摘するのではなく、単に日本を破壊しアメリカ化したいだけだ。某売文業会社はその典型だ。
そこから70年、憲法も、戦争放棄の9条も変わっていない。日本国民の判断である▼戦後の歴史を無視するかのようなバイデン氏の発言は傲慢ともとれる。
憲法が変はってゐないのは米ソ冷戦に巻き込まれ、日本社会党がアメリカの命令で作らされた自衛隊に反対したからだ。と云って自民党が過半数だから法律制定は阻止できない。だから違憲を主張した。社会党は末期でさへこの路線を守り、自衛隊の「違憲合法」を党内に提案したものの反対が多く「違憲だが法的に存在」と云ひ替へたくらいだった。
憲法を改正できなかったのは今の憲法が優れたからではない。自衛隊に反対してのことだった。

八月二十一日(日) ゴミ憲法 ゴミでも一応 憲法だ
以前も書いたが、ゴミ憲法も一応は憲法だ。だから従はなくてはいけない。しかし改正することができる。

八月二十一日(日)その二 ヘボ議員 民よりゴミを 可愛がり
シロアリ議員の特徴は、国民のことを考へずに護憲を叫び続ける(旧社会党)か、アメリカの都合のよいところだけ猿真似(シロアリ民進党)する。国民よりゴミ憲法を可愛がる国賊を撲滅しよう。

八月二十二日(月) ゴミ憲法 シロアリどもが 巣を作る
米ソ冷戦時代には、自民党と日本社会党が激しく対立したから、政治に緊張があった。日本社会党の護憲は、米軍の命令で作らされた自衛隊に反対し、日米安保条約に反対する手段だから、激しかった。ところが冷戦の終結後に、シロアリ民進党に行った連中は護憲だけ残った。空虚に護憲、護憲と叫ぶ奇妙なシロアリどもだ。自分の議席のことしか考へない。だから社民党の場合はまだ護憲を叫んでも許容範囲だった。自分たちの議席が不利でもシロアリ民進党に行かないのだから。

八月二十三日(火) ゴミよりも 悪臭放つは シロアリか
夏はゴミが腐る。しかしゴミ憲法の場合、悪臭はどうやら巣を作ったシロアリどもから放たれる。公約違反の消費税増税をごまかすため、立憲主義だの護憲だのを叫ぶ。
私は今の憲法にそれほど不満がある訳ではない。あまりに護憲シロアリどもの言動が醜いので、これらを退治するには憲法改正しかないといふ結論に至った。

八月二十四日(水) 七十年 改正できず ごみんなさい
ごみんなさいなんて日本語があるかと云はれさうだ。ゴミ憲法の件でごめんなさいを短縮したら、ごみんなさいになってしまった。我々は先の戦争で亡くなった兵士と国民に謝らなくてはいけない。祖国の平和は大切だ。しかしそれは祖国の独立があってのことだ。祖国が経済的には復活したものの憲法が占領下のままだ。亡くなった兵士と国民にアンケートを取れば、憲法改正と米軍国内撤退を掲げるに違ひない。米軍国内撤退は国際情勢を話し納得してもらふとして、憲法改正は実現すべきだ。(完)


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