八百四十九 舛添スキャンダルは100%シロアリ民進党の責任だ

平成二十八年丙申
六月十三日(月)
都知事の舛添が公私混同で大変な騒ぎになった。舛添のスキャンダルは100%シロアリ民進党の責任だ。それをこれから明らかにしよう。舛添は連合東京の推薦を受けた。まづその記事を紹介したい。日経新聞によると
連合東京は18日の幹部会合で、東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)に出馬する舛添要一元厚生労働相を支援する方針を決めた。20日にも舛添氏と政策協定を結ぶ。(中略)連合内では電力関係労組を中心に細川氏の唱える脱原発に反発する声が多く、同一歩調はとれないと判断した。
連合東京が支援したといふことは、連合が支援したに等しい。全国組織の連合が都知事選を支援するのは不自然だからだ。例へば連合北海道が道知事選で誰かを支持したら、それは連合が支持したに等しい。
それにしても舛添のスキャンダルがなぜ、100%シロアリ民進党の責任なのか。それをこれから説明したい。

六月十四日(火) 諸悪の根源は菅直人の消費税増税騒ぎ
与党と野党にはそれぞれ役割がある。自動車にアクセルとブレーキがあるのと同じだ。もしブレーキがアクセルと同じことをしたら大変なことになる。だからシロアリ民進党(当時は民主党)の菅直人が突然、消費税増税を云ひだしたのは、絶対に許されない行為だった。
それと同じことをしたのが、都知事選の連合東京だ。シロアリ民進党の最大の圧力団体は連合だ。その東京組織が舛添を応援すれば、シロアリ民進党は半分与党になったも同じだ。これでは都議会で緊張がなくなる。緊張がなくなればいいかげんに勤めるやうになる。

六月十五日(水) 政治資金問題
以上は都知事就任後の公用車で毎週別荘に行ったり、出張で高級ホテルに宿泊したりした件だ。都知事就任前の政治資金で家族旅行をしたり私物を購入した件は、連合東京の責任ではない。しかし自民党の責任でもない。自民党を除名になったからだ。
Googleで「政治資金 民主党」と入れてみよう。山尾志桜里を筆頭に、小見山幸治、鳩山由紀夫など出てくる。「政治資金 自民党」と入れても桝添以外はそれほど出てこない。桝添が政治資金を私用に使つたのは家族宿泊などそれほど多額ではない。桝添が都民の怒りを買ったのは海外の高級ホテルだ。それより政治資金問題で山尾志桜里を追及したほうがいい。マスコミの偏向報道に騙されてはいけない。

六月十七日(金) 桝添はリベラル
Googleで「舛添 リベラル」と入れて一番優れてゐるのが、五年前のYahoo知恵袋でベストアンサーに選ばれた回答だ。
新党改革の「舛添要一」代表は保守議員なのですか?リベラル議員なのですか?

に対して
舛添氏はリベラル派議員です。
・外国人参政権賛成、靖国問題勉強会発起人の一人、自虐史観
・タカ派=保守派と勘違いしている人がいるが 尊敬する政治家 として 野中広務 を挙げるリベラル派。
・2年前の参院選で参院政策審議会長の立場も弁えず安倍首相を猛烈批判し、自民党大敗・現在の政局混乱の一因を作った有害議員 。安倍首相攻撃の理由は、自虐史観のリベラル派ゆえの真正保守の安倍氏への反感のみと思われる。
・安倍首相の決断による衛藤晟一氏(参議院比例区、愛国度:S、真正保守・反日教組の急先鋒)の自民党復党について感想を求められて「百害あって一利なし」と発言

とある。私は自虐史観といふ言ひ方はしないが、米英仏蘭は正しくて日本は間違ってゐるといふ奇妙な主張がここ二十年ほど出てきた。これでは厖大な植民地を持つ側が正しいといふやうなものだ。この主張と自虐史観はかなり重なる。タカ派は強硬派のことでリベラルにもタカ派はゐる。以上の違ひはあるが、舛添をリベラルとすることには同感だ。

六月十九日(土) 嘘ツキノススメ
十五日舛添氏は辞任を表明した。これについて十六日の反日パンフレット(自称朝日新聞)は二人の発言を載せた。まづは著述業・プロデューサーの湯山玲子さんで
舛添さんは私利私欲が強く、上司だったら部下がついていかないタイプだろう。(以下略)

と手厳しい。

もう一人は元宮城県知事の浅野史郎さんで
舛添さんの一番の誤りは「初動ミス」だ。疑惑が指摘された最初の段階で「申し訳ありません。二度としません」と、全てを認めて謝れば良かったのに(以下略)

この発言は重大だ。本心とは関係なく口先だけで謝ればいいといふのだ。この二枚舌発言がどれだけ国民のこれまで多数の政治屋への不信感を増大させたと思ってゐるのか。いくら反日パンフレットの取材とはいへ悪質な発言だ。これで浅野氏が政治の舞台に登場することは二度となく、元宮城県知事といふ過去も崩れ去った。今回は高額海外出張に多くの人たちが怒ってゐるのであり、最初の段階でごまかされてはたまらない。これでは、嘘ツキノススメだ。(完)


(消費税反対その九十八)(消費税反対その百)

メニューへ戻る 前へ 次へ