八百四十四 シロアリ民進党の二枚舌と無責任を許すな(岡田の増税延期提案を批判)

平成二十八年丙申
五月二十二日(日) 岡田の増税延期提案
民進党党首の岡田が、消費税増税の延期を提案した。財源は赤字国債だといふ。これほど二枚舌で無責任な提案はない。今こそ日本最悪のシロアリ勢力、民進党を撲滅しよう。

五月二十五日(水) 共産党は左翼崩れ
シロアリ民進党に与同する勢力も撲滅すべきだ。共産党について私には昭和四十年代の記憶があるから、これまで愛国勢力、民族独立勢力として扱ってきた。しかし昨年共産党について少しではあるが調べたところ、その主張は完全に左翼崩れだった。左翼崩れとは小林よしのり氏の表現ではサヨクとなる。
共産主義の政権を確立する目算のないまま共産主義を信奉すると左翼崩れになる。だから今回シロアリ民主党に与同するのは、当然とも云へる。

五月二十九日(日) 既に手遅れだがシロアリ民進党のすべきだったこと
旧民主党の欠点は二つあり、一つは文化性に欠け、二つには上流から下流までのうち中流止まりだった。
一つ目の文化性とは、非欧米地域にあっては保守、革新のほかに、西洋文明を受け入れるかどうかの軸があるから二次元になる。しかし経済、科学の分野では黙ってゐても西洋文明が流入するから社会全体では西洋文明超過になる。自民党が国民の全階層から受け入れられる理由は保守性にある。昭和五十年辺りまで革新が強かったのも同じ理由で、西洋帝国主義からの民族解放や愛国戦線を掲げるインドシナ半島の共産主義勢力に日本からも多くの共感が寄せられた。
二つ目の中流止まりとは、かつて一億総中流と云はれた時代に社会党が中流は誤りだと云った。この発言は間違ってゐるが偉い。一億総中流なら大いに歓迎すべきだったのに社会主義を目指したのは誤りだった。一方で一億をすべて見捨てないところが偉い。それに比べてシロアリ民進党は何か。ぶ厚い中流などと偽善言辞を吐く。ぶ厚い中流だとそこに入れない人が出てくる。

六月二日(木) シロアリ民進党なら更に経済は悪くなった
シロアリ民進党とその追従政党が内閣不信任案を提出し否決された。可決されるか否決されるか判らないものを提出するなら意味がある。否決が確実なものを提出しても国民は冷めた目で見る。提出の理由は経済政策のアベノミクスが失敗したといふものだ。しかしもしシロアリ民進党が政権を取ってゐたら、そもそも景気は良くならずずっと沈んだままだった。
日本の景気を良くする方法は既得権を無くすことで、それにはシロアリ民進党の圧力団体、ニセ労組シロアリ連合を弱体化させることだ。それには労働組合法を改正し、組合費天引きとユニオンショップ協定を禁止すればよい。

六月十日(金) 左翼と左翼崩
米ソ冷戦時代は、東西両陣営がそれぞれ自分たちこそ優れてゐると宣伝する必要があった。東側とはソ連、中国、東欧、西側とはアメリカ、西欧のことだった。東側は民族解放を謳った。西側はインドでの統治不能状態や第一次インドシナ戦争などを経て植民地を解放した。その四十年後にソ連と東欧は崩壊した。
日本共産党のすべきはアジアの共産主義国と連携し、共産主義国を魅力あるものに変へさせると同時に、アジアでは共産主義が似合ふと宣伝することだ。唯物論は単純唯物論にせよ弁証法的唯物論にせよ放棄することが重要だ。資本主義は単純唯物論なのだから、共産主義は魅力あるものとならう。
ところがそれをせずシロアリ民進党との連携に走った。連携しても選挙への効果なんて無い。国民不在だからだ。しかし仮にあるとして与党側の議席2/3を阻止したとしよう。それで世の中が変はるか。結局はシロアリ民主党が下野したあとの体制を維持するだけだ。日本共産党は完全に左翼崩れになってしまった。(完)


(消費税反対その九十七)(消費税反対その九十九)



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