七百九十七 1.全選挙区で「シロアリ民主党は公務員組合の手先だ」と主張しよう、2.神奈川県立図書館は廃止させよう
平成二十八年丙申
一月十日(日)
二つの主張
日本の民主主義を破壊したシロアリ民主党の撲滅は必要不可欠だ。これなくして日本に民主主義の復活はない。しかし心配はいらない。選挙で「シロアリ民主党は公務員組合の手先だ」と主張すればよい。民主党をシロアリ化させた菅と野田は、税収赤字と直間比率の変更といふまつたく別の問題をわざと混同させた。しかも背後でマスコミを煽つて税収赤字を煽つた。すべての選挙区で「シロアリ民主党は公務員組合の手先だ」と叫ばう。これでシロアリ民主党は壊滅する。
私がこのような決意に至つたのは数年前に、神奈川県庁が二つの県立図書館を廃止すると発表したときだ。神奈川県の或る公務員が、橋下市長のせいで大阪では図書館が廃止されてゐる、神奈川県でも同じになると発言した。それを聞いて逆に、私は橋下支持になつた。同じ例がもう一つある。消費税増税が可決された直後に、労組の全国集会で社民党の福島瑞穂が来賓挨拶で、護憲護憲と叫んだ。当時安倍氏は改憲を主張してゐなかつたから、これは維新の会に対してだつたが、このとき以来、私は改憲賛成、維新の会支持になつた。
リベラルと称する偽善者どもの醜態が、多くの国民を改憲賛成、維新の会支持にすることに、彼らは気が付かないらしい。
一月十一日(月)
神奈川県立図書館の廃止
神奈川県立図書館の廃止計画が発表されたとき、最初は反対だつた。廃止といつても完全に廃止になるのではなく、市(町)立図書館経由で借りることができる。神奈川県には二つの県立図書館がある。横浜市西区の神奈川県立図書館と、川崎市川崎区の神奈川県立川崎図書館だ。
前者は建物が古く内部構造が複雑で地下一階に食堂がある。このような図書館用建物は貴重だ。だから廃止に反対だつた。しかし食堂は後に廃止になつた。しかも存続するなら建て替へが必要だ。
後者は理工系に特化した図書館で、建物の古さも貴重だが川崎工業地帯とその繁華街としての競馬場、飲み屋街の近くにあることが特徴だ。これも昭和六十年代までの高度経済成長を支へた記録として貴重だ。ところがもし存続する場合は溝の口辺りに移転するといふ。
つまり建て替へたり移転するなら存続の意味がない。県民の税金を有効に使ふため、市(町)立図書館と県立図書館と二つ存続させる必要はない。
一月十二日(火)
公務員と純民間の感覚の相違
私がコンピュータ専門学校の教員だつたときの卒業生で公務員になつた人がゐる。その人からずいぶん前に退職したいといふ話を聞いた。丁度その頃、私の勤務する会社は業績が悪く一時金がほとんど出なかつた。金額を云つたところ、その卒業生は退職を取りやめた。
公務員は純民間の実態が判らない。ここで純民間といふのは旧財閥系で株を意図的に分散させた会社を除いた民間をいふ。これらの企業は敗戦後にGHQにより株を分散させたから本当の民間ではない。公務員の給料を民間と同じにするといふことは、退職率も同じにしなくてはいけない。
一月十五日(金)
地方を滅亡させるシロアリ民主党
シロアリ民主党の消費税に一番反対の理由はその逆進性、二番目に地方をより衰退させる。(だからといつて補助金や公共事業は駄目で、長期では余計に衰退させる上に、利権が絡む)
首都圏以外の選挙区は、シロアリ民主党の異常な首都圏志向を攻撃しよう。首都圏の利益は幕末に金銀の交換比率が西洋と日本で異なることを利用して暴利を挙げた西洋商社に似てゐる。首都圏の稼ぎはまさに西洋商社だ。地方の稼ぎは地道に農業、製造業、サービス業で働くことだ。
ずいぶん前だが、社民党がまだ政党として健全だつた時分に、民主党の議員は六本木で外資系と飲んでばかりゐる、と批判したことがあつた。シロアリ民主党の消費税増税のやり方は完全に西洋猿真似だ。日本が世界に模範を示さうといふ気概がない。シロアリ民主党は六本木で飲んでばかりゐる連中だと批判し、シロアリ民主党を撲滅しよう。西洋猿真似だと批判してもよい。(完)
(消費税反対その八十八)へ
(消費税反対その九十)へ
メニューへ戻る
前へ
次へ