七百三十七 1.消費増税の便乗値上げを許すな(1080円床屋は拒否し1000円の店に行かう)、2.西部氏、小林よしのり氏、佐伯啓志氏と私の思想一致率

平成二十七乙未
八月二十八日(金) 悪質な便乗値上げ
長いこと或る全国チェーンの1000円床屋を利用してきた。ところが菅と野田の嘘に始まる大騒ぎの結果3%上がることになつた。当然1030円になるのだらうと一回通つたところ1080円に上がつた。従来は消費税込みで1000円。それを消費税抜きで1000円と表示することであたかも今までと同じを装つて50円値上げした。悪質な便乗値上げである。

八月二十九日(土) 池袋駅に近い1000円理髪店と、会社に近い1000円理髪店
その店は一回行つただけであとは行かなくなつた。行くとすれば菅野田の嘘つき増税を撤回し5%に戻つたあとである。インターネットは便利である。探すと池袋のヤマダ電機総本店のすぐ横にある。労組の土曜の担当のとき、昼休みにここで切つてもらふようになつた。今年二月で組合を脱退した。その後は会社の近くに1000円理髪店を見つけた。何と、小林よしのり氏と仲のよかつた学者(名前は忘れた。元秀明大学学頭)が月に一回くらい『発言者』塾を開いた場所のすぐ横である。秀明大学東京本部と称してゐた。私は塾には行つたことはない。『発言者』といふ雑誌を廃刊になる直前に1回購読したことがある。秀明大学東京本部に申し込みに行つたところ、申込用紙を渡され郵便局で振り込んで申し込んでほしいと云はれ、東京本部はあまり役に立たなかつた。インターネットで調べると廃刊になつたのは平成十七(2005)年である。その後、東京本部は移転した。昨年からその旧東京本部の近くに1000円理髪店を見つけ今年の春まで利用した。

八月三十日(日) 四十三年ぶりの理髪一番
二週間前その理髪店に行くと、三日間連休だつた。だから先週の水曜に行き直したところ月、火と連休しますとある。或いは閉店したのかも知れない。しかし髪が伸びたので翌日の木曜に午前半休を取つて別の理髪店に行くことにした。インターネットで調べると理髪一番があつた。
理髪一番とは懐かしい名前である。私が中学生のときだらうか、根津二丁目の停留所のそばに理髪一番の支店ができた。高校二年に引つ越すまで利用したから実に四十三年ぶりの理髪一番であつた。

九月三日(木) 消費税増税を認めるな
消費税増税に反対する三つ目の理由は地方を衰退させることだ。シロアリ民主党は典型的な大都市型政党(=シロアリ政党)である。地方に組織票があつてもそれは大企業の工場がある場合で、しかも工場はいつまで存続できるか判らない。因みに一つ目は財政危機を理由にマスコミがさんざん騒ぎ消費税をゴリ押しした。もし財政危機が理由なら直間比率を変へずに全体を上げるべきだ。二つ目の理由は低所得者ほど負担が大きいといふその逆累進性である。(完)

追記九月五日(土) 私と西部氏の思想一致率
私は西部氏の主張すべてに賛成といふ訳ではない。一致率は六割である。特に今から十年近く前に、総武線の千葉駅の電気照明の広告に秀明大学があり、英語をやたらと強調してゐた。西部氏は学頭といふ名誉職に近い役職であり経営の実権がある訳ではないが、あの当時、英語で国内を破壊しようとした船橋洋一の動きの影響がまだあつた。それなのに英語を第一に掲げるのはいただけない。その事を除いても西部氏と私の思想一致率は六割程度である。小林よしのり氏と私の一致率は八割だらうか。佐伯啓思氏と私の一致率は98%はある。


(消費税反対その八十一)(消費税反対その八十三)

メニューへ戻る 前へ 次へ