七百三十四　1.被害者の家族を売文のネタにする三つの悪徳新聞社、2.朝日新聞が新自由主義である証拠を発見(朝日新聞批判その九)

平成二十七乙未
八月二十三日(日) 小型反日新聞
中学一年生が二人殺害され遺体が発見された。ところがマスコミは被害者の家族を売文業のネタにした。
「いやや」。星野さんとみられる遺体が見つかったという速報が入った午後９時過ぎ、星野さんの自宅からは女性の絶叫が響いた。叫び声は５分ほど続き、いったんおさまったが、その後、おえつが漏れた。

これは小型反日新聞(自称毎日新聞)のホームページである。この新聞がこのような記事を書くのは今から三十年くらい前にも見られた。駄目なマスコミの典型である。

八月二十三日(日)その二 社会破壊拝米新自由主義反日新聞
社会を破壊することに熱中する反日新聞はインターネットに
府警が遺体を星野さんと確認したと発表した２２日午後７時半過ぎ、寝屋川市のマンションにある星野さん宅はあかりが消え、カーテンが閉じられていた。近くに住む女性（６５）は「最悪の結果になり、お母さんが気の毒でならない。地域全体で子どもを見守る社会にしなければ」と話した。

この程度ならまだ許せる。ところが新聞そのものの記事は
寝屋川市のマンションにある星野さん宅は２１日夜、あかりがともりカーテンが閉じられていた。午後９時ごろから30分ほど、女性の大きな鳴き声が聞こえた。近くに住む会社員男性（３５）は(以下略)

あかりが消えた状態からあかりがともり鳴き声を30分聞き続けた。この売文業の悪質な記者はストーカーなのかと云ひたくなる。

八月二十三日(日)その三 白人国崇拝ＫＫＫ(サンケー)新聞
次は産経ＷＥＳＴである。産経新聞の西日本版らしい。
「嫌や、どうして」−。大阪府柏原市の山中で、変わり果てた姿となって見つかった男子中学生の自宅からは、女性の叫び声が何度も漏れ聞こえた。

産経新聞は国の独立に関してなかなか見るべきところがある。ところが拝米なのである。軍事面に限つて日米同盟といふのなら判るが、社会をアメリカ式にしようとする。世の中が平衡するには時間の掛かることが判らない。その鈍感さが被害者の家族を世間のさらし者にしても何とも思はない原因である。

八月二十三日(日)その四 三つのマスコミはどれだけ悪質か
三つのマスコミがどれだけ悪質かは次の例を考へると判る。新聞の記者の自宅に皆で張り込まう。そして何時に電気がついた、何時に「うちの新聞社の社長は無能だ」といふ独り言の怒鳴り声が聞こえた、何時にどのテレビ番組の音声が聞こえたと新聞に書いたらどうか。売文業の連中が被害者宅で行つたのと同じことである。

八月二十四日(日) 「シンプル」といふ語を使ふ人は文章力が弱い
昨日の朝日新聞の三十五面は「科学の扉」といふページである。ところが欄外の白抜きが「扉」である。他のページの白抜きは「総合」「経済」「スポーツ」「読書」「社会」なので内容が一目で判る。それと比べて「扉」とは一体何だ。まつたく意味が判らない。「科学の扉」なのだから「科学」にすればよいのに、この無神経な編集方針がねつ造記事や偏向記事につながる。朝日新聞といふのは相当に殿様商売である。
この日の「科学の扉」は巨大線形加速器についてである。三つの章に分かれた二章目には「反応がシンプル」と題がつく。シンプルといふ語を使ふ人間は文章力が弱い。簡単、単純と書けばよい。これらには負の印象があると思つてゐるのだらう。単語は単独で使ふ訳ではない。文章の中に入れれば良い印象に変へることができる。

八月二十七日(木) 朝日新聞が新自由主義である証拠を発見
同じく二十三日の第二面には悪質な見出しの付け方の見本がある。記事自体は中立を維持しながら消費税に批判的で好感が持てる。ところが税負担「薄く広く」にシフトといふ見出しが付いたため、記事全体が台無しになつた。「薄く広く」は消費税がなかつた時代に経済界のトップの人が言つたものだ。その後に導入されたときは３％だから「薄く」といふ言葉も間違ひではなかつたが、多くの人はいづれ増税されると反対した。事実、村山富市といふ日本社会党を解体した男によつて5%にされ、菅と野田といふ嘘をつくことしか能のない連中によつて8%に増税された。8%では厚い。収入から徴収するか支出から徴収するかの違ひしかない。
記事の中身とは反対の見出しを付けるところを見ると、朝日新聞社の上層部は新自由主義であることがよく判る。船橋洋一が主筆になつたのに続き、新自由主義の二つ目の証拠を露呈させてしまつた。(完)


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