七百十一、今月から社会破壊拝米新自由主義反日新聞を購読(朝日新聞批判)

平成二十七乙未
六月一日(月) 朝日新聞を購読の理由
ニセ新聞東京パンフレット(自称東京新聞)は狭い分野での文章が著しく偏向する。具体的には、消費税増税騒ぎのときは読者を増税に賛成させようといふ洗脳文章を流し続けたくせに、シロアリ民主党が退陣すると今度はアメリカの基準で対アジア、憲法について安倍政権と意見の異なる部分への批判を繰り返す。アジア問題を論じるときは西洋列強によるアジア植民地化から始めなくては駄目だし、憲法問題を論じるときはアメリカ占領下での憲法押しつけから始めなくては駄目だ。これらは西洋の国際基準でも西洋を除いた世界常識でも売国奴だし、新聞とは云へない。だから前から購読を打ち切らうと思つてゐたが、値段が安いといふ理由だけで購読を続けてきた。
私の下の子が社説を読み始めた。国語力向上のためである。新聞ではない偏向パンフレットの駄文を読むことは教育上よくないので、今月から朝日新聞を購読することにした。朝日新聞は船橋洋一の英語公用語以来読むことはないと思つてゐた。それにも係はらず購読を始めたのは、国売り(自称読売)新聞と云ひ、白人国崇拝KKK(自称サンケー)新聞と云ひ他の全国紙がひど過ぎる。それだつたらまだ社会破壊拝米新自由主義反日(自称朝日)新聞のほうがよいといふ次第である。

六月五日(金) 先輩記者なる輩の主張で朝日新聞は重症だと判る
本日の社説に次の文章が載った。
3週間前の本欄で、安倍首相の米議会演説にあった「幕末の日本が米国の民主政治と出会った」というくだりに疑問を呈した。当時の日本にとって米国はそんな存在ではなかったという趣旨だ。が、徳川政権の代表団が渡米し、米国政治を見聞した史実があるではないかと、先輩記者から指摘を受けた。確かにこの点、言及しなかったのは公正さを欠いた。

砲艦外交で不平等条約を締結させられた。あるいはさせられようとしてゐる。どちらの場合にせよ、米国を訪問し見分するのは当然だ。先輩記者なる輩の拝米度には呆れが、それを社説に書く男にも呆れる。それほどまでして先輩記者なる輩のご機嫌を取りたいのか。文章は更に悪化する。
だが、日本が「近代化を始めてこのかた」、リンカーンの言葉を「民主政治の基礎」としてきたという演説内容は誇張にすぎるし、そこまで言うのなら、米国との濃密な接触の産物である日本国憲法を持ち出さないのはなおさらおかしい。

その理由は安倍首相が改憲を志向するからだといふ。まづ前半の部分は賛成である。安倍首相の云ひ方は誇張どころか間違つてゐる。民主主義かどうかはデジタルに分類できるものではない。選挙を実施しなくても民主主義の場合もあるし、選挙を実施しても民主主義ではない場合もある。拝米新自由主義社会破壊反日新聞は次に
実は別の重い指摘を友人から受けた。「親米改憲」を批判するだけで済むのか、「反米護憲」もあるではないかと。

「反米改憲」「親米改憲」「親米護憲」はある。終戦直後に国民の大部分は、GHQが今後押し付けるであらう法律等は独立と同時に破棄するといふ「反米改憲」である。その後「反ソ改憲」が出てきた。これはソ連のような社会は嫌だといふもので米ソ冷戦に巻き込まれたため「親米改憲」になつた。しかしそれは背後に米ソ冷戦があるためで、本当の目的は国の独立である。アメリカの圧力で米軍に協力する体制になつたため、それへの反発として「反米護憲」が旧社会党に生まれた。基地反対闘争や安保条約破棄を掲げ、純正な「反米護憲」であつた。
米ソ冷戦が米側の勝利に終はり、左翼が左翼崩れになると「反米護憲」は消滅し「親米護憲」なる奇妙な連中が出てきた。以上のように現在の日本に存在するのは「反米改憲」「親米改憲」「親米護憲」の三つである。そして「親米護憲」は国の独立を考へない売国奴どもである。今こそ憲法を改正しよう。

六月八日(月) 西洋列強の帝国主義を「過去のこと」にした罪、その一
朝日新聞は新聞としては合格である。素人の作つたニセ新聞東京パンフレット(自称東京新聞)とは雲泥の差がある。とはいへ、ときどき偏向文章が載る。例へば昨日の朝刊の「政治断簡」は冒頭から
戦争は、本当に70年前に終ったのか。著作を読んで、そんな問いを突きつけられたように感じ、精神科医の蟻塚亮二さん(68)を尋ねた。

最初から変である。七十年前の戦争をなぜ六十八歳の人に取材するのか。子供が生活(或いは遊び)に精一杯の段階から自分の意見を持つのは小学校高学年である。だとすれば八十歳以上の人に取材すべきだ。例へば平成元年に朝日新聞社のカメラマンがサンゴに落書きして傷をつけ、その写真で新聞記事を捏造した事件があつた。この件について将来、平成三年生まれの人に取材するか。
或いは従軍慰安婦捏造記事に対して朝日新聞は事実を知つてゐたにも関はらず数十年ごまかし続けて昨年やつと謝罪した。この件について来年生まれの人に将来取材するか。ずいぶん国民を馬鹿にしたものである。

六月九日(火) 西洋列強の帝国主義を「過去のこと」にした罪、その二
この記事の悪い理由は、だから日本は悪かつたと単に連合国崇拝に終ることだ。大航海時代から第二次世界大戦を経てベトナム戦争が終結するまでは、西洋文明が引き起こした戦争である。日本を批判するとすればその西洋列強の猿真似をしたことだ。そのことを言はずに戦争の悲惨さだけを伝へると、敗戦側と戦勝側の悲惨さの差から戦勝側賞賛になる。そんなことも判らぬのか。
次に戦争に勝つか少なくとも講和に持ち込めば大変な苦労も賞賛の対象になる。若い人たちから尊敬される。戦争に負ければそれがないからトラウマになる。だからベトナム戦争の米兵たちも帰国後にPTSDになつた。敗戦を曖昧にしたことが東條英機や牟田口廉也や山本五十六などの敗戦責任を曖昧にした。なぜ朝日新聞がそんな態度を取るかと云へば、この新聞こそ敗戦責任を追及されるべきだからだ。戦前はさんざん戦争を煽り、戦後は平和を叫び日本を批判する。朝日新聞はやはり社会破壊拝米新自由主義反日新聞である。

ベトナム戦争はアメリカが悪い。だから末期にはベトナム人は普通に歩くのにアメリカ兵は地雷探知機で周りを調べながら恐る恐る歩いた。その事実を無視し、ベトナム人の多数の犠牲者を無視し、なぜ米兵だけ書くのか。朝日新聞はやはり拝米である。

六月十日(水) 「半藤一利さんに聞く」
昨日の問題記事は「半藤一利さんに聞く」だつた。
松陰の記した『幽囚録』には、急いで軍備を整え、カムチャッカや琉球、朝鮮、満州、台湾、ルソン諸島を支配下におさめるべきだ、とある。これはものすごい膨張主義・侵略主義ですよ

今なら誰もが誤りだと思ふ。しかし当時はアジアアフリカのほとんどが既に植民地にされたか植民地にされつつあつた。例へばミャンマーの場合、1824年の第一次英緬戦争でヤンゴンが占領され、1852年の第二次英緬戦争ではバゴーを含む下ビルマを英国に奪われ海への出入り口を塞がれた。1885年の第三次英緬戦争でミャンマー全土が英国の支配下に入つた。吉田松陰は1830年に生まれ1859年に処刑された。時代の差を考へず表層だけなぞるのは素人のすることだ。
満州事変にしろ、上海事変にしろ、日本がやったことは、不戦条約違反であり、9カ国条約違反であり、明らかな国際法違反だった。

昭和五十年代までは不戦条約に言及する人はゐなかつた。何しろアジアアフリカのほとんどが植民地の中で始めた戦争である。帝国主義の醜い植民地争奪戦だつた。その事情を皆が知つてゐた。判りやすく言へばあちこちで食物の略奪が起こり大変な騒ぎのときに、町内会の決めたゴミ出し規則を守れと叫ぶようなものだ。ところが終戦直後に中高生や成人になつた人は思想が混乱した。これは世の中が急変したからだ。そのため昭和五年生まれの半藤氏が今になつて拝米反日新聞にだまされて紙面に登場した、といふところだらう。

六月十一日(木) 新聞失格社会破壊拝米新自由主義反日パンフレットの誕生か
反日(自称朝日)新聞は、これまで十日間見てきた限り新聞としては合格だつた。ところが昨日の朝刊は失格である。一面冒頭に村山富市を登場させた。村山は日本社会党を解党した。そればかりではない。菅直人や野田の消費税嘘つき増税騒ぎの最中に、消費税を3%から5%に上げたのは正しかつたと発言した。こんな男が河野洋平とともに記者会見した。そもそも引退して久しい男の偽善言辞なぞ普通ならどこの新聞社も載せる話ではない。それを一面の冒頭に載せるとは呆れる。
本文の冒頭に村山談話と慰安婦問題に関する河野談話の取りまとめを主導した両氏はとある。なるほどこの新聞失格反日パンフレットは、慰安婦捏造記事で謝罪したことを誤魔化したいのだなとよく判る。
それにしても西洋列強がアジアのほとんどを植民地にした事実を無視し反省とおわびを繰り返すことは、日本人に反中反韓を生みアジアの親善に有害である。かつては日本は侵略では無かつたなどの主張が日中関係を悪化させたが、現在は村山のような拝西洋の偽善言辞がアジアの親善を壊す。

六月十三日(土) 十一日の新聞
十一日の新聞は合格である。そこが1年365日すべて失格のニセ新聞との相違だらう。とは云へ、そこはGHQと同じで巧妙である。判らないように洗脳を埋め込む。三面記事の左側(最終頁の二つ手前)には次の記事が載る。
9条、今年も平和賞候補に
冗談ではない。これまで日本に駐留した米兵が朝鮮戦争やベトナム戦争や水俣病やイタイイタイ病やニセ労組の圧力による嘘つき消費税増税が憲法発布後になかつたといふのなら、これまでの世の中を継承しようといふのは悪くはない。ところがこれらが発生した。昭和五十五年辺りまでの革新勢力と、村山富市以降の左翼崩れとの違ひは、アメリカの実質保護領の戦後をありがたがるのか批判するのかにある。
アメリカ属領の日本のゴミ憲法がノーベル賞を受賞したら世界の笑ひ者である。そもそもノーベル賞とは何ぞ。西洋帝国主義の中から生まれた。北欧は植民地とは縁が薄いとは云へ、それを批判せず容認する中から生まれた。あんなものをありがたがつてはいけない。(完)


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