五百三十八、菅と野田は存在自体が憲法違反だ、亜流の安倍は?


平成二十六甲午
一月二十五日(土)「菅と野田は存在自体が憲法第27条違反だ」
憲法第27条にはすべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。とある。つまり菅と野田のようにまともに働いたことのない人間はこの世に存在すること自体が憲法違反である。

一月二十六日(日)「議員は仕事ではない」
議員は仕事ではない。議員になると仕事ができないから歳費を支給するだけだ。これまで仕事をして来て社会に貢献した人が議員になるのは構はない。しかし菅や野田のようにまともに仕事をしたことがない連中が議員になつてはいけない。

一月二十八日(火)「亜倍家の誕生」
安倍も似たようなものだ。大学卒業後昭和五十二年にアメリカに留学し昭和五十四年に帰国し神戸製鋼に入社。勿論父親のコネであらう。それはその後の経歴で判る。退職までの三年間にニューヨーク事務所、加古川製鉄所、東京本社に勤務したからだ。普通の新入社員では絶対にあり得ない。
父晋太郎の下で秘書を務め晋太郎急死の後は衆議院議員になつた。菅や野田と同じでまつたく世の中の役に立つてゐない。そんな男が首相になつてしまつた。

しかし私が安倍を菅野田亜流と断定する理由は世の中の役に立つてゐないことではない。国民は消費税増税に反対して民主党に投票した。それなのにペテン師(鳩山元首相の評価)の菅が消費税増税を言ひ出し首相を引きずり下ろされた。それにも係らず次の野田が同じことを繰り返した。その野田の路線に乗つたのが安倍である。
菅と野田の亜流だから亜倍と改名すべきだ。先祖代々の墓と位牌も彫り直したほうがよい。亜倍はどう思つてゐるのか知らぬが消費税増税路線を引き継ぐといふことは政権交代を無意味にすることだ。菅と野田は消費税増税が原因で首相を引き摺り下ろされたからだ。
そして亜倍は菅と野田の罪業をすべて引き継いだ。今後中小企業や個人商店で消費税増税が原因で倒産や廃業になつたときやそれが原因で一家離散、自殺、行方不明、退学、不良になつたときはすべて亜倍の責任である。

そこが小泉元首相との差である。格が全然違ふ。小泉氏は父親の地盤を継いだが落選し、当時は一国会議員に過ぎない福田赳夫氏の秘書になつた。横須賀駅を五時半の電車で通勤した。その差が今回の都知事選に現れた。

一月二十九日(水)「二番目の理由」
安倍を亜流と断定する二番目の理由は軽自動車税の引き上げである。自動車のうち軽自動車の割合の一番高いのは沖縄で55%、二番目は高知で53%、以下長崎、和歌山、島根、鳥取、鹿児島、宮崎と地方が続く。自動車税引き下げのため軽自動車税を増税するさうだ。亜倍のやることは菅や野田と同じでニセ経営者団体(別名サラリーマン経営者)連合会やニセ労組シロアリ連合が関係する大企業優先で、地方と中小企業、個人商店を圧迫する。とんでもない男である。
私は軽自動車は持つてゐない。しかし自分の利害とは関係なく社会全体のことを考へると軽自動車の増税は筋が通らない。亜倍といふのは呆れた男である。だからといつて軽自動車の増税だけを取り消したのでは駄目である。自動車税の減税を取り消す。亜倍にできるだらうか。菅や野田との分水嶺である。

一月三十一日(金)「三番目の理由」
景気を回復させなくてはいけない理由があるとすれば、それは正規雇用を拡大させるためだ。非正規雇用が多いのは景気が悪いためだ。ところが先日発表された派遣規制の緩和はいつたい何だ。
無期雇用の従業員は無制限に派遣できるようにする。一見正しいように見えるがまやかしなことはすぐ判る。派遣先から戻れば所属会社に仕事はない。企業が嫌がらせ退職にかかることは明らかである。つまりますます非正規雇用が増へる。
景気を回復させる目的は正規雇用を増やすことだ。非正規雇用を増やして景気を回復させては本末転倒である。

一月三十一日(金)その二「小泉進次郎議員は菅、野田、安倍とは異なる」
小泉進次郎議員はシロアリ自民党の安倍と経歴に似たところがあるが、小泉議員は今回の都知事選で枡添候補は自民党を除名になったため応援すべきでないことを主張した。この発言は尊い。
過去の経歴がたまたま憲法違反のシロアリどもと似てゐても、その後の発言が正しければ過去は不問に付すべきだ。(完)


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