三百八十一、安倍政権は消費税増税を無期延期すべきだ


平成25年
三月九日(土)「円安のときは消費税を上げてはいけない」
円安は生活必需品の価格を上げる。このようなときに消費税を上げてはいけない。消費税を上げなくても財政が好転する。そのための円安である。

三月十日(日)「セブン&アイ・ホールディングス会長鈴木敏文氏」
日経ビジネス2月25日号にセブン&アイ・ホールディングス会長鈴木敏文氏のインタビユーが載つた。
アベノミクスを契機に円安となり、それに伴って株高も進みました。今は、ちょうどここまでの段階です。(中略)ここで2つの問題があります。
1つは、2014年と2015年に控える消費増税。そしてもう1つが、現在盛んに言われている賃上げの問題です。この2つは、安倍政権が乗り越えなくてはならない大きな壁と言えるでしょう。


まつたくその通りである。賃上げといつても中小はなかなかその余裕がない。消費税を上げたらますます不景気になる。
今は、アベノミクスというマッチを擦って、火が燃え始めた段階です。モノが不足している時代であれば、マッチを擦っただけで炎は燃え上がるでしょう。今は炎を焚きつけるといっても、落ち葉がぬれている状況。そう簡単に、炎が上がるわけではないんです。ここで消費税を引き上げれば、せっかく燃え始めた炎に水をかけることになりますよ。

これも100%賛成である。消費税は景気がよくなつてから考へる。それまでは絶対に上げては駄目である。

三月十五日(金)「野田は正真正銘の愚か者だ」
野田の過去の発言で一番ひどかつたのが、不景気で税収が下がつても社会保障は必要だから税収のあまり下がらない消費税が必要だといふものだ。民間企業は赤字が続くと存続できない。いつかは倒産する。だから不景気のときは税金は払わなくてよいのか。そんなことはない。政府も自分の都合だけを考えてはいけない。
民間では好景気と不景気が来ることは常識だから、その対策を考へて経営をする。政府も同じだ。

三月二十六日(火)「安倍政権は謙虚になれ」
自民党が総選挙で勝つたのはシロアリ民主党と菅、野田があまりにひどかつたからだ。それなのに自民党は勘違ひしてゐる。得票率を見て見よう。自民党は決して国民から支持された訳ではない。安倍内閣の支持率が高いのは景気回復への期待感である。
消費税増税と辺野古埋め立てと大学TOEFL必須化は絶対に許してはいけない。安倍は何時から嘘つきの後継者と売国奴と国賊になつたのか。
自民党は消費税増税騒ぎのときに世論工作に係はつた財務省官僚を全員懲戒免職すべきだ。これで自民党はシロアリ民主党とは別の政党だと国民から認知される。
間違へてはいけない。自民党と公明党はシロアリ三党の一角である。その罪滅ぼしとしてシロアリ民主党とその排泄物(消費税増税)の撲滅に尽力すべきである。

三月二十八日(金)「与野党交代したときは前与党の過ちの後始末が任務だ」
与野党が交代したときは、前与党の過ちの後始末をする。これが新政権の役割である。だから鳩山政権は危なつかしいところはあつても、与野党交代の意義を理解しよくやつてくれた。ところが菅は何を勘違ひしたのか突然消費税増税を言ひ出した。菅の後を次いだ野田も同じ事を繰り返した。
安倍政権のすべきは景気回復で、そのためには消費税増税は無期延期し、その後廃止すべきだ。財政再建をだうするかは国民全体で考へることで菅の嘘に従つてはいけない。(完)


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