三百十四(乙)、野田はバカ嘘つきだ(聞いて呆れるバカ正直)
平成24年
十一月十六日(金)「醜態をさらす野田」
野田が国会の党首討論で、小学校の通知表でバカ正直だと書かれたと苦しまぎれに言つた。この一言で野田はバカでうそつきだと国民に宣言してしまつた。小学生のときはいい子だつたのに大人になつて変はつてしまつた。さういふ大人は多い。ましてや口先だけで大臣になつたり落選したりする政治屋の業界は特にさうである。民主党は鳩山氏と小沢氏が辞任ののちは、品性下劣な連中に限つて党の役職や大臣に付くやうになつた。
十一月十七日(土)「正直とバカ正直はまつたく別のものだ」
正直とバカ正直はまつたく異なる。例へて言へば原発が、正常運転をして排水を放出するのが正直、原子炉が異常状態になつて廃水があちこちから漏れるのがバカ正直である。まつたく性質が異なるのに現象だけ見て混同してはいけない。
正直はよいことだ。もう一方のバカ正直は本当はうそつきかも知れないが頭が悪くてうそをつくところまで頭が働かない。だからとんでもないことをやらかす。今回の増税騒ぎがいい例だ。シロアリを退治して消費税5%を浮かすと言つたのだからそうすべきだ。野田はうそつきなくせに頭が悪くとんでもないことをやらかす問題児だつたことがこれで明らかになる。
十一月十八日(日)「シロアリ解散」
今回の解散はシロアリ解散が一番似合つてゐる。外相の玄葉がバカ正直解散と主張した。冗談ではない。どうしても「バカ」といふ言葉を使いたければ「バカ嘘つき解散」が限度だ。
シロアリ解散、バカ嘘つき解散、国民をバカにした解散、民主主義の寄生虫解散、戦後の民主主義を死滅させた野田による解散、拝米新自由主義非国民解散。どれも皆当てはまる。これほど醜い首相は珍しい。
もし東條英機が平和を主張して首相になり開戦したのなら野田より悪質だ。しかし東條は陸相のときに開戦を主張してゐた。それで首相になつたのだから嘘は付いてゐない。野田はシロアリを退治して消費税5%分を捻出すると言つた。それでゐて捻出はせず増税をしたのだから東條英機より悪い。野田は明治維新以降最悪の首相である。「東條英機より悪質な首相による解散」でもよい。玄葉はなぜこの程度のことが判らないのか。宣戦布告が真珠湾攻撃より遅れた当時の外務官僚より悪い。(完)
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