三千四(うた)地元の話題(返品再購入、辻用水流れず、草木が消える)
乙巳(西洋地球破壊人歴2025)年
十一月十八日(火)
安売りスーパーで買ひ物のときに、10%引きシールが貼ってあるものも購入した。値引き品を選択して購入する訳ではないが、買はうとした商品の中に値引きのものがある場合は、これを買ひ物カゴへ入れる。これは、お店の為でもある。廃棄食品を少なくしよう。
ところが購入後にレシートを見ると、割引になってゐない。レヂに云ふと、操作を試みたがうまく行かず、店長が来て操作したがうまく行かず、一旦店の後ろへ引き上げ、再度出て来て操作し、暫くして返金した。そのあと再購入の捜査を行った。
十数円のことで、店長は6分以上時間を掛けた。時給二千五百円として二百五十円。一年ほど前にも、カードに電子硬貨カードとクレジットカードの、二つの機能がありこちらが云ふものと違ふところから引き下ろし、すべて返品して再購入の操作に、遭遇したことがある。
小生は、どこに改善点があるかを調べながら待つので不満は無いが、普通の人なら不満を持つだらう。中には、あの店とは取引禁止だ、と思ふ人もゐるだらう。
機械化は同一操作に役立つも想定外は時間を要す


十一月十九日(水)
辻用水を、久しぶりに覗き込むと、国道に近い部分は鉄バクテリアによる膜が水面に広がり、少し先は下から石が頭を出すやうに見える。歩き近付くと、それは藻がおされて水面から飛び出たものの集団だった。光の加減で、黒く見えた。
辻用水公団団地処理場が下水化により 文蔵川水が激減余剰水辻用水は流れ消滅

反歌  暗渠前鉄の柵へとときどきは藻を取り除く管理を要す

十一月二十日(木)
近所に、庭があり塀が日当たりを考慮した金網のため外からも見える家がある。木に子供用ブランコが吊り下げられてゐた。そこが工事になり、木を除去し駐車用空地一台分になった。同じく近所に、木と草花のある庭があったが、これらが除去され黒いビニールが掛けられた。最近は、雑草が生えないやうに黒いビニールが広まった。人間には便利でも、土の中の虫や、草花を食用とする虫には、棲息が困難になった。
郊外は草木や虫と人間が共存するも 自動車が一家に二台普及して 今や都内と変はること無し

反歌  郊外は自然が残る庭が消えコンクリートか黒きビニール(終)

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