二千八百九十九(うた)お酒の話題
乙巳(西洋発狂人歴2025)年
八月二十三日(土)
半月ほど前だらうか、医師の作成した動画で、ウィスキーが健康によいとするものがあった。アルコールは人体に悪いから、飲まないほうがいい。その中で、赤ワインはポリフェノールが含まれるので健康に良いと云はれるやうになったが、もちろん飲まないに越したことはない。同じやうに、ウィスキーにもポリフェノールが含まれるさうだ。
この動画で思ったのだが、日本酒は健康によいものが含まれてゐないか。アルコールは健康に悪いが、せめて日本酒販売促進材料として、健康によいものを見つけよう。無いなら改良で、含むようにしよう。
日本酒は古来伝はる飲み物も 体に悪きアルコール 六十五歳を過ぎたなら少しは飲みて早く仏へ
反歌
過ぎたるは及ばざるのは長生きも年金介護健康保険
健康年齢を長くするため、65歳までは酒を飲むのをほとんど止めよう。65歳を過ぎたら、適度に飲んで適度に亡くならう。
八月二十四日(日)
1985年に、一日30品目が推奨された。その後、廃止になった。その理由は、食べ過ぎるさうだ。今はバランスを重視するやうになった。さて、日本酒、焼酎、ウィスキーで三品目としたら、これはありだらうか。これらの目的成分はアルコールなので、駄目だらう。
医師の健康動画のなかに、腸内細菌の多様性があった。バランスを重視すると、たんぱく質、でんぷん、脂肪、ビタミン、無機質にのみ、関心が行く。すると少ない品目に集約しがちだ。しかし多品種を、腸内細菌からも必要だった。すると、日本酒、焼酎、ウィスキーで三品目はあり得るのか、と云ふ気になった。
おそらく、あるだらう。日本には、日本酒の長い歴史があるし、焼酎にも、短期の大きめ、または、中期の小さめ、の歴史がある。ウィスキーには西洋地球破壊人どもにとって長い歴史があり、日本人も西洋地球破壊人どもの食事(パン、肉、乳製品、ソースなど)を取り入れてきた。
八月二十五日(月)
今回の酒類三品目とは無関係に、四品目の酒を飲む機会があった。今は焼酎が普通だが、たまに日本酒を買ふ。その頃、医師の動画でウィスキーにポリフェノールが含まれるとあったので、ウィスキーも買ってみた。下の子から、発泡葡萄酒を貰った。そのため、四品種になった。
三十年ほど前のアメリカ中期出張では、ビールを飲んだ。アメリカのビールはあまり美味しくない。それでも葡萄酒や蒸留酒よりはよかった。ドイツ短期出張のときは、やはりビールを飲んだ。ドイツのビールは、味が濃くて美味しい。
我が好みはビールだが、高尿酸血症を抱へるので、日本国内では飲まない。アメリカから帰国のあと、人間ドッグで軽い脂肪肝と診断された。滞在中は、妻と上の子もいっしょで、飲む量は日本と変はらない。それでも罹ったのは、料理に脂肪分が多いためだ。帰国後も飲む量は変はらないが、四十年間脂肪肝にはならなかったし、γGTPは基準の半分以下だ。
西洋の食べ物油が多い故 日本人は気を付けよ脂肪肝へと容易に罹る
反歌
日系人油に弱き人たちは徐々に数減り強き人へと
日系人の疾病割合から、遺伝と食べ物の調査結果を五十年近く前に読んだことがある。当時は一世や二世だが、世代を重ねる毎に油に弱い人の比率は減るだらう。(終)
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