二千八百九十七(うた)敦賀と米原間は国策新幹線として開業しよう
乙巳(西洋発狂人歴2025)年
八月二十二日(金)
JR西日本が、北陸新幹線の米原経由はできないと云ふ。その理由は、滋賀県と福井県が賛成しないからだと云ふ。それは整備新幹線の話だ。整備新幹線が駄目なら、国策新幹線を建設すればよい。整備新幹線とは別の、新しい制度である。
強欲に新幹線を通すには整備と云ふ名悪きやり方

(8.24追記 どこが強欲なのか説明すると、地域を切り捨てて新幹線を作る。地方線を切り捨てたいJRと、中堅都市票がほしい議員の思惑が一致した。そして税金が使はれる。)
北陸新幹線は、このままでは永久に建設ができない。それなら、国策新幹線と云ふ新たな制度で、建設すればよい。すべての費用を国が出す。そして、整備新幹線では無いから、並行在来線として経営分離は認めない。
新幹線建設後の運営は、JR西日本が希望すればやらせるが、希望しないならJR東海にやらせる。滋賀県は金を出さない代はりに、列車は京都まで止めない。同じく、米原でスヰッチバックするか三角線を作って名古屋へ向かふ。東京、近畿、名古屋は三大都市圏だから、名古屋を東京や近畿と同じに扱はう。これでJR東海は大喜びである。
さて、これは福井県民が望めばの話だが、嶺北(越前から敦賀を除いた地域)を新しい福井県とし、嶺南(若狭と敦賀)を滋賀県と合併する方法がある。福井県は面積が狭くなると心配する必要はない。効率化の問題である。
コンビニが発祥元を切り捨てて進む理由は効率にあり

福井県と滋賀県が、整備新幹線に反対するので、国策新幹線を出した。それだけでは、福井県と滋賀県の裏をかいたみたいなので、二県が納得する方法を考へた。
嶺南は近畿に入るので賛成する筈だが、しないなら京都府と合併する方法もある。

八月二十三日(土)
ここからはまったくの冗談だが、嶺南を天領とする方法はどうか。江戸時代に、天領は幕府直轄地だった。今は差し詰め宮内庁直轄地だらう。総務省のうちの旧じじい省、ではなかった旧自治省部分。旧安倍派と立民党と今は無き社会党を見てゐたら間違へた。社会党のどこを見たのか、M山だ。その自治省部分に宮内庁を兼任させる。
「出向」は、仕事を身分に堕落させるから廃止する。小生が、富士通と手を切ったのも、富士通から出向で来るくせに、子会社からは派遣だったからだ。総務省から都道府県市町村への出向は廃止し、代はりに宮内庁への兼任で自治体験を積む。
北陸新幹線の敦賀米原間は、明治以降途絶へた天領を復活させてまで、国策で造る必要があるのかと、疑問を持つ人もゐることでせう。日本海側の新幹線が途切れるのは決定的な欠陥だ。米原で繋ぐべきだ。その考へを進めると、上越妙高と長岡間が途切れるのもよくないので、国策で造るべきだが、それは先の話だ。
いさな取り西と東の海沿ひは南と北を結ぶ動脈


八月二十四日(日)
ここからは、まったくの冗談の、更にまったくの冗談である。マッカーサの洗脳が利き過ぎて、天領を喜ばない人もゐることでせう。その場合は、連邦政府直轄地域若狭D.C.と名乗る方法もある。
まったくの冗談の、更にまったくの冗談とは、やってはいけないことだ。アメリカの猿真似をしてはいけない。
アメリカの猿真似するは若さ故若狭DC末な呼ばれそ
(終)

(北陸新幹線は米原へ10) 兼(北陸新幹線は米原へ12)

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