二千八百七十三(うた)報道を読んで(富山地方鉄道、埼玉高速鉄道と北陸新幹線)
乙巳(西洋発狂人歴2025)年
八月一日(金)
富山地方鉄道は、沿線自治体からの援助がない場合に、本線の滑川ー新魚津間と、立山線の岩峅寺ー立山間を、来年11月に廃止するニュースを読んだ。この報道だけだと、残念だが仕方が無い、で終はってしまふ。
国鉄が民営化まで 大都市を含む全国私鉄線 自治体による経営を含めて地方鉄道と 法律により規定をされる
反歌
国鉄が消えて鉄道事業法地鉄の名前富山に残る
しかし滑川ー新魚津駅間は、第三セクター(旧北陸本線)と平行する。第三セクター化したことが影響したのでは、との疑問が出てくる。国鉄の末期に、貨物列車の大削減で余った機関車と線路容量を活用して、列車の連結両数を短くして本数を増やすことが行なはれた。それとは別に、第三セクター化されたあと本数を増やした。Wikipediaによると
片道当たりの運行本数は、JR時代(2006年4月時点)では市振駅 - 黒部駅間が10本、黒部駅 - 富山駅間が16本、富山駅 - 高岡駅間が35本、高岡駅 - 倶利伽羅駅間で29本あったが、あいの風とやま鉄道移管後(2019年4月時点)では市振駅 - 黒部駅間が29本、黒部駅 - 富山駅間が32本、富山駅 - 高岡駅間が40本、高岡駅 - 倶利伽羅駅間で28本と概ね増発されている
それならば富山地方鉄道の滑川ー新魚津駅間も、あいの風とやま鉄道へ移管すべきだ。あいの風とやま鉄道が原因なのだから。
立山線の岩峅寺ー立山駅間は、地元市町村(と云っても富山市と立山町だけだが)のほかに、観光部分を富山県が支援すべきだ。そして有峰口または本宮から上には、スキー場とキャンプ場利用者を除き、車乗り入れを禁止すべきだ。これは、黒部への車規制と同じだ。
-----------------------------ここから(北陸新幹線は米原へ10)---------------------
近畿から新幹線で富山へと 乗り換へ無しに行く為に 米原または山科で新幹線を接続が好い
反歌
自然保護住民及び観光の足も保護して二倍の効果
八月二日(土)
毎日新聞のホームページに
埼玉高速鉄道の延伸、赤字なら「実施できない」 さいたま市長が見解
が載った。これは当然のことだが、もう一つある。「人口減少期に、首都圏が更に人口過多になることはさけなくてはいけいない」。つまり首都圏で延伸してよいのは、元々市街化された地域だけだ。例へば地下鉄有楽町線の延伸(豊洲-住吉)と南北線延伸(白銀高輪-品川)は、地方の人口減少を加速しないから合格。
人口の減少期には首都圏の市街化促進してはいけない
さて、赤字なら実施できない件に戻ると、敦賀から小浜経由で京都に至る経路はB/Cが元々1.1で、ぎりぎりだった。その後、建設費の高騰で0.5になったのだから、実施してはいけない。
小浜経由に決定済みだと主張する人たちは、その後 0.5になったことを無視してゐる。民間企業だったら、変化を無視したら倒産する。公共事業だったら、国民が損をする。
費用対効果が一を下回る造るべからず国民が損(終)
(北陸新幹線は米原へ9)
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