二千八百六十五(朗詠のうた)地元の話題(蕨駅前の櫓、ガス器具会社展示会)
乙巳(西洋発狂人歴2025)年
七月二十六日(土)
本日は、帰宅時に蕨駅で降りた。車窓から毎年夏に見える、盆踊り会場(だと思った)を見に行く為である。改札を出ると、階段までの橋上通路に「わらび機まつり」の垂れ幕が幾つもある。盆踊りは「わらび機まつり」と呼ぶのか、と思ひながら階段を降りると、盆踊り会場ではなく、「わらび機まつり」の案内塔(だと思った)だった。
バスの都合があり、後続の京浜東北線に乗る必要がある。少し見ただけで、駅に戻った。帰宅後にホームページで調べると、今年で第七十三回。南浦和へ引っ越したのは五十二年前だから、五十一年間盆踊り会場だと思ひ続けた。考へれば、駅前で盆踊りをやったら、バスが発着できなくなる。
更にホームページを見ると、駅前は案内塔ではなく、ステージだった。あんな狭いところでできるのか。或いは横に幅があるのか。昨年までの写真を見ると、ステージは下で、案内塔はやはり案内塔だった。
五(い)十(そ)あまりひと年のあいだ夏祭り踊り広場と思ふのち 訪れ蕨機まつり今年七(なな)十(そ)と三(み)つを数へる

反歌  機まつり蕨町にて始まるも戸田や浦和もまだ田が続く

七月二十七日(日)
昨日は帰宅後に、近くで行はれたガス器具会社の展示会を見に行った。来場者には、ティッシュと野菜詰め合はせが貰へるらしいが、それが目当てではない。家の近所なので、店内がどうなってゐるのか見たいだけだった。
次は、給湯器が壊れるだらう。そのときは、前回水道工事をお願いしたところから買ふ予定だが、ここにも問ひ合はせをしてみたい。
少し離れた場所に東京ガスもあるが、次回はこの二社から選びたい。東京ガスは、両親(おそらく母)が贔屓にした店だ。二台のエアコンはリンナイOEMの東京ガス製で、冷房は電気、暖房はガスで行ふ。今はヒートポンプ式が発達し、このやり方から東京ガス(リンナイ)は撤退した。一台は一体型なので、バーナーの熱をそのまま室内へ送風するが、一台は分離型なので、冷媒2本(往路と復路)と温冷水(往路と復路)のパイプと電線で連絡する。
本日の展示会で、ハイブリッド給湯器について、通常は電灯のヒートポンプで、足りないときはガスとの事だった。都市ガスよりヒートポンプが安いのだらうか、それともプロパンガス用だらうか。そこを質問すればよかった。深夜電力では無いのは、そのほうが電気代が安いとのことで、基本料が高いのかな。
電(いなづま)を造る為には 火を燃やし熱さの半ば逃げる故 高くなるのは昔も今も

反歌  燃える気(いき)今はそれより電(いなづま)が安くなるのは神の技かな
ガスより電気は高い。燃やした熱の半分しか電気にならないためだ。それなのに電気の熱が安いのは、ヒートポンプ式のおかげだ。(終)

(見沼代用水と地元の話題、百五)へ (見沼代用水と地元の話題、百七)へ

メニューへ戻る うた(一千四百四)へ うた(一千四百六)へ