二千五百五十九(うた)秩父鉄道のC58を高崎へ回送
甲辰(西洋発狂人歴2024)年
十一月二十日(水)
秩父鉄道のC58を寄居経由で高崎へ配給する動画を観た。広瀬河原まで今年最後の運転をしたあと、転車台には乗らずELに客車ごと後方から牽引される。そのあとELとSLのみになる。寄居でスヰッチバックするのはJR線内を順方向で走れるやうに、熊谷ではなく寄居経由にしたと動画撮影者は字幕解説する。
まづ東武鉄道との連絡線に入る。この日三度目の寄居到着である。こののち機関車を切り離し、操車担当の赤青灯で機関車をSLの前側に連結。そのまま引き上げ線へ前進し、JRとの連絡線へ後退するが、架線から火花が飛ぶ。普段使はない為、錆が原因だらう。ELを切り離しSLから遠ざかるときは車輪からも火花が出た。寄居の時点では終電に間に合ふとの事で、多くの撮影者がゐた。
次にJR東のDD51が高崎から旅客ホームに到着。反対側の高崎行き最終気動車が発車のあと、入れ替へで中線の蒸気機関車の前側に連結。八高線の配給列車はDE10が入ることは少ないとのことだった。EL、DL廃車のイベント実施中なので、今後はどうなるのか、と撮影者。
高崎へ出発するのは日付けが変はってから。高崎まで有火なので、煙を吐き、機関士も乗務する。児玉、倉賀野は停車時間があるので、撮影者は多い。高崎の旅客ホームへ到着後、DLを外し八高線行き止まりホームの欠けた部分の横を通り三番線から横川方面へ引き上げ、戻ってSLの後方から連結。引っ張って高崎機関区方面へ進んだ。このあと高崎でロッドを外し火を落とし、大宮工場へ向かふ。数年に一回行はれる。
高崎へSL回送動画には 優れが幾つも含まれる 配給の語はその一つ 順方向の説明とロッド離すの解説と 適時逃さず撮影にあり

反歌  解説を字幕にするは正解で縁の下での力持ちたれ
早速チャンネル登録をしたが、以上で2937バイトのため、この方の作った
SLの消滅 - 2020年 - 蒸気機関車が消えた日

を観た。1976年に鉄道からSLが消えたが、その四年前に梅小路蒸気機関車館が開業した。同じ年に西武鉄道山口線で五年間台湾から来たSLが走った。明治村でも12号機関車(鉄道院160型)の運行が始まった。つまり週末には、どこかでSLが走った。
平日も運転するのは、先程の明治村、京都鉄道博物館(元の梅小路蒸気機関車館)、大井川鉄道。更に修善寺の虹の里はイギリスのロムニ鉄道、軌間381mmの保存鉄道を輸入した。東京ディズニーリゾートは軌間762mm灯油燃焼によるSLで、協三工業の製造。同社は日本で唯一のSL製造会社だ。
ところが2020年のコロナ禍ですべてのSLが止まった。最後まで残った修善寺の虹の里が4月15日に運休し、自粛が解除された8月1日にSL山口号が運転再開するまで、二ヶ月半は週末を含めSLが運転されない期間となった。
この動画は、電子音声で解説が入る。電子音声は、縁の下の力持ちの範疇で、悪くはない。
埼玉に住む人間も忘却の山口線や 梅小路これも気付かず 明治村ディズニーランド虹の里今まで知らず 動画に感謝

反歌  コロナ禍の苦しき月日乗り越へてSL列車毎週走る
毎週ではなく、毎日と言ひたいが、大井川鉄道は年三百日など、たまたま運休が重なることがある。週末には無い。(終)
(追記11.20)協三工業のホームページを見ると、架線作業車、遊園地向け蒸気機関車、貨物用牽引用機関車(構内作業用か)などを製造する。いづれも低速だが、鉄道車両会社と共同すれば高速の蒸気機関車も作れるのでは。ボイラーとピストンの高圧対応が必要かな。
(追記11.22)JRの大宮工場では、東日本管内の東武を除くすべてのSLの全般検査を実施するさうだ。大宮工場と協三工業と鉄道車両会社がよいかな。

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