二千五百四(朗詠のうた)「米中戦争」巻き込まれた日本の「悲惨すぎる」末路
甲辰(西洋発狂人歴2024)年
十月六日(日)
現代ビジネスのホームページに
多くの日本人が知らない!「米中戦争」巻き込まれた日本の「悲惨すぎる」末路…中国の「核報復」受ける可能性
が載った。
知らぬ間に「米国のミサイル基地」と化していた日本
日本にとっての「最悪のシナリオ」とは?
政府による巧妙な「ウソ」とは一体…?
ここまでは、前回と同じである。今回も布施祐仁『従属の代償 日米軍事一体化の真実』を抜粋したものだが、別の角度から見た為に、より現実味を帯びた。
2021年春、アメリカで出版された一冊の小説が安全保障関係者のあいだで話題になりました。
邦訳本のタイトルは『2034 米中戦争』(二見書房、2021年)。NATO欧州連合軍最高司令官などを歴任したジェイムズ・スタヴリディス退役海軍大将が、元海兵隊員の作家エリオット・アッカーマンと共に執筆した小説です。
2034年のある日、南シナ海で米海軍と中国海軍の艦船による衝突が発生し、米駆逐艦2隻が中国の空母機動部隊によって撃沈されます。中国は同時に台湾への侵攻を開始。(以下略)
中国は米本土のインフラにもサイバー攻撃を仕掛け、(中略)通常戦力では形勢逆転が困難と判断した米大統領は、ついに中国本土への戦術(戦域)核兵器による核攻撃を命令。
アメリカが核兵器を使へば、中国も使ふ。その場合に、米本土、ハワイなどとともに、日本の米軍基地も標的になる。
十月七日(月)
「警告の物語」としてこの本を書いたというスタヴリディスは、共同通信のインタビューで「米中の戦争がいかに背筋の凍るものになるか想像し、回避策を考えるべきだ」と訴えています(沖縄タイムス、2021年7月6日)。
小説はあくまでフィクションですが、台湾などをめぐって米中間で戦争が発生した場合、それが核戦争にエスカレートしていくというのは、けっして空想的なシナリオではありません。それを示しているのが、1958年に起きた「第二次台湾海峡危機」です。
1958年8月23日夕刻、中国は金門島、馬祖島に対する武力攻撃を開始します。両島は中国福建省の沿岸部に位置する離島で、台湾の実効支配下にありました。
(中略)
米軍トップのネイサン・トワイニング統合参謀本部議長は、台湾海峡危機への対応を協議する会議で、「中国の飛行場と砲台を小型核爆弾で攻撃する必要がある。国防総省のすべての研究結果は、これが(中国に勝利するための)唯一の方法であることを示している」と発言していました。
(中略)
米軍が策定していた台湾有事の作戦計画では、数ヵ所の航空基地や砲台に小型核爆弾を投下しても中国が攻撃を止めない場合、上海などの都市を攻撃する計画でした。
しかし、それを実施した場合、ソ連も参戦し、台湾本島や米軍基地のある沖縄に対して核兵器による報復攻撃を行う可能性が高いと米軍は分析していました。
(中略)
結果的に、アイゼンハワー大統領が許可しなかったため、米軍が計画していた中国本土への核攻撃は行われませんでした。中国の攻撃は金門・馬祖島への砲撃に限定され、周辺に展開する米軍艦船を攻撃することもなかったことから、両島の占領や台湾本島への侵攻の可能性は低いと判断したためです。
これは過去の話ではない。
現在の米国も、核兵器の先制使用の選択肢を捨てていません。将来の台湾有事でも、通常戦力だけでは中国の侵攻を防ぐことが困難な状況に陥った場合、米国が再び核器使用の誘惑にかられる可能性は否定できません。
その時、日本に米国の戦域核兵器が前方配備・展開していれば、中国の戦域核兵器の攻撃を受けるリスクが日本に降りかかることになります。
アメリカは世界で唯一原爆を使ひた国に 歴史では史上最悪戦争悪魔
反歌
温暖化防ぐ為にも移民国廃止か停止地球を守れ
停止とは、移民の受け入れを停止し、住民は一定地域にまとまって住むことだ。(終)
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