二千四百九十三(うた)米国が日本を「犠牲」にしても守りたいもの
甲辰(西洋未開人歴2024)年
九月二十九日(日)
現代ビジネスのホームページに
米国を「恐怖の底」へ突き落とした中国!米国が日本を「犠牲」にしても守りたいものとは一体…
が載った。前文は
知らぬ間に「米国のミサイル基地」と化していた日本
(中略)
政府による巧妙な「ウソ」とは一体…?
(中略)
※本記事は布施祐仁『従属の代償 日米軍事一体化の真実』から抜粋・編集したものです。
本文の後半で
2022年10月にバイデン政権が発表した「国家安全保障戦略」(中略)の序文は、同戦略が「米国の死活的な利益を増進し、地政学的競争相手に打ち勝つ」ためのものだと断言しています。
これに示されているように、米国が最も守ろうとしているのは、米国自身のグローバルな国益とその基盤となってきた覇権です。その覇権を台頭する中国に取って代わられることを米国は最も恐れているのです。
米国がインド太平洋地域で台湾防衛のための軍備強化を日本などの同盟国と共に進めているのも、米国が主導する「自由主義国際秩序」を維持する上で台湾防衛が象徴的な意味を持っているからです。
最後の一行だけ、意見が異なる。アメリカが小さな島一つに拘る理由は無い。あるのは戦争の口実だ。アメリカが日本に真珠湾を攻撃させたのと同じで、アメリカは中国に台湾をまづ攻撃させ、それを口実に中国と戦争をする。台湾と日本がどうなっても、アメリカの覇権が守れれば構はない、と云ふ発想だ。
続きの記事に入り、中盤でまづ
清国がイギリスの侵略を受けたアヘン戦争の開戦(1840年)から日本の侵略が終わったアジア太平洋戦争の終戦(1945年)までの期間を、中国は「百年国恥」と呼びます。
中国は決して日本の侵略だけを取り上げてゐるのではない。イギリスに限らず、ロシア、ドイツ、フランスなど欧米列強が中国を虫食ひ状態にした。アメリカはスペインとの戦争でフィリピンとグアム島を獲得し、中国への進出が遅れたため門戸開放を言ひ出し、とりあへず列強は賛意を示した。
日本国内では、欧米が正しく日本が悪い、とする奇妙な世界史が広められて来た。それでも自民対革新勢力の時代は、革新勢力により西欧も帝国主義だったと論じられ、事実、フランスやアメリカはベトナム戦争を続けた。
バイデン政権の国家安全保障戦略は、(中略)軍事力については、次のように記しています。
強力な米軍は、外交を支え、侵略に立ち向かい、紛争を抑止し、力を誇示し、米国民とその経済的利益を守ることによって、米国の重要な国益を増進し守るのに役立つ。
つまりすべてはアメリカの為である。
競争が激化する中、軍の役割は、競争相手の優位性を制限しつつ、戦争遂行上の優位性を維持・獲得することである。(中略)米国や同盟国・パートナーに対する攻撃や侵略を抑止する一方、外交や抑止が失敗した場合には、戦争に参戦し勝利する準備を整えることである。
「同盟国・パートナーに対する攻撃や侵略を抑止」は「外交や抑止」の段階であり、「失敗した場合には、戦争に参戦」とある。その場合は、同盟国・パートナーへの攻撃抑止は自己責任である。そして
米国政府が中国に対する軍事的優位性を維持する上で、ミサイルとともに最も重視している分野が「核兵器」です。
米中が核兵器を使ったら、自衛隊をいくら増強しても対処できない。
アメリカは自国の覇権守る為 台湾防衛口実に参戦をして 台湾と日本見捨てて停戦となる
反歌
アメリカがミサイルのほか核兵器重視をすると日台消滅(終)
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