二百四十九、人類はもつと真剣に地球温暖化を防止しろ

平成二十四年
三月二十四日(土)「先進国と非先進国」
地球温暖化は先進国に責任の大半がある。なぜアメリカ、欧州、日本は真剣に対策を立てないのか。かつて先進国以外は発展途上国と呼ばれた。この言ひ方は適切ではない。発展途上国は先進国を目標にしてはいけないからだ。先進国とは地球滅亡に向けて先に進む国だ。非先進国は先進国に反対すべきだ。先進国の内政干渉を拒否すべきだ。先進国に化石燃料の一人当りの使用をとりあえず半減させるべきだ。

三月二十五日(日)「昔総評、今米軍」
地球は滅亡寸前である。それなのに先進国は何もしない。否、欧州は二酸化炭素削減に努力してゐる。国際会議で妨害するのはアメリカである。日本はアメリカと欧州の中間のふりをする。自主性のない国である。米軍基地の存在が自主性を喪失させた。
戦前も欧州とアメリカの中間のふりをするうちバスに乗り遅れた。真似をすれば遅れるに決まつてゐる。今こそアジアが地球温暖化の防止を主導すべきだ。

三月二十六日(月)「昨日の主張が早速現実になつた」
本日、航空自衛隊航空総隊司令部が、航空自衛隊府中基地から米軍横田基地に移転したといふニユースが報道された。日米が軍事同盟に留まる限り反対はしない。小渕内閣のときに英語公用語といふ馬鹿げたことを発表したのと、アメリカはここ25年ほど日本への内政干渉が過ぎる。だから対抗としてアメリカ合州国解体論を主張してゐる。
今回の司令部移転が軍事に留まるためには、司令部所在国の言語を用ゐるか、或いは通訳を通して会話すべきだ。決して英語を共通語にしてはいけない。

三月二十七日(火)「アメリカ合州国解体論を停止する時期」
アメリカが(1)人口一人当りの二酸化炭素排出量をフランス、スペインあたりにまで削減、(1)移民受け入れを中止、(3)二酸化炭素削減をEU並みに主張、(4)アジアなどへの文化破壊の中止、を実現するのであればアメリカ合州国解体論を主張する必要はなくなる。それまではアメリカ合州国解体論を継続すべきだ。

アメリカの人口一人当りの二酸化炭素排出量が多いのは、移民国と土地が広すぎるといふ事情による。だからアメリカ人は十三州に限り、残りは野生と先住民の土地とすべきだ。これがアメリカ合州国解体論である。現時点ではアメリカ合州国解体論を実行させない限り、地球は滅びる。そうならないためにも世界はアメリカに、4項目を実施させるかアメリカ合州国解体論を実施させるかどちらか選択させるべきだ。

三月二十八日(水)「アメリカは地球の癌細胞である」
地球が滅びるとすればアメリカが原因となろう。人口一人当たりの二酸化炭素排出量が異常に高い。移民を受け入れる。先進国なのに出生率が高い。何よりも広大な土地に住み自然を食ひ荒らす。このような生活方法は人類史上なかつた。
世界には定常国と移民国がある。定常国は長い歴史で平衡状態に達した。例へ化石燃料の消費を止めても永続できる。一方の移民国はそれができない。アメリカの住民は最初の十三州に移動すべきだ。

三月二十九日(木)「移民国に地球の運命を任せてはいけない」
地球を人体に例へれば定常国は正常な細胞、移民国は癌細胞である。癌細胞は手術や放射線で除去すべきだ。もし癌細胞に意見を聞けば、手術や放射線に反対するに決まつてゐる。ここは正常細胞の意見を聞くべきだ。
アメリカは異常に突出した軍事力で地球を支配してゐる。そしてその地位を保ちたいが故に二酸化炭素削減に反対してゐる。世界はまづカトリツク、イスラム、仏教、儒教・道教・神道、共産主義が連帯しアメリカの地球支配を止めさせるべきだ。プロテスタントも欧州を本拠とするところはこれに賛成する筈だし、アメリカを本拠とするところも良心があれば賛成できる。
共産主義は新興勢力だが、それは資本主義の対抗として生まれた。資本主義は最初は定常ではなかつたため、長時間労働や児童労働など労働者は悲惨だつた。共産主義を新興勢力故に除外しなくてはいけないなら、資本主義も除外しなくてはいけなくなる。地球のことを考へれば協力すべきだ。

三月三十日(金)「定常状態になつた資本主義とならない資本主義」
定常状態になつた資本主義とは欧州の安定した資本主義、定常状態にならない資本主義とはアメリカの新自由主義である。資本主義も欧州の二酸化炭素削減の主張に見られるように地球温暖化反対勢力に加わることができる。といふよりは加わるはずである。そうしないと地球が滅びるのだから。

三月三十一日(土)「アメリカかぶれ」
アメリカを旅行した人でアメリカかぶれになる人が多い。そういふ人たちはアメリカが先住民と野生生物の土地を収奪したといふ事実を見てゐない。収奪した広大な土地だから余裕が幾らでもあり、豪快で自由に見へる。世界はアメリカの真似をしてはいけない。ほとんどの国は定常国だからだ。英語を共通語や国際語にしてもいけない。益々アメリカ人が傲慢になる。

四月三日(火)「癌細胞は優秀に見へる」
再度アメリカを癌細胞に例へよう。アメリカかぶれの者たちに過ちを自覚させるにはこの方法しかない。
定常国は正常の細胞、アメリカは癌細胞である。正常の細胞は稀にしか増殖をしない。癌細胞は怒涛の勢ひで増殖する。周囲の正常細胞からは感嘆される。最後は癌細胞が増えすぎて死に至り、そうなれば正常細胞も癌細胞も増殖できないことを忘れてゐる。これがアメリカかぶれである。

四月十五日(日)「地球温暖化を防ぐためにもがれき処理費用を負担してはいけない」
太平洋に流出したがれきを処理する費用をどうするかの交渉がアメリカと始まりさうだといふ。昨年末にわずかに報道されたが今回も細々と報道された。この報道姿勢で日本のマスコミが拝米に偏向してゐることがよく判る。細々と報道を続けて実際にはまだ交渉を開始せず、日本の世論を誘導するといふ手の混んだやり方である。
例を挙げると直接、結核菌を与へては体が病気になる。だから弱くした結核菌を少しづつ与へ体が慣れたところで本物の結核菌を与えるといふのに似てゐる。まづ日本に落ち度があれば負担は当然だが、東北大地震は天災である。アメリカの国立公園内の火山が噴火し大量の粉塵が大気中に放出されたとしよう。農作物や気象変動の被害をアメリカが世界に保障する訳がない。それと同じである。
アメリカは先住民と野生生物の土地に勝手に移民し、それによる気象変動の被害を世界に補償すべきだ。これは天災ではないから当然保障すべきだ。アメリカ大陸の資源、特に石油、石炭、天然ガスを消費したことによる気象変動の被害も全額補償すべきだ。
今回のがれきのうち、アメリカの漁業船舶など生活のための処理はアメリカが負担するのは当然だ。太平洋の自然保護のための費用は、アメリカ大陸に勝手に移住したことによる気象変動の費用を上限にアメリカが負担し、その額を超へることはあり得ないがもし超えるときは先進国が二酸化炭素の排出比率に応じて負担したらどうか。
アジアは地震が多い。それなのに勝手にアメリカ大陸に移住する者が悪い。

五月十三日(日)「地球を滅ぼすのはアメリカである」
地球滅亡が目前に迫つた。そして地球滅亡の一番の原因はアメリカである。世界は協力しアメリカの横暴を抑へるべきだ。(完)


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