二千四百六十六(うた)北陸新幹線を米原または湖西線経由にする方法
甲辰(西洋発狂人歴2024)年
九月二日(月)
北陸新幹線の小浜経由の建設は、円安と人口減少を考へると、費用便益率が0.5なので論外だ。米原または湖西線経由で建設すべきだが、滋賀県、福井県、JR西日本が反対してゐる。
滋賀県は、米原、湖西線のどちらを経由しても、負担金を払はなくてはならないし、並行在来線は第三セクター化される。利点が無い。それなら滋賀県内は、米原までまたは湖西線内に駅を作らなくてもよいから分担金無し。
米原経由なら北陸本線は廃止し、撤去費用は滋賀県負担で跡地を滋賀県に寄贈。あとは土地を観光資源にバス化する。湖西線経由なら、湖西線は第三セクター化か、跡地を新幹線に売却した資金でバス化。西日本からの貨物が遠回りになる分は、新幹線の予算で補填する。
敦賀から米原または京都をJR西日本が運営するなら、米原または京都と新大阪はJR西日本へ移管。JR西日本が運営するなら、東海道新幹線はJR東海のまま。
新幹線を湖西線経由で走らせてJR東海に任せ、JR西日本は別会社だから湖西線から撤退を認めない方法があるし、代償に京都と新大阪をJR西日本に移管する方法もある。
湖西線強風対策した上で新幹線が最適も 米原経由新設の距離が短く 総じては二線あるのが今では無駄に

反歌  米原か湖西線かは得失があるが小浜は失のみがある

次に福井県は、越前と若狭で構成されるが、これまで開通した北陸新幹線はすべて越前だ。若狭を通さないと、次の県知事選挙に不利だ、と考へてゐるのだらう。或いは与野党ともに県組織の運営が困難になる、とも考へてゐるのだらう。
敦賀先舞鶴手前が若狭にて 違ふやり方越前と 連なるやり方敦賀舞鶴

反歌  日本海縦貫するは鉄道に限らず今は自動車道に
国全体を考へれば、かつてのバブル期の日本とは異なる。円安、人口減少を乗り越えるには、こんな無駄なことはできない。ここは若狭地域への優遇策と引き換へに、米原または湖西線経由を認めるべきだ。
最後に、若狭地域への優遇策は鉄道とは限らない。県の仕事で、どこでやってもよいものは若狭に回すなどするべきだ。一層の事、小浜線を廃止し若狭地域振興助成金を十分に出したバスにする方法もある。或いは鉄道を残し、土曜日曜祝日に一往復西舞鶴迄観光列車を、赤字分は県負担で走らせる方法がある。
小浜線今は廃止を待つだけの観光客が乗らぬ線 観光化して未来に繋ぐ

反歌  東小浜一つが僅か伸びるより沿線すべて栄えるがよし(終)

北陸新幹線は米原へ2 北陸新幹線は米原へ4

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