二千四百三(うた)蓮舫さんが石丸伸二さんに負けた理由
甲辰(西洋未開人歴2024)年
七月七日(日)
国民(今回は都民)は、既得権を破壊してくれる人を支持するが、社会を破壊する人には反対する。今回の都知事選は、この原理が当てはまった。蓮舫さんの子どもが「お父さんはペット以下」と発言したのは七年前だった。蓮舫さんがすぐ否定すべきだったのにしなかった。そして三年後に離婚をしたときに、多くの国民は「やはりあの言葉は、蓮舫さん自身のものだったのか」と納得した。
妻が夫に対しても、夫が妻に対しても、さういふことを言っては、動物に対して失礼である。これはちょっと冗談に近かったかな。しかしまったくの冗談ではない。だから蓮舫さんが今回の都知事選で、二人の子と犬と猫のママ、と自己紹介したのは、その打ち消しで悪くはなかった。
それまで蓮舫さんは、与党を批判することで点数を上げて来たが、離婚とは関係なく、与党を批判する機会が激減した。これは泉さんが、自分を脅かしさうな人を遠ざけた為でもあった。そして国民の記憶には、ペット以下と、離婚だけが残った。これが真相であらう。
立民と共産が共闘したことを、原因とする意見があるがこれは当てはまらないだらう。強いて云へば、立民と共産がリベラル化し過ぎたことはある。立民は、旧新進党と旧社会党と旧民社党が合はさったものだ。旧新進党の反既得権、反権力なら人気が出る。旧社会党や旧民社党の労働側政権でも人気が出る。しかしリベラルでは駄目だ。国民から見捨てられた。
共産党は、反資本主義なら一定の固定層がある。しかしリベラルでは駄目だ。連合は、労働側政権を作るためにある。事実、結成当時はそのため努力を重ねた。ところが菅野田が変質して以来、既得権を守る勢力になった。
そのやうなときに、石丸伸二さんが立候補した。多くの都民が、反既得権に期待した。石丸さんを野党共闘候補にしたなら、小池さんに勝てただらう。
国民は反既得権期待する 連合ならば既得権 安倍誉め野田も既得権 蓮舫さんをリベラルと見た
反歌
保革以後新進民主立民も既得権には反対できず
小生が、会社に勤務をしながら都立の特別支援学校で教へたときは、特別職東京都公務員なので、確定申告の時に東京都の源泉徴収票が送られてきて、会社からのものと併せて提出した。支払者に「東京都知事 石原慎太郎」と書かれてゐることに、少し嬉しかった。しかし石原さんは、反米から反中になり、どこかからの圧力を感じたりはしたが。
「東京都知事 蓮舫」だと心配だ。外国人を含めた住民投票を提案した市長みたいになるのではないか、と。小生が反対したのは、外国人が三ヶ月以上住めば投票できることだ。もし五年以上だったら、賛成したかも知れない。あの市長は菅直人の後継として衆議院選に出馬するため市長を辞任したが、解散が無く、後任の市長選は自民側が勝った。
それまで既に呼び捨てを、管野田から野田に変更したのに、再び管野田に戻したのは、さう云ふ事情がある。社会破壊(=リベラル)は駄目である。
世の中を壊す事のみ熱心な 唯物論と虚無主義とリベラル名乗る 悪魔の思想
反歌
資本主義唯物論ではあるものの短期運営責任を持つ
資本主義は短期運営にのみ責任を持つため、地球滅亡が目前に迫った。(終)
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