二千三百九十七(朗詠のうた)行動日記(羽毛ふとん、雇用を委託に偽装、動物園行き定型化、ネットバンク)
甲辰(西洋未開人歴2024)年
七月二日(火)
ふとんやじゅうたんを45リットルビニールゴミ袋に入れて出す人がゐる。清掃局から「粗大ごみ」のシールを貼られ、持って行かない。今までは、切って分解して出した。しかし先日、羽毛ふとんは初めてなので、中から羽毛が大量に出て大変なことになった。とは云へ、可燃ごみ二回(一週間)で全部終了した。
解体する時は、二週間以上空ける。もし新型コロナウィルスが付いてゐても大丈夫なやうに。しかし、薬品、芽胞、胞子、劣化しないウィルスが付いてゐたら大変である。今後は、出した人に粗大ごみの手続きをするやう貼り紙で対処をしたい。
ごみの中何が混じるか分からずに開けずそのまま返すのがよい
七月三日(水)
消費税のインボイス制度が始まり、実態は雇用なのに委託を装った業態は、先が無くなった。軽減税率は三年間で廃止になるからだ。しかし、これはよいことだ。
多くの企業が六十五才以上の雇用でパートのときは、年金や健康保険には入らなくても、労災保険は加入する。そればかりか傷害保険を付加するところも多い。それなのに委託を装った企業は、これまで負担してこなかった。否、これからも負担しないが、インボイスの軽減税率はあと二年三ヶ月だ。
三十年くらい前だらうか、乳酸菌飲料の配達所が盗難に遭ひ、配達員は委託なので個人負担になるニュースを読んだことがある。五年程前には、食品宅配自転車が委託の為、事故を起こしたのに元請けが責任を取らなかったため、裁判になったニュースもあった。
雇用の委託偽装をしてはいけない。小生は三年間雇用と委託を平行してやってきたが、そろそろ委託は終了させるつもりだ。人貸し商売は駄目だ。それはソフトウェア業界で酷かった。人を使って新たな付加価値を生む業態ではないと、人は物扱ひになる。
七月四日(木)
朝、仕事へ行くときに妻が、帰りに動物園に寄るのか訊いた。本日は三十六度まで上がるので行かないと答へた。動物園行きは、定型行動になってしまった。
梅雨明けの前に体とほぼ同じ暑さの風に皆囲まれる
帰りに、銀行のATMで送金手続きを行った。てっきりうまく完了したと思ひ、出て来た伝票を財布に入れた。暫くして見ると、エラーだった。普段は妻が使ふネットバンクでは、今回の取引の為に振込額を増やした。それでも送金できなかったので、再度ネットバンクにログインした。そして無事、送金できた。
ATMは独自の限度額があるやうだ。或いはネットバンクで設定した限度額は、ネットバンクにのみ有効かも知れない。ネットバンクは月二回まで、手数料が掛からない。怪我の功名となった。得したのは二百数十円だが。
家に居ていなづま(電)器前に置き 送るの銭は掛からずに 今までの手間幻となる
反歌
振り込みが出来ず家にていなづま(電)の器用ゐてお札を送る
銭は祖父母の代は普通に使ふ語だった。今でも小銭として残る。(終)
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