二千三百四(うた)宇都宮と氏家訪問記
甲辰(西洋未開人歴2024)年
四月十五日(月)
最近は一ヶ月に平均二回のジパング旅行をする。そして本日は、宇都宮と氏家へ行った。宇都宮はライトレールの快速に乗ることが目的なので、間に合ふやうに行った。朝の下り二本だけで、遅いほうが七時四十六分だ。通過は六停留所のみで、しかも徐行するため、それほど時間短縮にはならない。試行といったところだらう。
宇都宮 今日で行くのは五回目に ライトレールは三回目 一回につき往復し二回乗るので六回乗車
反歌
宇都宮歌壇ありとは知らずして京鎌倉に次ぎ三番目
反歌
蓮生の娘定家子の嫁に定家地蔵氏家にあり
ライトレールが開業する直前に一回、バス路線の変化を調べる為に来た。開業後は一回ベルモールまで乗って昼食を食べて戻った。もう一回は平石まで往復。前回は市内観光。終点まで乗ったのは、今回が初めてだ。しかし、ライトレールが開通したので、五回来た。
芳賀高根沢工業団地方面は混むのに、宇都宮駅方面は平石を過ぎた辺りからほとんど乗ってゐない。日暮里舎人ライナーは混むのに赤字なのに対し、ライトレールが順調な理由を考へながら乗った。
それは帰路で判った。平石から先は工業団地への通勤路線だ。平石から手前は、街中でかなり需要がある。そこが、住宅地のみの日暮里舎人ライナーとの相違だ。
芳賀高根沢工業団地は、ホンダが目立った。帰りは芳賀町工業団地管理センターまで歩いた。白い作業服の工員と四十人くらいすれ違った。理由は、工員を派遣する会社がありそのビルで着替へて、ホンダの工場へ向かふ。企業は、雇用することで平衡機能を持つ。派遣で行ふと、平衡機能が働かない。労働者派遣法は廃止するべきだ。
工業団地内の道路は自家用車がかなり多い。これでは地球温暖化が進む。ライトレールは、地球温暖化防止のためにも重要だ。
新しき路面電車は 人の街築くとともに 人及び野生生物棲む星を守る役割り 担ひて走る
反歌
宇都宮ライトレールは新しき街の模範を示して走る
宇都宮駅へ戻った後、JR在来線で氏家へ行った。これはジパング切符は往復200Kmを超えないと発売しないので乗ったのだが、蔦地蔵または定家地蔵と呼ばれるものを見る目的があった。
定家地蔵説明 定家地蔵 全体
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宇都宮へ戻り、蓮生の供養塔のあるお寺を見た。
清巌寺説明 蓮生の供養塔 蓮生の供養塔の説明
鉄塔婆と飛行隊の慰霊碑もある。慰霊碑は、戦前戦後を生きた人達の史料として貴重である。
鉄卒塔婆 飛行隊説明 飛行隊の石碑(終)
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