二千二百三十九(和語のうた)大阪府知事吉村は売国奴か
新春前癸卯(西洋未開人歴2024)年
二月九日(金)
大阪府知事の吉村が、大阪公立大で秋入学の拡大と、将来は春入学廃止とキャンパス内での英語公用語化を話した。吉村が売国奴かどうかを、これから検証したい。
維新の会は、LGBT法案で自民党の修正案に駄々をこねて、ジェンダーアイデンティティと云ふ醜い用語に変更させて、世界中が大笑ひした。そしてLGBT法案がアメリカの圧力だったこともその後明らかになって、世界中が再度大笑ひした。前科がある。

二月十日(土)
日経新聞のホームページによると
大阪公立大学は(中略)英教育専門誌の世界大学ランキングで23年は「1201〜1500位」の範囲内だったが、10年以内に200位以内に入る目標を掲げている。秋入学の導入により優秀な留学生を呼び込み、国際競争力を強化する狙いがある。

英教育専門誌は、英語でイギリスの立場で評価したものだ。英語を公用語にすれば、この雑誌の評価は上がるだらう。しかし何の意味もない。例を挙げると、東京から大阪まで東名高速を速く走らうと、速度計は5%高く表示されるやうにしたとしよう。表示される速度は速くなるが、大坂に着く時間は同じだ。
そればかりではない。工事で制限速度が低いところでは、必要以上に速度を下げるから、余計に時間が掛かる。英語で云へば、日本語を使ふのと比べて、効率が落ちる。皆が、できるだけしゃべらないで済ますから連携も悪くなる。
次に「優秀な留学生を呼び込み」とあるが、英語を使ふ大学は世界に幾らでもある。優秀な留学生を呼び込むには、奨学金や授業料免除などが必要だ。国民の税金や、大阪府大阪市の税金を、そんな無駄に使ふことはできない。
仮に優秀な留学生が来ても、英語が堪能だから卒業後は外国で就職をする。日本と大阪に、何の利点も無い。
そらみつは大和言葉を話す国 海の外まで攻め続け広まる言葉 公の言葉としては決めるべからず

反歌  役立たぬ事に税(みつぎ)を使ふのは吉村による名を売る行ひ

二月十一日(日)
日本に留学を希望する人は、日本にしかない技術を学ぶためか、日本語で仕事が出来るやうになるためだ。英語を公用語にしても、米英の二流になる。
外国人にとり、漢字が難しい。大学内のすべての表示、図書の漢字に振り仮名を付けるのなら、よい方法だ。それより漢字にスマホを向けると平仮名を表示するものを開発したほうがいい。しかしこれは、政府がすべきだ。大阪が開発しても、他の都道府県で真似される。
大阪公立大学を卒業すれば、日本の就労ビザ(大阪府内に居住限定)を貰へるやう、法務省と交渉する方法もある。英語公用語は、売国行為だから中止をすべきだ。(終)

(歴史の流れの復活を、その四百六十九)へ (歴史の流れの復活を、その四百七十一)へ

メニューへ戻る うた(七百七十八)へ うた(七百八十)へ