二千八十(うた)(モリカケ桜河柳藪黒敗トリー放債カルト、二百六十七)1.旧安倍派は四分割が似合ふ
壬寅(西洋野蛮歴2023)年
八月二十ニ日(火)
旧安倍派の会長が決まらないのは、人数が多過ぎる。次かその次に首相になる可能性があるから、あいつが会長になるくらいなら妨害してやる、となる。一番良いのは、四つに分割することだ。下山と萩生田は、モリカケ等で再三名が出たので、将来の首相は無理だ。過去の問題を解決するなら別だが。
四つ(乃至六つ)に分割すれば、他派閥と組むことができるし、元旧安倍派で組むこともできる。才覚を発揮できるから、将来首相になれる確率は高くなる。
才覚を発揮せずして総裁に たなぼた式の首相職ある筈がない 分裂は全員にとり好機とならう

反歌  集団は思想で組むか政策か閥害超えるも私欲は駄目だ

九月一日(金)
旧安倍派で、常任幹事を決めた。下村が外れた。そもそも下村と塩谷は、協力してやって行くことを約束したはずだ。下村は最低十人、できれば二十人を引き連れて独立すべきだ。今回は騙し討ちだから、同情が集まり三十人かも知れない。

九月二日(土)
日経新聞のホームページに
自民安倍派、常任幹事会に15人 下村氏外れる

が載った。
自民党最大派閥の安倍派(清和政策研究会)は31日、党本部で総会を開き新幹部の陣容を決めた。会長は選ばず、塩谷立会長代理をとりまとめ役の座長とする15人の集団指導体制に移行する。下村博文会長代理はメンバーから外れた。
名称は「安倍派」を継続する。

派名はマスコミが付けたものだ。自分たちでマスコミに指図するとは、傲慢も甚だしい。日経側にも傲慢がある。
新執行部には将来の会長や総裁候補として派内から期待の声があがる萩生田氏らがいる。

萩生田は、モリカケで落選中にカケから給料を貰ひ、カルトでその関係が突出する。最も会長の可能性が低い男だし、万一会長になっても首相になることは国民が許さない。そんな男をなぜ「期待の声があがる」と表現するのか。「萩生田氏ら」と「ら」が付くから全員のことだったと言い訳をするつもりなのだらう。

九月三日(日)
集英社のホームページに
「これでは安倍派でなく森派だ」下村“土下座事件”を暴露し、比例復活の塩谷氏を座長に指名…やりたい放題の森喜朗には“5人衆”も疑心暗鬼で互いを牽制

が載った。
全国紙政治部記者は「派閥の名称は引き続き安倍派を名乗ることになりましたが、これまでも、これからも、事実上の『森派』と言えるのではないでしょうか」と解説する。
「森氏は北國新聞の連載『総理が語る』で、下村氏が森氏に『何とか私を会長に』と土下座し、『帰ってくれ』と追い返したことを暴露しました(※下村氏は『AERA』のインタビューで土下座を否定)。塩谷氏の座長就任が固まった直後も北國新聞の取材に『ようやく石段を一つ上がった。下村さんを外したという大きな一段だ』と発言し、党内からは『さすがに下村さんがかわいそう』と、もはや同情の声も出ています」(全国紙政治部記者)

森がそこまで嫌ふ理由は
森氏は、自身が大会組織委員会会長を務めていた東京オリンピック・パラリンピックの準備をめぐって、新国立競技場の建設見直しなどで自身の顔をつぶした形となった、当時の文科相・下村氏を嫌い、常任幹事会メンバーから外すよう求めていた。そのため、今回の人選は森氏の意向をくんだものと言える。

顔のつぶれた老人にも困ったものだ。

九月四日(月)
そもそも、今回決まった塩谷「座長」案は、森氏が提唱したものだった。安倍氏が亡くなって3か月近くたった昨年10月上旬には、塩谷「会長」案でまとまりかけていたところ、若手・中堅を中心に、小選挙区で敗北している塩谷氏の会長就任に反発が出た。
その動きを察知すると森氏は、塩谷氏と5人(中略)がホテルで会談をしていたところに「近くにいたので」と突然現れ、塩谷「座長」案を提示。

この偶然とは思へない出来事に
「誰かが、我々6人の会談の時間と場所を森氏に伝え、森氏はその議員にもプラスに働くような提案をしたんだろう」(中略) 互いへのそんな疑心暗鬼は、常に(中略)ある。
8月31日発売の「週刊文春」が、5人(中略)の度重なる会合の様子を詳細に報道すると、(中略)一人は「料亭の名前や会合で話したことまで、誰がこんなにペラペラしゃべってるんだ」と不快感をあらわにした。

きっとマスコミが「xxら」と有利に書く人でせう。

九月五日(火)
「森氏は内閣改造直前の昨年8月に首相と会食した際、5人(中略)の起用を求めたことを北國新聞のインタビューで明かしました。実際に、松野氏は官房長官、西村氏は経済産業相、(中略)いずれも重役につきました」(全国紙政治部記者)
森氏は今年8月23日にも、岸田首相らとフランス料理店で食事をした。9月にも予定されている内閣改造・党役員人事に向けた要望も伝えたとみられる。

岸田さんは旧安倍派枠を消費させる為に、高市を次回も重用するとよい。これは旧安倍派内の保守派を味方に付けることでもある。そして、モリカケやカルトで再三名の出た男は無役にする。岸田内閣支持率が低かったのは、モリカケやカルトで再三名の出た男が我が物顔に出しゃばるからだった。

九月六日(水)
Fridayのホームページに
「あんなしょうもないことで…」”エッフェル姉さん”松川るい氏が周囲に漏らした「見当違いの恨み節」

が載った。
「次回の内閣改造での大臣内定をもらっていたのに、あんなしょうもないことでダメになっちゃった」
“エッフェル姉さん”こと松川るい参議院議員(52)が、大阪の自民党関係者にこう漏らしているという。

松川は副大臣を経験してしてゐないが
副大臣ではなく、「大臣内定」と吹聴しながら冒頭のように恨み節を漏らしていたとあって、大阪府連関係者から「ほとんど反省の色が見えない」という声が続々と聞こえてきている。
たとえば、大阪府連幹部は本誌にこう語った。
「彼女は衆議院への鞍替えを画策していました。東京の選挙区から出ようとしてたようですが、候補者面談で落とされたんだとか。そこで松川が次に狙ったのが大阪10区。自民党本部もその方向で調整していたそうですが、地元から大反発を受けた。10区は維新選出で現職の池下卓候補が盤石とはいえず、十分勝負になると松川はふんでいた。少なくとも比例復活は出来るだろう、と。ところがね、府連の中で彼女を応援しようという人間は本人が思うほどいなかったんですよ」


九月七日(木)
別の大阪府連関係者がこう明かす。
「大阪自民の各事務所に『松川を辞めさせろ!』という抗議が相次ぎましたからね。(中略)そもそも、彼女は自分の選挙の応援をお願いしておきながら、府連の活動には消極的。政調会長の立場にありながら、大きな選挙の際の応援を『子供の行事があるから』といった理由で平気で断ったりするから余計に反感を買っているのでしょう。
今年6月の堺市長選挙は自民党にとって大切な選挙でしたが、松川議員が『(候補者が)無所属だから、そんなに力入れなくていいんじゃない?』と言った時は、唖然としました。高飛車で地方議員のことを下に見ていることが伝わってしまったんじゃないですかね」

松川の目は、閣僚になれるかどうかだけにしか向かず、地元を踏み台と考へてゐる。

九月八日(金)
彼女の更迭を求める声があがる理由は、これだけではない。府連関係者が続ける。
「彼女の後ろ盾になっていた茂木さんがよく思われていないんですよ。自民党大阪刷新本部が出来てから、公の場で茂木さんに反発するメンバーが出てくるようになった。(中略)騒動後、松川さんが公の場に出てこないのは、茂木さんが『出るな』とアドバイスしているからだといいます」
松川氏は所属する清和会(安倍派)から、平成研究会(茂木派)への派閥替えの話しも出ていたが、清和会所属議員は「松川さんは清和会の中でも人望がない。茂木さんが彼女をそこまで高く評価する理由がわかりません」と首をかしげる。
党内からも、地元大阪からも厳しい意見が相次ぐ松川氏。「あんなしょうもないこと」と言ってしまえる感覚のズレが原因な気がするのだが、本人が気づく日は来るだろうか。

英語を専門とする人が英語をやるのはよいことだ。英語を専門としない人が英語に入り過ぎると、性格が悪くなるか頭が悪くなる。松川は頭が悪いことを、四年前に「アメリカに付いて行かうよ」「核の不使用を云ふのは中国、ロシアのやうに弱い国」と、「インクルーシブグロース」の意味を答へられなかったことで指摘したが、性格も悪いやうだ。

九月九日(土)
英語を専門としなくても、英語が堪能で、頭が悪くなく、性格も悪くない人が、わずかだが存在する。さう云ふ人は、能力が外国語に合った。つまり、相撲が得意な人をマラソン選手にしてはいけないし、マラソンが得意な人が大相撲に入ってはいけない。
最後に或る人の話をしよう。或る人は英語をやったため頭と性格が悪くなったのか。いや、それは違ふ。もともとあれ以上悪くなりやうがなかった。或る人が誰かは不明だ。男か女かも不明だ。一人か複数かも不明だ。(終)

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