二千五十一(うた)(モリカケ桜河柳藪黒敗トリー放債カルト、二百六十三)吉田松陰と正反対の安倍
壬寅(西洋野蛮歴2023)年
七月二十五日(火)
納骨が行はれ、産経新聞によると
昭恵さんは「主人は吉田松陰先生を尊敬していた。松陰先生の思いが門下生によって後世に残ったように、多くの若者たちが主人の志を継いでいく決意を語ってくださったことをありがたく思う」と感謝の言葉を述べた。

これは逆だ。松陰はお友だち依怙贔屓なんてしなかった。お友だち地依怙贔屓とは、友情とは正反対で、政治資金援助をしてもらったり落選中の男に給料を払ってもらったり、結局は私欲だ。吉田松陰は私欲の無い人だった。

七月二十六日(水)
遺された若者たちの使命は、モリカケ桜河柳藪黒敗トリー放債カルトの解決だ。国民全体が安倍さんの死を惜しむために、原状復帰をすべきだ。
遺された若者たちの使命とは 故人残した負の遺産解決をして回向安らか

反歌  遺された若者たちの解決を故人と閻魔二人して待つ

七月二十七日(木)
野田が一周忌で、いろいろ発言した。安倍が、政策や思想で批判されたのであれば、野田の発言でよいだらう。事実は逆だ。安倍は、憲法改正を出したり引っ込めたりして、保守派から呆れられた。政策や思想は何もなく、考へることは権力維持とお友だち依怙贔屓だけだった。だから世間からは、モリカケ桜河柳藪黒敗トリー放債カルトで批判され続けた。
昭和四十(1965)年前後に、船橋ヘルスセンターのテレビCMがよく放送された。
船橋ヘルスセンター(繰り返し)
長生きしたけりゃ、ちょっとおいで(中略)チョンパ

の歌詞だった。その替へ歌を作った。
船橋病気センター、船橋病気センター
早死したけりゃ、ちょっと聴きに
三文演説
利口ぶっても、欧米猿まね
手足縮めば、命も縮む、チョンパ


七月二十八日(金)
モリカケのうちモリでは、自殺者まで出した。それなのに、野田は政策や思想の対立を装った。石原莞爾が、東條英機には思想が無い、思想の無い人間とは対立のしやうがない、と云った。安倍には政策や思想が無いのだから、対立のしやうがないではないか。

七月二十九日(土)
安倍は現実主義者だとする意見がある。二つの悪い側面から、これは正しい。まづ理想が無い。だからモリカケ桜河柳藪黒敗トリー放債カルトを起こした。理想に固執して、現実を無視してはいけないが、安倍みたいに理想が無いのでは話にならない。
二つ目は、権力に固執した。三期目は酷かった。権力を維持のため、憲法改正を出したり引っ込めたりした。その他の政策も適当に胡麻化した。そして退陣してからも、派閥の議席数を背景に首相へ圧力を掛け続けた。その一環として、議連をやたらに乱発した。関連する省庁の担当者が、首相のときはやらないで退陣してから声高に叫ぶので笑ってしまひますよ、と語ったこともあった。
議連を乱発したのは、他党を取り込む意図もあった。国民のために、他党と組むのはよいことだ。影響力拡大のため他党と組むのは、JR東海の葛西方式だ。そのためLGBT問題では安倍派が迷走し、つひに世界の笑ひ物になった。
虎は死して皮を残し、安倍は死して日本が世界の笑ひ物と云ふ結果を残した。

七月三十日(日)
Mag2ニュースに、高野猛さんの
世界中が大迷惑。ウクライナ戦争の原因まで作った“戦争屋”アメリカの害悪

が載った。前文では
メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』ではジャーナリストの高野孟さんが、未だ世界を動かすことができるが如く振る舞うアメリカがいかに迷惑かを解説。さらに第2次大戦後の戦争や紛争のほとんどが、米国により引き起こされてきたという調査結果を紹介しています。

本文に入り
「多極化」という言葉を誤用もしくは曖昧な使い方をしているために、人々の世界理解を妨げ混乱させていると思われる事例を、ほぼ毎日のようにメディアのあちこちで見かけることができる。
直近の一例は、7月20日付毎日新聞「発言」欄の岩下明裕=北海道大学教授の「プーチン氏流の『多極化』とは」と題した一文。

正しい多極化とは
「すでに世界は一極覇権主義の時代を卒業して21世紀の多極化した世界に向かっていて、そこでは問題別のまさに多種多様かつ柔軟な多極システムによって世界の様々な課題の解決を図っていく新しいルールや仕組みを創り出していくことが必要だと言うのに、米国はいまだに20世紀的な『西側の盟主』の立場の心地よさを忘れられず、それどころか(「東側」が消え去った今では)『世界の盟主』に成り上がったかの幻覚に取り憑かれ、その軍事力と経済力を振り回して思い通りに世界を動かすことができるかに振舞っている。そのことが全世界にとっての大迷惑なのである」という意味である。

何でも拝米反中で片付ける、生前の葛西と安倍には困ったものだったが、リベラルはこの手の人間がまだ多い。両者の共通点は、かつての保守と革新が堕落したものだ。拝米反中は保守崩れ、リベラルは革新崩れだ。

七月三十一日(月)
これまでに、プーチンが『多極化』論の名においてウクライナ侵攻を合理化するような発言をしたことがあっただろうか。私はないと信じる。彼が国際常識的な国家主権不可侵論を無視しているのは事実だが、それは『多極化』論によるものでも昔の『制限主権』論の単なる焼き直しでもなく、帝国以来の現ロシア連邦とウクライナとの一体的な関係と、その両者が偶然の悪戯によってたまたま「2つの国」に別れてしまったことについての彼独特の歴史意識に根差すもので、遠くから見ている我々がただの形式論に囚われてどうだこうだ言うべき次元を超えたことである。

これも正しい。

八月一日(火)
冷戦が終わった(中略)ことを文明論的に理解していたゴルバチョフ大統領は、当然のこととして、東側でソ連が盟主とし君臨してきたワルシャワ条約機構を直ちに解体した。ところが相手側のブッシュ父大統領にはその文明論的な理解がなく、「冷戦という名の第3次世界大戦で米国は勝利し、これからは誰憚ることもない『唯一超大国』として自由気ままに振る舞うことができる」と錯覚し、NATOを解体しなかったばかりか、その目的を欧州の西方からの脅威に共同対処するよう再設定し(域外化)、加えて旧ソ連の勢力圏下にあった旧東欧やソ連邦傘下の国々を引き摺り込むようにして順次加盟させた(東方拡大)。

NATOを解体すれば、冷戦は終結する筈だった。

八月二日(水)
冷戦が終わったことで、(中略)今度こそ本当に多極化世界を実現しようと決意するのでなければいけなかったが、それを妨げたのは米国だった。つまり、冷戦が終わって客観的にはすでに多極化社会への転換が始まっていた世界に、無理矢理に一極化のエゴを押し付けようとした。その行き着く先が2014年のウクライナ「マイダン革命」であり、それに続く「ウクライナ戦争」であったという意味で、まさにウクライナにおいて米国の誤った一極主義と、ロシアや中国も支持する多極主義がぶつかっていて、その原理的正当性は露中の側にあるということである。そのことと、国際常識論としてロシアの国境を超えた軍事攻撃がまごうことなき「侵略」であることとは論理的に関係がない。

これも同感である。

八月五日(土)
高野さんは、毎日新聞「発言」欄に戻り
岩下は、そのフォーラムに出席したジェフリー・サックス教授やマブバニ大使だけでなく、同様の対米批判を繰り広げるブルース・カミングス米シカゴ大学教授や、過激派言語学者のノーム・チョムスキー米MIT名誉教授の名も挙げて、(中略)「要は、世界にいつもしゃしゃり出る米国が悪い」という主張を嘲笑しているかに見える。ということは、米国がウクライナはじめあちこちにしゃしゃり出て、昨今は台湾海峡に有事を引き起こしてそこでも台湾や日本にしこたま高額兵器を大量に売り込もうとしていることは「悪くない」という考えなのだろう。

高野さんは続いて
しかし、中国研究者の遠藤誉の近著『習近平が狙う「米一極から多極化へ」/台湾有事を作り出すのはCIAだ』(ビジネス社、23年7月刊)が「驚くべきことに、第2次大戦後に世界で起きた戦争や内紛のほとんどは、1983年まではCIAが起こし、1983年以降は〔第2のCIAと言われる〕NED(全米民主主義基金)が起こしていることを発見した」

そして
特にブッシュ子政権になってネオコン一味がホワイトハウス中枢に巣食うようになり、14年ウクライナのマイダン革命はじめカラー革命を仕掛けてきたことは、本誌も早くから報じてきたので古い読者の記憶には残っていることと思うが、遠藤はNEDの活動をHP上で公開されている情報から辿ってその会計報告の内容を細部に至るまで見極めるという調査取材を徹底的に行って同書にそれを公開した。遠藤が作成した(中略)3つの表を見ただけでも、「世界にいつもしゃしゃり出る米国」が全世界にとってどれほどの害悪であるかは一目瞭然だと私は思う。

そして最後に
岩下の方がよほど知識人としての「底の浅さ」を見せているのではないだろうか。

岩下が教授に居座る北海道大学と、発言を載せた毎日新聞には驚く。
冷戦が終結の後 旧保守と旧革新が劣化して 拝米及びリベラルに 共に社会を破壊する有害思想日本を破壊

反歌  アメリカの工作まづは自民党次にマスコミ次に大学(終)

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