地元の話題

二千三十五(うた)地元の話題(銚子丸、敷地分割、浦和電車区)
壬寅(西洋野蛮歴2023)年
六月二十九日(木)
国道十七号沿ひにある銚子丸が閉店した。前を通ると囲ひがしてある。よく見ると、横の壁を一部壊してゐる。インターネットで調べると、銚子丸のホームページに、次のお知らせがあった。
すし銚子丸南浦和店閉店のお知らせ
2023/05/19
(前略)この度すし銚子丸南浦和店は、諸般の事情により、
2023年6月15日(木)をもって閉店させていただきます。
2008年7月のオープン以来、南浦和店をご愛顧くださったお客様に
心から御礼申し上げるとともに、(以下略)
■南浦和店近隣店舗
・北浦和店　さいたま市中央区新中里5-4-11
・浦和木崎店　さいたま市浦和区木崎2-1-20
・川口店　川口市朝日2-26-13
北浦和店は、元の与野市だ。直線距離だと与野駅のほうが近い。国道十七号は北浦和で駅近くに彎曲するため、北浦和だと一本、与野駅だと駅前通りから国道に左折しなくてはならない。浦和木崎店は線路の反対側で、直線距離は与野駅が近い。歩くと北浦和から２１分、与野駅から２２分。川口店は地下鉄南北線に乗り入れる線(名称は不明)の南鳩ヶ谷駅近く。三店とも近隣店舗と云ふより遠方店舗だ。
開店から１５年。小生が結婚し鶴見に引っ越したのが３０年前だから、その半分だ。確かに引っ越したときは無かったが、店の有る記憶のほうが多いのは、年数が原因だ。
銚子丸　妻は贔屓に　小生はさほど好きではない理由　妻は寿司種　小生はご飯着目　機械握りか
反歌　大晦日冷蔵ものか冷凍か機械握りか理由は不明
反歌　車にて店で美味しく妻や子とあれはどの店銚子かはまか
家からある程度離れた記憶があり銚子丸ではない気もするが、はま寿司は三年前に華屋与兵衛の跡地に出来たので、違ふ気もする。ほかにも閉店した店があったか不明だ。あのときは美味しかった。

七月二日(日)
銚子丸の裏側３０ｍ程の所に、分割工事中の宅地がある。新設した水道メータの位置から、四区画に分けるやうだ。元は一軒だったから、不動産屋はずいぶん儲けたな、かどうかは不明だ。
本日は新たな驚きがあった。銚子丸の浦和木崎店が七月三十一日で閉店になると発表された。この店は行ったことがないから、閉店自体は驚きではない。少し前に近隣店舗として紹介されたのに、もう閉じることが驚きだ。
一軒の広い敷地は分割し数軒分の土地になる　業績悪い会社では店を次々閉店させる
反歌　世の中の変動により分割や開店閉店資源が無駄に

七月三日(月)
閉店した銚子丸は、あっと云ふ間に解体されさうだ。プレハブだった。それを来店者に気付かせないで十五年間営業を続けたのだから大したものだ。尤も小生は、予約した品物を受け取りに妻と行っただけだが。

七月八日(土)
大きな家と店舗が解体され、六つに分割され建て売り住宅を建設中だ。本日足場が撤去され、外観が現れた。こことは別に、一軒を二つに分割し家が二つ並ぶところが二ヶ所ある。売り出して半年ほどするが、まだ買ひ手は決まらない。
一ヶ所を四つに分割工事中のところもあり、国道を超えると八つくらいに分割造成中のところがある。そのずっと南では駐車場を閉鎖して十二ヶ所に分割を始めるところがある。今はロープを張り、そこに面したごみ出し場二ヶ所が廃止される貼り紙があった。
三年前辺りから、土地の分割造成が目立つやうになった。土地の値段が上がり出したのか、世代交代か。
広い家空き地駐車場分割し　小さな土地が増えてゆく　三階建てで駐車場車二台が今の相場に
反歌　庭と木に生け垣草が消えてゆく虫や鳥には棲みにくい世に
反歌　かつて夏見沼の支流牛蛙夜鳴き流水止まり棲まずに
二つ目の反歌は、密度の濃い歌に挑戦した。

七月十一日(火)
六月二十四日に、浦和電車区(国鉄時代の名称。その後何回か改称されたが、民間会社のことなので不明)の検査庫横に、先頭と最終を除いた八両が留置された。そして今朝、八両が移動した。運転台の有る二両を切り離して、臨時修繕庫で改造したのだらう。
浦和電車区南端の線路(東北貨物、東北、京浜東北)西側には、今は公団住宅が立ち並ぶ。かつては日本車両蕨工場だった。蕨駅からの引き込み線の下を、見沼代用水の分水がかつては流れた。浦和電車区の下も、ガード下に分水路が流れる。と云ふことで、この辺りも(見沼代用水と地元の話題)の範囲内であった。

七月十四日(金)
今朝は、検査庫横に先頭と最後尾の二両の抜けた八両が再びゐた。前回とは異なる編成であらう。順番に、すべての編成の運転台を改良するのかも知れない。

本日は、地元ネタがもう一つある。生協店の後に出来た五棟がまだ売れないと、妻が二ヶ月くらい前に云った。小生も帰宅時に歩いてみたが分からない。たまたま別の検索でこの物件が出て来たので、本日昼食後に自転車で見に行った。なるほどまだ売れない。インターネットでは「値下がり」とあり5280万円から5900万円。元は広い一軒家と庭だったから、五棟は詰めすぎかとも思へるし、価格帯を考へると五棟なのかなとも思ふ。
本日自転車に乗ったのは、猛暑が一段落した。
梅雨明けを待たずの猛暑　本日は一段落で昼休み　自転車に乗る余裕生まれる
反歌　パソコンで造成前を見てみると家は木戸あり草木過密に
反歌　造成前航空写真も見てみると周りは小さく家立ち並ぶ
反歌　分割で周囲と合ひた大きさに主無き家一つ消え去る

七月二十八日(金)
インターネットで「ワンマン化改造工事３編成」「機器更新工事３編成」の書き込みを見つけた。ワンマン化と機器更新を、同時に行ふのか別の編成に行ふのか不明だが、浦和電車区で見る限り先頭と最後尾の車両だけを切り離して二十日間掛けたので、ワンマン化改造工事だけを行ったらしい。(終)

追記八月五日(土)
検修庫横の留置線は、今朝車窓から見たら十両編成になった。前後の二両の改造が終はったやうだ。

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