千九百四十五(うた)(モリカケ柳河桜藪黒トリー敗カルト債、二百四十四) 不公平、依怙贔屓を許すな
壬寅(西洋野蛮歴2023)年
二月十八日(土)
日刊ゲンダイのホームページに
岸信千世氏「世襲」猛アピール(中略) 家系図大炎上→削除→HP閲覧不能のお粗末

が載った。
岸信夫前防衛相(括弧内略)の辞職に伴い、4月の補欠選挙に立候補を表明した岸氏の長男・信千世氏(31)が大炎上している。
公式HPに大物政治家一家出身であることを猛アピールする「家系図」を載せて批判を受け、さらに、13日昼過ぎ、急に家系図を削除。

これでは国内の笑ひ物だ。
信千世氏のHPには12日時点で、プロフィル欄に自らの経歴とともに“お歴々”が連なる家系図が掲載されていた。父である「岸信夫」の他、伯父にあたる「安倍晋三」や曽祖父の「岸信介」、さらに曽祖叔父の「佐藤栄作」らの名があった。

これだけでも候補者失格だが、
「政策」の項目には〈夢あふれる町づくり〉といった通り一遍の文言しか並べられていないため、ツイッターでは〈「世襲」以外何もないのか〉と批判が続出。

世襲以外何もない。実のオジである安倍晋三の起こしたモリカケ柳河桜藪黒トリー敗カルト債を恥じる良心もない。岸信介の、東條英機に次ぐ敗戦責任を恥じる良識もない。
不公平依怙贔屓には お友だち優遇のほか世襲制 ましてや岸は東條に次ぐ敗戦の責任がある

(反歌) 世襲制民主主義とは不整合日本劣化の一番理由

二月十九日(日)
ツイッターでは一時、〈家系図アピール〉〈岸信千世氏〉といった関連ワードがトレンド入り。これに大慌てしたのか、信千世氏側は家系図を削除。その後、HPそのものが閲覧不能になってしまったのだ。

次のページには
岸田首相の長男・翔太郎秘書官とは「飲み仲間」

の小題があり
信千世氏は2014年3月に慶大商学部卒業後、フジテレビに入社。社会部記者などを経て、20年11月、父・信夫防衛相の大臣秘書官に就任した。(中略)「フジの社会部時代はあまりパッとしなかったようですが、大臣秘書官就任以降は宴席でも日本の防衛について語るなど、真面目な一面が見えるようになった。(中略)ちなみに、何かとお騒がせな岸田首相の長男・翔太郎首相秘書官とは同じ慶大出身で、お互いに1991年生まれ。学生時代から『飲み仲間』だそう。(以下略)」(永田町関係者)

まづ、世襲で議員や大臣の椅子が見えれば、誰だって張り切る。そもそも語るだけなら苦労は要らない。防衛問題は、戦争が終はってみないと正しかったかどうかは分からない。つまり信千世が防衛問題を語っても、世の中の役に立たない。
トラブル続きの翔太郎氏に続く「長男」問題噴出とは……。国会議員の世襲が世間で問題視される中“世襲自慢”するなんて、随分と時代錯誤だ。世間の感覚とは完全にズレまくっている。

東條英機の孫娘が、平成十九(二〇〇七)年の参議院選挙に東京選挙区から立候補し、得票率1%で供託金は没収された。東條に次ぐ敗戦責任岸信介の曾孫はどうなるか。野党は、選挙戦で敗戦責任を追及すべきだ。家系図を載せた以上、責任を取らせるべきだ。

二月二十日(月)
週刊女性のホームページにも
安倍元首相の甥・岸信千世氏、“家系図アピール”の次は「フジテレビにコネ入社」呼ばわりで炎上

が載った。
今回の出馬を受け、フジテレビ時代の動画もSNS上で拡散されることに。
政界進出を危険視する意見
それは過去に京急線とトラック衝突事故の中継を担当した際に、ディレクターに「大きい声で」と諭され「はい……」と不安げな表情を浮かべ、いざ中継を求められると言葉に詰まったり何度も噛んでしまったときの映像だ。炎上の経緯もあってか“コネ入社”なのではとの声が相次いだ。

記事は最後に
現在岸信千世公式サイトはメンテナンス中となっている(2月14日現在)。本人の能力に関係なく、親から地盤を引き継ぐことで延々と世襲議員が誕生し続ける現状に一石を投じることになったようだ。
騒動を受けても彼が当選するのか否か……山口2区の有権者の出す答えやいかに。

と同時に、野党の力量も問はれてゐる。信千世が当選するやうなら、立民党は解党すべきだ。

二月二十一日(火)
SAKISIRUのホームページに
山口県は北朝鮮か?岸信千世氏のHP「家系図」炎上、問われる世襲政治

が載った。
ツイッターでは
自ら「親(と先祖)の七光り」をアピールするという痛々しさ
自分の実力で堂々とたたかえよ。昔の殿様じゃあるまいし
家系図とか、どこの北朝鮮王朝だよ?
などとツッコミが続出した。 当然、安倍政権をかつて猛批判してきた「アベガー」の人たちにも“燃料”を投下する形に。タレントのラサール石井氏も「普通の感覚があれば、こんなこと、恥ずかしくて出来ない。むしろ、家系ではなく私自身を見てください、と思うのが普通。この感覚では庶民のための政治はできない。と私は思います」などとツイート。これがスポーツ紙のネットニュースに取り上げられて炎上が拡大した。
また、フォロワー数が約150万の炎上ツイッタラー、滝沢ガレソ氏に至っては、信千世氏のフジテレビ記者時代のたどたどしい現場リポートの動画を貼り付け、ネット民の失笑の渦を広げる格好に。

小生も早速、動画を見た。テレビ局の人間とは思へないたどたどしさに驚いた。あれでは中学生の学芸会だ。信千世に勝つには、家系図に載せた岸信介の敗戦責任を問ふ。これ以外にない。立民党がんばれ。自民党もがんばる(←昭和四十年頃に流行した自民党のテレビCM)。

二月二十二日(水)
カケカル萩生田に復活の方法がある。反カケカルトになることだ。加計については、本来の特区に戻し免許を四国(または県内、市内)限定にする。カルトについては、国内で禁止する。
これくらいできないやうでは、萩生田に未来はない。

二月二十三日(木)
十八日と十九日に、第一回の愛玩動物看護士の国家試験が行はれた。国家資格が出来ることで待遇改善につながることを期待する記事がある一方で、待遇改善を疑問視する声もあった。
待遇改善には、獣医師の業務の一部を委譲することで獣医師数を減らせば可能だ。それには特区でありながら、全国区と同一のふりをする獣医学部を、四国(または県内、市内)限定にすることで可能だ。愛玩動物看護士の待遇改善は、萩生田カケカルトの活躍に掛かる。

二月二十四日(金)
岸信千世が家系図を載せたことについて、朝日新聞ホームページに
「一族に政治家がたくさんいた」 岸信千世氏が家系図の掲載を説明

が載った。
野党などから世襲批判が上がるなか、13日午後にHPは「メンテナンス中」として閲覧できなくなった。
信千世氏は「HP自体に不具合が見つかったのでいったん停止している」と説明し、家系図への批判とは「全く関係ない」と述べた。

深く考へず載せました、と陳謝すればよいのに、HP自体に不具合が見つかった、家系図問題とは全く関係ない、は嘘がひどすぎる。まるでモリカケ柳河桜藪黒トリー敗カルト債問題の安倍と同じだ。血は争へない。良識とは争ふ連中だが。
家系図を掲載した理由については「一族の中に政治家を務めた方がたくさんいたことは事実で、それを表記するということだった。家系図について世襲批判を含めていろんなご意見があることは承知している。今後のHPの形はしっかり考えたい」と答えた。

また嘘をついた。「家系図について世襲批判を含めていろんなご意見があることは承知している」ではなく「承知した」または「今後承知するやうにしたい」と云はなくてはいけなかった。

二月二十五日(土)
TBSのホームページに
「国のために一生懸命働いて参りたい」衆議院山口2区補選に岸信千世氏(31) 自民山口県連 公認候補として推薦 岸信夫元防衛大臣の長男

が載った。さう思ふのなら、立候補を取りやめて、一国民として働くべきだ。そして実績ができたら立候補すればよい。
週刊文春のホームページには
「政治家以外にはなれそうもない人」が親の後を継いで政治家に…どうして日本人は“世襲議員”を選ぶのか

が載った。週刊文春2月9日号の記事だ。
先頃、安倍晋三元総理の実弟にあたる岸信夫元防衛大臣が議員辞職を表明する際、「このあたりで信千世(長男)に譲りたい」と述べて、さすがに批判を浴びた。選挙区は領地ではないし、国会議員とは公職であろう。地元で愛される小さな商店を息子に継がせる、といった類の話ではないのだ。

そのとほりだ。東條に次ぐ敗戦責任と、カルト日本呼び込みの岸信介に始まり、とんでもない一族だ。

二月二十六日(日)
「岸信千世」で検索したところ、東京新聞のホームページに
旧統一教会と岸一族と北朝鮮 この奇妙な三角関係をどう考えるべきか

が出て来た。昨年七月の記事だ。
文氏訪朝時に教団系の日刊紙「世界日報」記者だった元信者で、金沢大の仲正昌樹教授(思想史)は「文氏には祖国統一の理念があった。教会としても、訪朝目的は北朝鮮が共産主義を克服するために指導者に働きかけ、悔い改めさせるとの理屈が成り立つ」と語る。

そして
岸一族、特に首相時代の安倍氏は、北朝鮮と教団のつながりをどう捉えていたのだろうか。先の仲正氏は「教会は北朝鮮にいろいろなパイプがある。拉致や安全保障を巡る問題を抱えていた安倍氏らは北の情報を得るため、同国と教会との関係は黙認したのだろう」と推し量る。

記事は後半で
「教団は植民地支配への恨みを解くとして、日本で献金を募った。保守の政治家と相いれないのに、多くの自民保守系議員に教団側の息がかかっている。人手や票など、目先の利益を求めたのだろう」。英軍事専門誌の元東京特派員で、国際ジャーナリストの高橋浩祐氏はそう語る。
29日の岸氏の会見に出席し、教団との関係を改めてただした高橋氏は「終始歯切れが悪い。岸一族に脈々と続くつながりが深過ぎて、手を切れないんだと感じた」と振り返る。

岸氏とは、昨年の七月は防衛相だった岸信千世の父親だ。(終)

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