千八百九十八(うた)(モリカケ柳河桜藪黒トリー敗カルト債、二百三十七) 1.人類史上最悪の戦争悪魔を生んだ遠因、2.萩生田問題
壬寅(西洋野蛮歴2022)年
十二月十六日(金)
人類史上最悪の戦争悪魔トルーマンとマッカーサーを生んだ遠因は、敗戦だ。そして、敗戦責任は一番に東條、二番に岸であることは、これまで再三指摘してきた。つまり、戦争悪魔の遠因は東條、岸にある。
トルーマンマッカーサーは戦争悪魔 原爆は人類史上最悪兵器

原爆より水爆のほうが破壊力が大きい。しかし使はれたことはない。

十二月十七日(土)
戦争悪魔の遠因である岸が、カルトを日本に呼び込み、岸の孫が大々的に応援し、孫の取り巻きどもはカルトのおかげで当選してきた。そして三日前にも引用したやうに日刊ゲンダイのホームページによると
旧統一教会が北朝鮮に流した巨額マネーがミサイル開発資金に? 救済法案成立でも疑念消えず

記事は結論として
岸田政権が北のミサイル危機などを理由に防衛費倍増や敵基地攻撃能力の保有に突き進んでいるのは、マッチポンプみたいなものだ。

(ここにあった十八日から二十四日までを「安倍、葛西、野田」((モリカケ柳河桜藪黒トリー敗カル、二百三十八)へ)として独立させた)

十二月二十四日(土)
アメリカは日米安保条約に基づいて日本に駐留するし、日本は基地を提供する。それだけのことだ。もし日本の防衛費が、アメリカの戦争を助けるものになるのなら、これは拒否すべきだ。それでは、日本の自衛隊がアメリカの下請けになってしまふ。
日本の下請け企業を見よう。利益は発注側に、職業病(IT業界はうつ病や自律神経失調症が多発する)や労災(工場や配達業は多い)は下請けだ。退職率が高いのも下請けだ。
これと同じで、利益はアメリカに、死傷者と費用は日本に、となることは拒否しよう。アメリカは人類史上最悪の戦争悪魔を出した国だ。むろんその遠因は、東條英機と岸信介にある。

十二月二十六日(月)
萩生田カケカルトがまたやらかした。日刊ゲンダイのホームページに
自民・萩生田氏の防衛費増額「国民に信を問う」発言に《あなたが議員辞職を》とブーメラン!

が載った。
《どの口が》、《国民をなめているのか》、《いつものポーズでしょ》……SNSでは冷めた見方が少ないようだ。25日に放送されたフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」で、自民党の萩生田光一政調会長(59)が、防衛費増税をめぐり、「もし増税を決めるのであれば、国民に信を問う」などと発言したことに対してだ。
(中略)
岸田首相が掲げた「防衛大増税」に反発の声が上がった自民党内で、最も大騒ぎしていたのが萩生田氏だった(中略)「(増税話を)統一地方選前に出すのは大きなマイナス」「国債の選択肢も排除しない」(中略)いざ議論が始まると、あっという間に党内議論は増税容認の方向で決着。

そもそもカケカル萩生田には、未解決の問題が山積みだ。
萩生田氏といえば、旧統一教会と"親密"な議員の筆頭格。参議院選挙期間には、初当選した元おニャン子クラブのメンバー・生稲晃子氏(54)を伴って、教団関連施設を訪ねていたことなどが問題視された。(中略)そのため《「国民の判断」を求めるため、一度議員を辞職すべきだろう。話はそれからだ》、《統一教会とズブズブの人間が国政を、国防を語るな》、《萩生田氏自身が多数の国民から辞職して欲しいと思われているってことに気づいてないみたいですね》などの“痛烈ブーメラン”ツイートも相次いでいる。

萩生田は、岸政権転覆を狙ってゐるのだから、岸田さんは萩生田統一を解任したほうがいい。それだけで支持率は回復する。

十二月二十七日(火)
悪い人間は悪い人間を誉める。悪いことに気付かないからだ。葛西は山縣有朋を誉めた。安倍が葛西を誉めた。そして、カケカル萩生田は都議会のドンを誉めた。産経新聞のホームページに
自民・萩生田氏「いい意味でドン」内田茂元都議死去

が載った。
「寂しい思いでいっぱいだ。私が都議のときは仰ぎ見る存在だった。国政転身後は後見人として政治活動を支えていただいた、おやじのような存在だった」と述べた。

ドンには悪い意味しかない。だから小池さんは都知事選に圧勝した。ドンの娘婿(内田直之。内田姓なので息子扱ひか)は都議選で落選した。
次はドンを「おやじのような存在」と呼ぶ萩生田が、ドーンと落選する番か。

十二月二十八日(水)
去年三月の朝日新聞ホームページには
「独裁」か「党人」か 「晩節汚した」東京都議会のドン

が載ってゐた。前文は
 「東京都議会のドン」と呼ばれた内田茂・前自民党都連幹事長(82)が、窮地に立たされている。1月にあった千代田区長選で党推薦の候補を応援しなかったことで、党内で処分が検討されているのだ。「独裁」との批判が絶えなかった一方、党人としての評価が高かった内田氏。党関係者が「晩節を汚した」と口をそろえる半生とは――。

本文では
登庁日数が少なかった石原慎太郎知事に代わって、副知事の浜渦武生氏が権力を握っていた。(中略)その浜渦氏に、都議会での「やらせ質問」疑惑が浮上。浜渦氏は否定したが、百条委員会での内田氏の証言によって浜渦氏の発言が偽証と認定され、浜渦氏は副知事辞任に追いこまれた。
さらに、この年にあった都議選で党本部とのパイプを築いたとされ、同年に都連幹事長に都議として初めて就任した。15年に内田氏の妻が亡くなった際には、現役首相の安倍晋三氏が葬儀委員長を務めた。
落選時代も含めて、11年間にわたって都連幹事長の座に居続けた内田氏。都知事にも劣らない権力を持っていたとされる都議会のドンを生み出した背景には、都庁内で確立した異例の慣習もあった。

この先『落選後も続く「内田詣で」』の章は有料会員専用なので読めないが、ここまででもどれだけ権力を持ったかが分かる。安倍も同じだが、権力を持つとお友だち依怙贔屓や公私混同など堕落する。

十二月二十九日(木)
岸田が、復興相と総務大臣政務官を更迭した。しかし危機は続く。これは当然だ。カルトと一番近い萩生田を自民党三役にしておくことが問題だ。それなのに五番目か十番目くらいを更迭してお茶を濁す。これでは人気が回復しない。
五番目か十番目など国民は無視する 早く一番を更迭せねば支持率は元に戻らずいよいよ駄目か

(反歌) カケカルをカケカルトこそ更迭をせねばならないすぐ統一を

十二月三十日(金)
クーリエジャパンのホームページに
日本は大戦中「戦争捕虜」を一貫して虐待していたのか? 米国人歴史家が定説を覆す

が載った。中身は読む時間が無い(本日迄勤務なので)が、この題で思ふことがある。敗戦側は、自分たちが無事逃げられるか分からないし、食料さへない。捕虜がきちんと扱はれないのは当然だ。戦勝側が、捕虜交換など気を利かせるべきだ。
つまり捕虜虐待は、戦勝側が敗戦側を批判する宣伝工作だ。とは云へ、捕虜虐待だと云はれ続けるのは、敗戦が原因だ。東条英機と岸信介の責任は重大だ。

十二月三十一日(土)
萩生田を更迭できない理由が、カルトと関係は深いが政権を支へる屋台骨だと云ふのなら、まだ理由は分かる。尤も国民からは理解されないが。ところが萩生田は、政権を転覆させようと妨害ばかりを繰返す。国民から、岸田が見放された理由はこれだ。
マスコミも同じことを云ひ始めた。東洋経済に
萩生田氏を交代できない岸田首相「弱腰人事」の訳
復興相と総務政務官の交代のみ、政権は機能不全

が載った。政治ジャーナリスト青山和弘さんの筆だ。
「萩生田さんが政調会長でいるかぎり、岸田首相はやりたいことはできないね」
年末年始の内閣改造がささやかれる中、ある自民党幹部はこう語った。(中略)しかし、岸田首相は結局、内閣改造・党役員人事には踏み込まず、秋葉賢也復興相と杉田水脈総務大臣政務官の交代にとどめた。これにより岸田政権は内部に火種を抱えたまま、2023年1月下旬の通常国会を迎えることになる。

反乱を攻撃せずに 秋の葉や杉の田圃を焼き討ちに あの軍隊はまるきしだ(岸田)めか

(反歌) 秋の葉の如くに落ちた賢からず也 常緑の杉も田に落ちみを(水脈)が切れたか
そして
とくに12月に入って浮き彫りになったのが、岸田官邸と自民党保守派との対立の根深さだ。
岸田首相が示した法人税などの増税方針に対して、安倍派の中堅若手議員から「内閣不信任案に値する」などの強い反発が巻き起こった。また保守派の代表格・高市早苗経済安保相が(中略)公然と異を唱えたほか、安倍派の閣僚や党幹部からも異論が出て、自民党は学級崩壊さながらの様相となった。



西暦元日後一月一日(日)(2023.1.1)
さらに萩生田氏の発言が官邸を驚愕させる。25日のフジテレビの番組で、岸田首相が増税を決めたら、実施する前に「国民に判断いただく必要が当然ある」と語ったのだ。
(中略)
「解散のタイミングについて、党3役の1人が勝手なことを言うなんて常軌を逸している。首相になったつもりか」
萩生田氏は10月、旧統一教会問題で更迭された山際大志郎・前経済再生相を独断で党コロナ対策本部長に抜擢して岸田首相の不興を買った。それに加え、増税論議で保守派の抑え役に回らなかったこと、さらには今回の解散発言を合わせ、「3アウトだ」と語る自民党幹部もいる。

安倍派は、モリカケ柳河桜藪黒トリー敗カルト債で11アウトだ。安倍派の人たちは、早く脱退の準備をしたほうがいい。

一月二日(月)
しかし、岸田首相は萩生田政調会長や高市経済安保相の交代には踏み切らなかった。また官房長官や首相秘書官などのチーム岸田にも手を入れなかった。この判断について岸田派幹部が内情を吐露する。
「今、ガタガタすると傷口が広がってしまう。それに安倍派を敵に回すと、二階俊博前幹事長や菅義偉前首相と『とりあえず岸田を変えよう』と結託される可能性がある。今は我慢するしかない。岸田派は何といっても第4派閥なんだ」

これは逆だ。反岸田勢力が現れれば、それを国民の敵とすることで支持率が激増する。小泉純一郎が使った方法だ。まづ萩生田を切る。反岸田勢力が出て来たら、それを国民の敵とする。

一月三日(火)
「それ(増税)までには選挙があると思います」
(中略)ある閣僚経験者はこうつぶやいた。
「岸田首相が増税を次の選挙の争点にすると約束したようなものだ。岸田下ろしが起きるきっかけを作ってしまった」

心配は要らない。萩生田を切る。反岸田勢力が出て来たら、それと暫くやりあった後に解散する。これで岸田支持勢力は圧勝だ。(終)

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