千八百五十四(うた)行動日記(食堂居間台所が明るくなった、千石本町と巣鴨大鳥、物干しの日向ぼっこ)
壬寅(西洋野蛮歴2022)年
十月二十日(木)
我が家が引っ越したときは、十二帖ほどの食堂居間台所(いはゆるLDK)の照明は100Wのボール型電球だった。その後、ボール型から電球型に変はることはあっても、100Wは踏襲された。
私が結婚し鶴見に引っ越して、十年ほど経過した頃だらうか、実家の電球が東芝の電球型蛍光ランプになった。消費電力21W、器具光束1370lm、定格寿命6000時間、器具には昼光色とあるがインターネットで調べると3波長形昼光色、器具光束1370lm。
今の100W相応のLEDが1520lmだから、1370/1520=90W相応。1割暗い上に、点けたときは更に暗く徐々に90W相応になる。更に昼光色と名乗るものの、色白で食事が不味く見える。一旦点けた後に切って再び点けると、更に暗いところから出発する。昔の水銀灯と似る。
この蛍光ランプが幸か不幸か、数日前に切れた。LED100W相応(330円)を購入した。家の中が明るくなった。慣れるまで、まぶしいくらいだった。

十月二十一日(金)
月曜の第二回千石勤務で、昼食はラーメン店でチャーハンと餃子を持ち帰りで買った。単品合計千百円のところ、ランチ割引か持ち帰り割引き(とおもてに書いてあるがセット割引)で九百円。第一回目は「ままや」の弁当+単品で三百五十円だが、割高感は無かった。チャーハンも餃子も美味しいし量がある。
野菜がないことが欠点か。この店は、昔で云ふ中華料理店で珍々亭など名乗った。今はラーメン店と名乗る上に、店名が和風だ。街中の食堂は貴重なので、一回は食べようと最初から思った。
食事後に時間があったので、路地を散策した。区立林小学校の前で、旧駒込林町がこんなところまで、と思ったが別の林町だった。少し先の路地に、食道や店舗がわずかに残る。元は繁盛する商店街だったのだらう。
千石に本町通り商店街ラーメン店でチャーハン餃子


十月二十四日(月)
本日は第三回千石勤務で、昼食は最初、小さな洋食の店に入った。客は誰もゐないのにカウンター席と云はれた。カウンター席が狭いので退出した。普通の広さのカウンター席のときは座るし、狭いときは店を出る。これはここ五年くらい実行してきた。そもそも昼休みを十二時からずらしたから、店内に客は一人もゐない。二重に失礼だ。
しばらく歩くと、店内に弁当を並べた店がある。六百円の弁当を買った。味噌汁五十五円を追加注文したところ、無料でいいと云ふ。次回も来てくださいと云ふので、次回もここで買ふことにした。
帰宅後に地図を調べると、この場所はアジア料理とある。ストリートビューで見ると、総菜屋でお弁当デリバリーを始めました、と云ふ入口と、お惣菜お弁当と書いてあるほかベトナム語が小さく書いてある入口と、ベトナム料理の入口と三つある。外から見る限り、それぞれ経営者が異なるらしい。
ベトナムの惣菜店で弁当を 千石本町商店街続きと思ふも 帰宅後に調べてみれば異なりて 巣鴨大鳥商店街に

(反歌) 住宅と商店街に境界が無いはよいこと実は寂れた
住宅と商店街の境界に気付かないのは良いことだとまづ思った。しかしそれが住宅側ではなく、商店街側が虫食ひ状態のためだと分かった。(続く)

十月二十六日(水)
これまで晴れの日には、母を日向ぼっこさせてきた。ところがデイサービスから帰宅後に日向ぼっこをさせようとしたら、異変が起きた。日が沈み過ぎて、太陽光が来ない。去年までは帰宅時刻が早かったから、冬でも日向ぼっこができた。
このままでは、冬至を挟んで四ヶ月間日向ぼっこができない。そこで二階へ連れて行った。ベランダに椅子を置き、三十分ほど日向ぼっこができた。二階への上り下りは、手すりにつかまらせる上に、私が下側にゐるから大丈夫だ。それでも初めての試みなので、大変だった。
思へば、四年前に私と妻が実家へ引っ越したときは、母が勝手に二階まで上がり下りするので、危ないと注意したものだった。勝手にスーパーやドラッグストアに買ひ物に行くこともあり、途中で転んだら大変なことになる、と注意したものだった。スーパーは国道の先だから、行くならドラッグストアにしろと注意したことさへあった。四年間を振り返ると、かなりの変化だ。
物干しの日向ぼっこは初めてで二階へ行くは二年間ぶり
(終)

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