千八百四十八(うた) 鉄道の短編動画を四つ観た
壬寅(西洋野蛮歴2022)年
十月九日(日)
Youtubeで(1)「【JR東日本】カシオペア推進運転(尾久⇒上野)撮影 第2弾 推進運転操縦」を見つけたので観た。
尾久駅の客車操車場から上野駅まで、カシオペア号の後部に機関車を連結し推進運転(後ろから推して進む)するものを、機関車側から録画したものだ。
連結時のブレーキ試験は、尾久駅の運転係(操車担当)ではなく、客車区が担当した印象を受けた。無線ではなく車内電話を使ったためだ。客車と機関車間に、ブレーキ用の電気を引き通したのかな。
暫くして、前方の運転士との間でもブレーキ試験を行った。これは推進運転用だ。そして尾久駅の着発線を発車した。井堀信号所から上野駅までは上野駅構内の印象があったが、井堀を過ぎると閉塞信号機が三つあり、そのあと上野駅の場内信号機になる。井堀の出発信号機は無かったと思ふ。
上野駅到着の際は、機関車だけでブレーキを掛けて停車寸前に列車全体のブレーキを掛けた。これで、連結器のゴムは伸びた状態になる。
見終はった後に(2)第一弾を探して、これも観た。これは客車の先頭にゐる補助の運転士側の動画だ。発車前に機関車の運転士との打ち合はせで、両数は伝へるが換算(列車全体の重量)には言及しない。カシオペアは固定だから分かってゐるためか。以上で午前十時半だった。
(3)午後十二時五十分からスーツさんの『「10分で終点に到達してしまう寝台特急「カシオペア」に乗る』を観た。上野駅から尾久駅までと、尾久駅から上野駅に戻る。往復で一部屋四万円。二人まで乗れるし高くないと云ふのがスーツさんの感想だった。私も同意見だ。上野駅と田端機関区で職員が多数見送ったことに感心した。
尾久駅に常備の客車 つひに今カシオペアのみ このほかに貨車六両と電車十五両
(反歌)
検索で貨車十八両その多く宇都宮タを常備駅とある
(反歌)
寝台の24系三両が尾久に留置も日々朽ちてゆく
(反歌)
電車での事業用車が四編成二ヶ月前に配置になった
今回の歌は、無理やり作った。宇都宮貨物ターミナル駅は宇都宮(貨タ)または宇都宮(タ)とすべきだが、歌の中で西洋記号は避けた。お召列車用の客車は、品川客車区が無くなったあと尾久の受け持ちで歌も一首作ったが、大井工場内の専用建物にあり尾久駅常備ではないので、削除した。
現在の尾久駅について、分かることをすべて歌にできた、と思ったらまだあった。
尾久駅の北側にある引き上げは 洗浄線と客車区は枕木による車止め 二線がありて組み換への線は繋がるだが錆びついた
(反歌)
事業用電車北行き別の線戻るを一度見たことがある
(ここからは尾久駅の配線図を10月14日に検索で見つけたため、線の名称を詳しく加筆した)北側引き上げへは、客車区1~6とその内側の第一予備1~6の合流した線に車止めがある。洗2~11とその東側の東部入替線のうち、洗10~11と東部入替線は使はないし、これらの合流したあとか或いは11に車止めが見える。それ以外と、第一予備の東側にある組替1~4は引き上げに繋がるが、線路は錆びてゐる。しかし反歌にあるやうに、事業用電車が第一予備か組替で北に行き、洗浄線で戻るのを一回見た。
ここで午後二時からテレビで『日曜ミステリー「事件記者 浦上伸介パート4」』を十五分ほど観たがつまらないので切り、詩吟のYoutubeを観たあと、(4)JR東日本が作製した「鉄道開業150年 記念映像」を観た。JR各社のほか、全国の民営鉄道、市営交通も写真で登場した。
アルピコは、山を背景に走る上高地線と、新島々駅で国鉄気動車準急乗り入れの発車式だった。どちらも「PrtSc」キーでコピーし、ペイントソフトに貼り付けたものを、あとで母に見せた。新島々バスターミナルの屋根にある「円の中に線路を縦に切ったものが昔は松本電鉄のマークだったんだねえ」と云ってもよく判らない様子だった。母が勤めたのは島々にバス乗り場があった時代で、新島々は赤松駅だったから記憶が無いのだらう。
アルピコは山を背に見て田園を走る車両が一番似合ふ 電車もバスも(終)
路面電車、客車、その周辺、六へ
路面電車、客車、その周辺、八へ(気動車の話題だが、客車と同じで新系列を除き、気動車同士の混結が可能なことと、小型自動連結機なので列車の最後尾に連結可能なので、客車に近い)
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