千八百三十八(普通のうた、和語のうた) 行動日記(敬老の祝ひ、炊飯、玉ねぎ、右手の指が腫れた、雇用が零に、母を雨の日に通院)
壬寅(西洋野蛮歴2022)年
九月二十四日(土)
一昨日に、母が通院するデイサービスで敬老のお祝ひがあった。
母帰宅職員が云ふ紅白の饅頭がある何の祝ひか

母は卒寿、もう一人のお婆さんが米寿、別のお爺さんが傘寿だった。賞状もある。母が最高齢とは限らない。丁度これらの年齢に該当しない人もゐるし、来れない人もゐる。しかし上位であることは確かだ。
敬老の祝ひとともに年齢が合ひて二重の喜びとなる


九月二十五日(日)
炊いたご飯が、柔らかすぎることがある。水の僅かな違ひが原因かと数年間思ってきたが、水を入れてから炊き始めるまでの時間だと気付いた。インターネットで調べると、一時間がよいとある。
それ以来、明け方起きて水を入れたり、朝炊くのは避けるやうにしたり、昼や夜に炊くときにタイマーを使はず手動ですヰッチを入れる為に入れ忘れたり、といろいろな事があった。
幾つもの失敗を経て、数日前から朝炊く場合でも昼や夜でも、水に漬けてタイマーを設定するやうにした。柔らかすぎても、健康に影響はない。かへって消化によい。
ご飯炊き朝は家での大切な行事だったが今は電器に
夕飯はおかず作りとご飯炊き今はスーパーレンヂ冷凍


九月二十七日(火)
一昨日は、町内会が敬老該当者にお菓子を配布する。そのことは一ヶ月くらい前から充分判ってゐたのに、当日忘れてしまった。気付いたのは午後三時過ぎで、受付は一時までだった。
夕方、町内会の方が届けてくださった。社会福祉協議会と町内会から頂いたお菓子を、有難く頂いた。本来は催し物があるのだが、コロナ禍で一昨年からこの形式になった。
敬老で 町内会に母を連れ 記念の品を受け取るを 前から予定したものの 忘れ私も敬老間近

(反歌) この長歌冗談単に物忘れ認知症にはまだまだ若い

十月二日(日)
三年ほど前から、玉ねぎをよく食べるやうになった。老化防止に良いと云ふ記事を読んだからだ。最初は一日に、四つに切った一切れくらいだったが、だんだん増えていった。一ヶ月前に、髪の毛が一部薄くなったことに気付いた。妻が云ふには、半年くらい前からだ。そこで玉ねぎを中止してみた。
十八日前に水道漏水騒ぎがあり、少しうつ状態になり、これは法外な値段ではない業者を見つけ回復した。しかし別の不動産でも懸案事項があり、再び少しうつ状態になった。最初の水道騒ぎの直前までは、堀切菖蒲園に行ったり柴又帝釈天に行ったり元気だった。
考へられるのは、気候が寒くなってきたことと、日没が早くなったことと、玉ねぎを中止したことだ。そのため数日前から玉ねぎを再開した。たくさんではなく、ほどほどにした。
玉ねぎは老いを防ぐに良いと云ふみとせ続けて 髪の毛が薄くなりたに気付いては ひとたび止めて雲居なす心もしのに再び食べる

(反歌) 老いの坂ひととせごとに降り続け見上げて見ればかなりの深さ

十月三日(月)
昨日の明け方に、右手の中指がつった。十年くらい前から月に二回くらい起きて、今までは睡眠中に指の筋肉に力を入れたままにしたためだらうと思ってきた。
今回は症状が重い上に、起床しても治らない。今までは、目を覚ませば解消した。結局夜まで治らない上に、腫れた。インターネットで調べるとリューマチかも知れない。七月以降に体がだるくなるのは気候のせいだと思ってきたが、リューマチでもなるらしい。
本日は午後三時まで仕事だった。時間がないにも関はらず帰宅後、整形外科に行った。リウマチではなく、こむら返りと同じものがひどかったので炎症を起こしたとのことだった。飲み薬と塗る薬が処方されたので、炎症は軽くはなかったのであらう。
本日は忙しいのに 帰宅後に整形外科へ行ったのは リウマチならば一日も早く治療が良いと思った

(反歌) 仕事後に整形外科へ行った後買ひ物をして多忙は暮れる

十月六日(木)
仕事は、一社が雇用(非常勤パート)、もう一社が請け負ひで、うまく共存してきた。前者の仕事が多く、後者は日数が少なかった。後者のまったく無かった月(0円)が一回、後者の仕事は無かった(0円)が引き継ぎとマンション情報作成とエリア会出席の手当て(4000円)と交通費のみが一回あった。
ところが今から数ヶ月前に異変が起きた。後者の仕事が大部分で、前者は月二日が二回続いたあと、九月はつひに無くなった。十月も日曜以外はすべて後者で埋まったから、二ヶ月連続は確実だ。
請け負ひの仕事が補助であるはずが補助は全部に誰が予想を


十月八日(土)
母を月に一回、神経内科へ連れて行く。今月は昨日だったが、本降りの雨だった。本日の早朝に、少し指が吊った。起床する時は治ったが、かなり好くなった腫れが少し悪くなった気がする。その理由は、昨日神経内科へ行くときに、傘を二本、かばんを三つ持った。途中で手が疲れたのが原因だらう。
雨のときは、母のかばん二つを一つにまとめる、私はかばんを持って行かない、と云ふ工夫が必要だ。タクシーはデイサービス入口まで来てもらったが、予定より遅かった。電話でも、雨なので、と言ってゐた。帰りは武蔵浦和駅のタクシー乗り場まで歩いた。いつもは二台はゐるのに、一台も止まってゐなかった。来るまでに10分ほど待った。
通院はかばん三つに傘二つタクシー来ずに雨が腫れ呼ぶ
(終)

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