百八十三、欧米猿真似主義は時代遅れだ
売国政治屋前原、を七月三十日に変更



平成二十三年
七月十三日(水)「沖縄訪問」
前原は駄目な政治屋だ。自民党の中谷元らと沖縄を訪問し辺野古への移転を求めた。政治家といふのは国民のことを常に考へるものだ。前原は国民のことを考へずに上昇することしか眼中にない。管直人にそつくりである。政治家とはいへない。議会に寄生する政治屋である。
日米問題は人間同士の内輪の問題だ。辺野古は貴重な大自然だ。人間の都合で海を破壊することは許されない。
時事通信によると国民新党の下地幹郎幹事長は
「民主党も自民党も(県外移設を主張する)自分のところの県連を口説いてから動きなさいと(言いたい)。やっていることが子供じみている」
と批判した。まつたく同感である。前原は首相になりたくてパフォーマンスを始めた。それだけのことだ。沖縄県民のことを完全に忘れてゐる。

七月十六日(土)「偏向世論調査」
さつそく偏向マスコミが飛びついた。時事ドツトコムに次の記事が載つた。

自民・石破氏がトップ維持=前原氏ら上位変わらず‐「次期首相」調査
時事通信が7~10日に実施した世論調査で「次の首相にふさわしい人」を尋ねたところ、自民党の石破茂政調会長が、前回5月調査比0.9ポイント増の10.6%でトップを維持した。2位は枝野幸男官房長官9.6%、3位は前原誠司前外相9.3%で、上位3人は順位を含めて前回と同じ顔触れだった。
全国紙(読売、朝日)と半全国紙(毎日、中日)と偏向全国紙(産経)はまつたくあてにならない。前に時事通信を持ち上げる記事を書いたことがある。あの当時も時事通信は偏向がひどかつたが、全国紙と半全国紙と偏向全国紙よりはましだから期待を込めて誉めた。しかしやはり駄目だつた。
まづ30%だとか40%といふのなら記事の価値もあろう。9%に価値があるか。それも三位なのになぜ二番目に載せるのか。
拝米パフォーマンスのご利益だと前原だけがほくそゑんでゐることであろう。

七月二十一日(金)「第二の菅」
昨日前原は自民、公明との協力関係が代表選の争点になると述べた。それでは菅と変らない。菅は戦前の二大政党が政争を繰り返した結果、軍部が台頭したと述べた。これは逆である。二大政党が同じような政策を取つたため国民に選択の余地がなくなつた。
菅は党内の小沢支持派を切つた。替わりに自民党と組もうとした。しかし国民は参議院選挙で菅政権を大敗させた。前原が同じことをしようとしてゐる。どちらも新自由主義で国民不在の政治屋だから仕方がない。

七月二十四日(日)「選挙公約」
管直人が民主党の選挙公約について国民に対しておわびをしたい、と述べたそうだ。無能で無責任な人間は自分より前職者たちの行為を安直にわびる。管直人はその典型である。
岡田と枝野がさつそく選挙公約の改変を発言した。この二人に加へて前原と仙谷。この四名は極めてよくない。典型的な新自由主義者である。自由と民主主義さへ唱へてゐれば済むと思つてゐる。判りやすく言へば国民のためといふ視点が欠落してゐる。

七月三十日(土)「法務大臣失格江田五月」
江田五月は法務大臣失格である。裁判は検察と弁護側が十分に主張をした上で裁判官が判断をする。それも地裁、高裁、最高裁と三回繰り返したのに江田は死刑を執行しないといふ。法務大臣が法律を無視する。これほど重大な犯罪はない。
管政権に唯一の延命の方法がある。与謝野と江田を切ることだ。これで国民の人気は回復する。岡田と枝野もいつしよに切る。それを予め小沢グループ、鳩山グループと相談すれば党内もまとまる。
江田は「国民の意見もあると同時に世界の流れもある。死刑廃止をしている国がだんだん増えてきていることもあり、国際世界に開かれた日本としてどうしていくべきかしっかり考えたい」と述べた。「国民の意見もあるがマスコミの偏向にかなり影響された」といふのなら判る。世界の流れといふのは欧米が世界に押し付けた結果だ。江田はそんなことも気がつかないのか。図らずも欧米猿真似路線を暴露した。与謝野、江田、岡田、枝野のような欧米猿真似主義はもはや時代遅れである。(完)


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