千八百二十四(うた) 読売の偏向(日本は「ゴミのような存在」「二度もナチス政権支持」…外国公館、物議ツイート続々)
壬寅(西洋野蛮歴2022)年
九月四日(日)
読売新聞のホームページに
日本は「ゴミのような存在」「二度もナチス政権支持」…外国公館、物議ツイート続々

が載った。これは、極めて悪質な偏向記事なのでそれを指摘したい。
<2060年に中国やアメリカから見れば、大きさの点で日本はゴミのような存在になってしまう>

見出しの『日本は「ゴミのような存在」』だけ見れば、誰もが嫌な気分になる。しかし「大きさの点で日本はゴミのような存在」だと、それほどでもない。もちろんこれだって言ひ方がほかにもあり、おそらく自国語を直訳するからかう云ふ表現になったと思ふ。
「二度もナチス政権支持」については、あの当時、世界のほとんどを米英仏蘭が植民地にした。そして大恐慌のときに、自国産業保護のため域内への輸入を禁止したため、植民地を持たない国は大変なことになった。
民主主義の欠点は、経済に余裕があるときにしか機能しないことだ。だから植民地を持たない国は独裁になった。今だって同じだ。国もさうだし企業も同じだ。だから経済が悪くなると石原慎太郎に人気が出るし、企業ではカルロスゴーンみたいなのがゴーンと出て来る。
(1)欧米列強が世界中を植民地にしたことを云はずに、(2)民主主義は経済に余裕があるときにしか働かないことを云はないと、拝米拝西洋になつてしまふ。

九月六日(火)
「二度もナチス政権支持」の二度目とは、ウクライナ政権を支持することだ。この理屈だと、多くの欧米はナチス政権を支持してゐることになってしまふ。「二度もナチス政権支持」と見出しを付けることによって、「日本は欧米と違ってゐるぞ。もっと欧米の真似をしろ」と読者を洗脳したつもりが、欧米は、「ナチス政権」を日本以上に支持してきた。
偏向マスコミならではの、笑ふに笑へない勘違ひになった。
我が国を欧米化するたくらみがニセ保守及びリベラルにあり
(終)

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